小学校受験で重要視される科目のひとつ「行動観察」。
でも、どうやって家庭で練習すればいいの?と悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、行動観察の基本が“本を読むだけで身につく”、小学校受験の行動観察対策にぴったりのおすすめの本を年齢別にご紹介しています。お子さんと一緒に読んだり、寝る前に読み聞かせをすることで、練習の難しい行動観察の対策を自宅で本ですることができます。
おうちでの読み聞かせや親子の会話を通して、思いやり・協調性・ルールを守る心を自然に育てていきましょう。
この記事を書いているのは、小学校受験指導歴9年のおぺりママです。
娘(おぺりちゃん)をほぼ自宅学習で志望校合格に導いた私が、実際に読んで良かった本を厳選してご紹介します。
行動観察対策にぴったり!無料で読める絵本
行動観察の本ってなかなかありませんよね。何か行動観察が勉強できる方法はないかと考えおぺりちゃんのために作ったのがこの本です。素人が作った物なのであまり上手ではありませんが、少しでもお役に立てたら嬉しいです。
『行動観察がぐんぐん上達できる!! 小学校受験合格対策絵本』
第1話「自由遊び編」では、積み木・おままごと・わなげなどの場面を通して、
協力する・譲る・声をかけるといった行動観察の基本が学べます。
第2話『お絵描き編』☜はこちらから
年少さんにおすすめの行動観察本
『きみがいるからおもしろい こんなこいるかな』
やだもん・ぶるる・ぽっけなど個性豊かなキャラクターたちが登場。「みんなちがってみんないい!」お友達の多様性を知り、いろんなお友達がいる事を学べます。違いを受け入れる力を育てるのにぴったり。イラストも可愛く一緒に読むのが楽しくなる1冊です。
『みんなのきもちがわかるかな? おもいやりの絵本』
子どもはどうしても自分優先で周りを気にすることができない事があります。「今の行動で相手はどう感じたかな?」と問いかけながら読むことで、相手の立場に立つ“思いやり”を身につけることができます。お友達や家族『相手の気持ちを考える練習』にぴったり。イラストも分かりやすくとても良かったです。
また、年少さんにおすすめのDVDはこちらです↓
年中さんにおすすめの行動観察本
『先生は教えてくれない! クレヨンしんちゃんの友だちづきあいに大切なこと』
マンガになっているので幼稚園の子でも楽しく読むことができます。友だちと仲良くなるために、友だちに言ってはいけないこと、友達を傷つける言葉など具体的な場面から学ぶ事ができます。行動観察にもつながる内容でとても読みやすかったです。
すみっコぐらしのお友達となかよくする方法
すみっコたちが、「ごめんね」「ありがとう」を伝える大切さを学ぶお話です。かわいいイラストでおぺりちゃんは大好きなすみっコぐらしを通すことで共感しやすく、読みながら自然に思いやりの心が育ちました。
年長さんにおすすめの行動観察本
学校では教えてくれない大切な事~友達関係~
まとめ|“読む行動観察”で思いやりと自信を育てよう
小学校受験の行動観察におすすめの本を紹介しました。
お友達との関わり方や思いやりの気持ちは、受験だけでなく、これからの人生でも大切な力です。
本を通して“相手の気持ち”を考えられる子は、行動観察だけでなくどんな環境でも輝きます。小学校受験の行動観察対策をきっかけに子どもが上手く世の中を渡って行けるようなスキルも身につけるきっかけになっていってほしいと思います。
今日から、おうちで「読む行動観察」を始めてみませんか?
「行動観察」の問題集を徹底比較してみた!←こちらも併せてお読みください!(^^)!
