小学校受験でそもそも何で体操テストがあるの?よく出る運動は?できる様にしておくべきこと、お家で出来る練習は?運動テストの服装は?体操教室に通った方がいいの?といった小学校受験の運動考査対策の疑問にお答えします。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。
おぺりちゃんが家で実際にやっていた運動の練習方法やコツも解説していきます。
なぜ小学校受験に体操テストがあるの?
小学校受験で運動テスト?!運動神経が良い子が合格できるってこと??
一生懸命、運動をやって、二重跳び・跳び箱5段!これでバッチリ!なんて思っていませんか?
でも、体操テストをする理由は高い運動能力を持った子を合格させるためではないんです。実は、小学校受験で一番大切な事を運動テストを通じて見る試験です。
運動テストの内容とは?
運動テストでよく出る種目は大きく分けて4種目あります。1つだけをおこなう場合もありますが、連続していろいろな種目をやる学校もあります。
- 基礎運動(ジャンプ・片足立ち・けんけんぱ・スキップなど)
- 模倣運動(まねっこ。先生の動きや動物のマネ・クマ歩き・ダンス・ラジオ体操など)
- 器械を使った運動(平均台の上を歩く、マットで前転、跳び箱に登って降りるなど)
- 道具を使った運動(なわとび・フラフープ・ボール投げ、ゴム跳び、カラーコーンをタッチしながジグザグ走りなど)
運動テスト問題集・過去問
よしっ!とにかく練習!!と、がむしゃらに運動テストの練習を始める前に、まずは志望校の過去問や運動テストの問題集を買って出題傾向を分析をした方が良いです。内容をよく見て小学校受験の運動テストはどんな出題が多いのかを良く知ってから練習をスタートする事をお勧めします。
運動考査の服装
多くの小学校では行動観察の試験と同じ「動きやすい服装」で運動テストを行う所が多いですが、小学校によって運動テストは体育着に着替えてから行う所もあります。慣れるためにも早めに準備をしておくと良いですね。
お家でやっておくべき運動練習5選
運動テストではあまり難しい運動は出題されません。基本的な運動ができていれば良いのでまずはお家でしっかりと基礎練習をしておきましょう。
1.模倣運動・クマ歩き・あざらし・うさぎ跳び
練習方法
指示行動・模倣運動などの先生のまねをする練習はこの動画を参考にしてやっていました。
動物歩きもたくさんあります。いろいろな動きを知っておくことで動物のまねっこゲームなどにも有利です。動画で一緒に練習してみましょう。
コツ
先生の動きをよく見る事、記憶する事、実際にできる事の3つがコツです。
2.片足立ち・けんけんぱ・スキップ・ギャロップ
練習方法
私も最初はギャロップって何?と思ったのですが馬の「パッカ パッカ」といった走り方の動きです。動画を見ておぺりちゃんと練習してみました。
コツ
リズムよく行う事またジャンプなどの基本動作がコツです。
便利グッズ
目印になるようなけんけんぱのリングがあると初めての子でも分かりやすく楽しく取り組めます。
3.ボール運動 キャッチボール・ドリブル
練習方法
キャッチボールなどぼボールを投げる、キャッチする、的に当てるといった練習をする時にはおぺりちゃんとこの動画をみて練習しました。
ドリブル・ボール足くぐりドリブルの練習はこの動画を見ておぺりちゃんとボールつきの練習をしました。
コツ
ボールに慣れる・力や方向のコントロールがコツです。たくさん遊ぶ事で身に付きます。
小学校受験で使うボールの大きさ・サイズ
ボールの練習では最初は痛くない柔らかい物を使ってボールに慣れるようにしました。
慣れてきたら小学校受験でもよく使われるボールを買って練習しました。↓↓↓
ボールのサイズは0号が1番小さいです。小学校低学年~幼児用のボールは0か1号を使う事が多いので子どもの年齢や手の大きさに合わせてサイズを選びましょう。
4.マット運動・前転
練習方法
前転は最後におしりを付いてしまったり、手を使わないで着地ができるようにしましょう。
おぺりちゃんとこの動画を見ながら練習していました。とても分かりやすいのでお勧めです。また、親の正しい補助の仕方も知らないと首を痛めてしまったりするので見ておいて良かったと感じました。
コツ
・頭のてっぺんではなく頭の後ろをマットにつける・ゆりかごの様に起き上がる・ダンゴムシの様に体を丸める・足で床を蹴る力と回るスピードの4つのコツをつかめるときれいな前転や後転ができます。
小学校受験・運動練習用マット
体操用の折りたたみマットです。
これがあるとマンションでも下の階を気にしなくでも良いです。折りたためるので場所もとりません。前転以外にもおぺりちゃんは室内用の鉄棒☜詳しい記事はこちら の下において転倒防止に使った、また折りたためるので高さがでます。跳び箱の代わりにと他にもいろいろな室内運動に使えます。
5.なわとび・前跳び
練習方法
前跳びは連続で30回くらいは飛べるようになっておくと良いです。
おぺりちゃんが実際に練習した方法はこちらです。
「伊藤家の食卓でやっていたなわとびが上手になる裏技」と同じ方法です。
- 新聞紙を縄跳びに巻いて練習する
- 新聞紙をだんだん短くする
- 新聞紙が無くても飛べるようにする
コツ
腕ではなく手首で縄を回せるようになることが縄跳び上達のコツです。
小学校受験運動テスト用・なわとび
小学校受験でよく使われるのが紐タイプの縄跳びです。一般的なビニール製のものと違って紐が重くて跳びづらいです。試験でどんな縄跳びが出ても大丈夫なよう1つ買って練習しておくと良いです。
とはいえ、初心者には簡単にとべる縄跳びを選んでまずそっちが飛べるようになってから上の縄跳びを練習しましょう。↓初心者向け縄跳びは「ハヤトビプラス」一択
小学校受験 体操教室
小学校受験の運動テスト対策の体操教室もあります。
小学校受験
体操教室 |
小学校受験対策のための体操
スタートライン |
小学校受験体操特別講習
忍者ナイン |
小学校受験体操指導部
ジャック |
公式HP | スタートライン☜ | 忍者ナイン☜ | ジャック☜ |
体操教室はただ通えば安心ではなく、先ほど説明した練習を自宅でしっかり対策した上で通う方が良いと思います。事前に家で練習をしておくことで、子どもが体操教室の授業にしっかりついていけるようになります。また親としても志望校の運動テストの内容を明確に分かったうえで通う方が目標が分かっているのでとても良いです。
おぺりちゃんは小学校受験の体操教室には通ってはいませんでした。本番の雰囲気に慣れるために試験前に理英会の単発OKな行動・運動対策ゼミ☜に1度行きました。そんな使い方をしてみるのもおすすめです!
まとめ
小学校受験の運動テストは基本的な運動能力や体力だけではなく、
指示をよく見聞きし覚えることができるか。
ルールを守れているか。
お友達と仲良くできるか。
諦めないで一生懸命に取り組む姿勢。
と言った小学校受験で重要視されている本質的な部分を見られています。
基礎運動能力と一緒に小学校受験で重要な本質的な部分をしっかりと身につける事がとても大切ですね!
ぜひみなさんもやってみて下さい!(^^)!