小学校受験に親の学歴は関係あるのか?や親の頭の良さや学歴と子どもの学力の関係についてお話します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
小学校受験に親の学歴は関係あるのか?
小学校受験の合否に親の学歴は関係ありません。
もちろん夫婦そろって、OG、OBの方もいらっしゃいますが大学を出ていない方もいます。
それに私自身、学歴なしですが、おぺりちゃんはきちんと小学校受験に合格しています。
ご自身の学歴を気にされる方も多いですが、親の学歴は子どもの合否に関係しないと思います。
親の頭の良さや学歴と子どもの学力の関係
親の頭の良さや学歴と子どもの学力は遺伝しないです。
私は勉強は苦手で今も嫌いです。成績もあまりよくなかったと思います。
でも、おぺりちゃんは小学校受験や全国統一小学生テストの結果☜から見て偏差値的な学力もありますが、そこよりも大事な「学ぶ事の楽しさ」を知っている感じが見ていて分かります。
なぜ、おぺりちゃんは「学ぶ事が好き」に育ったのか?
おぺりちゃんは、いろいろなことに興味関心をもち、特に自分の好きな物事を見つけた時はのめり込む様な勢いで本で調べたり、自分から考えたり、自分で図鑑や解説を書いたりと夢中でやっていることがあります。これが本当に「学ぶ事が好き」なんだなと思う時です。
おぺり母の生い立ち
私の母は絵に描いたような「ザ・教育ママ」でした。私には兄がいて週6の習い事に、自宅では毎日自主学習をしていました。兄は小学校受験に失敗しましたがその後、有名進学校にすすみ大学を卒業。しかし私は全く正反対。勉強が嫌いなまま大人になりました。
怒られて勉強していた
私は、母が怒るのが怖くて毎日いやいや勉強をしていました。出来ない所があると「なんでわからないの」と厳しくしかられ、泣きながら勉強をしていました。
常に兄と比べられていた
兄はとても勉強ができました。私のテストの点が悪いと「お兄ちゃんは100点だったのにあなたはなんでこんな簡単な問題もできないの?」をいつも兄と比較されていました。
褒められなかった
とにかく厳しい母だったので「できて当たり前」褒められることはほとんどありませんでした。
おぺりちゃんの小学校受験の勉強の時に注意していた事
こんな幼少期を過ごした私は「勉強のできない子」の気持ちが痛いほど分かります。おぺりちゃんと小学校受験の勉強をする時に、私が母にされて嫌だったことをおぺりちゃんにしなければ良いんだ!というのが私の答えでした。
怒らない
怒りは何も生みません。むしろ私の怒り1回につき、おぺりちゃんの大事な細胞?脳の?可能性の1つ?!を減らしてしまう。←よくわからないですけど(笑)私は本当にそう思っています。
いつも怒られて育った私は常に母親の顔色を伺っていました。母親の言うとおりに従う。自分では何も考えない。思考が停止してしまうんです。
『怒る』ことで子どもの能力を親、自ら潰す行為です。親であれば子どもの学力などいろいろな能力を伸ばしたい!と願う物。確かに子育てをしているとイラっとする時はたくさんあります。でも怒りはその逆の行為は自分の強い意思で止めなければと思いました。
他の子と比べない
いつも兄と比べられて育った私は、どうせ自分にはできないと思っていました。そのため。何をやってもすぐにあきらめてしまうことがとても多いです。勝手に他の子と自分を比べて焦ったり、やっぱり上手く行かないと泣き出したり。
他の子と比べしまうと子どもが何かにチャレンジしようと思う事もあきらめないという気持ちも奪ってしまいます。なのでおぺりちゃんを他の子と比べる事はしてはいけないと心にきめています。
褒める
褒めてもらえなかったりあなたが大事といった愛情表現もなく育ったため私は常に自分に自信が持てませんでした。
なので、おぺりちゃんは結果ではなく頑張ったところをたくさん褒め、「産まれてきてくれてありがとう」「愛しているよ」と言葉で伝えるようにしています。
教えない
勉強のできる人はできない人の気持ちがわかりません。それに名選手名監督にあらず。自分が出来るからといって教える事が上手とも限りません。
なので、私はおぺりちゃんに何かを教える時はプロの力を借ります。
例えば、私は足がとても遅いです(笑)50mが小学校6年生でも10秒でした。こんな人が教えても絶対早くならないですよね。
そんな時は私はYouTubeでプロの走り方の指導動画をとにかく片っ端から見ました。私は子どものおぺりちゃんにピッタリの動画を探すことをしました。その動画を見つけておぺりちゃんと一緒にやってみたんです。
そう、私がやったことは片っ端からおぺりちゃんにあった動画を選んで一緒に練習をやること。あとは先ほどの怒らない、比べない、褒める!たったそれだけで今、小学校1年生のおぺりちゃんは50mを9秒台で走れます。
足の遅い幼稚園児おぺりちゃん運動会1位までの軌跡☜詳しい記事はこちら
小学校受験も同じです。私は小学校受験の問題集を片っ端から買い中身を比較しました。「小学校受験の問題集を片っ端から買ってみた」☜詳しい記事はこちら
その中からおぺりちゃんにあった問題集を選び、プロの作った「教え方の分かる問題集」☜を使い、一緒にやってみたんです。最初の勉強が楽しく学べた。それがきっかけでどんどんおぺりちゃんは難しい問題集もみるみるうちにできる様になっていきました。
また「教える」はどうしても上から目線になってしまうもの。なので私は教えません。おぺりちゃんと一緒にやる。それは今も変わりません。最近はおぺりちゃんに「ママ、その問題、間違ってるよ。こうやって解いてみて」と本気で教えられています(笑)
まとめ
小学校受験の合否に親の学歴は関係ありません。
また、親の学力と子の学力は遺伝しません。
こんな学歴のない私が小学校受験の勉強でやったことは片っ端からおぺりちゃんにあった教材を選んで一緒に勉強をすること。あとは怒らない、比べない、褒める!たったそれだけでした。
ですが、おぺりちゃんは小学校受験や全国統一小学生テストの結果から見て偏差値的な学力もありますが、
それよりも大事な、いろいろなことに興味関心をもち、特に自分の好きな物事を見つけた時はのめり込む様な勢いで本で調べたり、自分から考えたり、自分で図鑑や解説を書いたりととにかく夢中でやっていること。これが本当に「学ぶ事の楽しさ」を知っているんだなと思う瞬間でした。
ぜひお子様に勉強はつまらいではなく「学ぶ事は楽しいこと」であることを教えてあげたいですね。