おぺりちゃん…小学校受験に向いていないかもと思った事。正直、結構あります(*_*;そんなおぺりちゃんが実際に受験に向いてないかもと思ったエピソードやそんな時どうしたのか。についてお話します。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴7年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
小学校受験に向いてないかも⁉と思った事
幼稚園の授業参観で…
先生の話を聞いていない
つみきを使ったかず(算数)を学ぶ授業でみんなが先生の指示に従って「赤い積み木を5個、青いつみきを2個集めてね~。あわせるといくつになったかな?」といった問題をきちんとやっている最中。ただ一人、おぺりちゃんだけ積み木でめちゃくちゃ高いタワーを作っているではありませんかΣ( ̄ロ ̄lll) (おぺり母 まじ?!何なんそれ?!スカイツリーか?!)思わず吹き出しそうになりました。そして先生に注意される。。。
後でおぺりちゃんに聞いてみると。「つまんないんだもん」と答えるのみ。
え~、、、全然先生の話きけてないしそもそも何も違う事しかやってないじゃん(-_-メ)小学校受験以前の問題で正直うちの子ダメだこりゃ。と思いました。
先生に助けられた一言
先生に相談すると、、、
先生 「おぺりちゃんは興味がない問題はいつもあんな感じなんですよね…でも、興味のある問題はものすごく集中して誰よりも早く答えてくれます。」と言われました。
おぺり母「でも、みんなはきちんと最初から最後まで集中してすべてやっていましたよね?」
先生 「確かにそうです。でも、お母さん。授業の最初から最後まですべてきちんとやる子と、普段はそんなにやってないけど自分の興味がある事には急にものすごく集中してやる子。どっちが勉強が伸びるかと言うと最終的には後者、おぺりちゃんタイプなんです。」
と言われました。
短所が長所でもあった
確かに、授業参観の時も難しい問題の時だけ急にスイッチが入ったかのように手を動かしめちゃくちゃ早いスピードで答えている問題がありました。
それに、思い返せば小学校受験のペーパーの問題でも基礎的な問題にはあまりやる気を見せないけれど難しい応用の問題には必死で取り組み、自分で出来ないと涙するほど悔しがるタイプだったんです。ペーパーの勉強は年中の頃はいまいちで大変でした。でも、何度も挑戦する負けず嫌いが良かったのか遅咲きではありましたが、それだからこそペーパーは年長の後半にめちゃくちゃ成績が伸びたのはそのせいなのかもしれません。
おぺり母がした行動
授業参観で出来てなかった事を特に怒ったりはしませんでした。欲を言えば最初から最後まできちんと出来る様になってほしいけど…そこも何も言いませんでした。でもスイッチが入った時にいち早く出来た事は褒め、楽しそうな事はもっとやってみようか!といった感じで、おぺりちゃんの好きそうな傾向をつかんでそこを伸ばすことにしていました。
小学校受験、おとなしい子 ☜詳しい記事はこちら
塾に通ったら…
有り余る元気
おぺりちゃんはおしゃべり&おてんばです。おぺりちゃんが年長の受験直前4カ月だけ塾に通いました。塾に通っているお子様や私の周りで受験を控えているお子様はとてもしっかりされていて落ち着きがある子ばかりでした。ところが、おぺりちゃんは何をしていても人一倍元気すぎてしまって。。。落ち着きがない( ノД`)しかも受験直前、マジで小学校受験に向いていないのかもと思いました。
先生に助けられた一言
先生に相談したところ
先生「お受験を絵にかいた様なきちっと出来る子だけが小学校受験に合格するわけじゃないんですよ!一見、小学校受験に向いていないと思われるかもしれませんが、サザエさんに出て来るカツオくんような子どもらしい子ども。誰にでも愛されるような子がしっかりと合格されています。大丈夫ですよ!」
と言われました。
短所が長所でもあった
おぺりちゃんはおしとやかではありません。良くも悪くも自分の思った事はなんでも言えてしまう。でも、逆に受験本番もまったく緊張するタイプでもありませんでした。むしろ「試験、楽しそう~早く行って見たい」と言う程。当日も他のお子様は緊張感を感じるほどきちっとされている子が多かった印象でしたが、おぺりちゃんは、初めての受験に実にワクワクしていると言った印象でした(笑)面接でも何でもとにかく元気ですごく堂々としていました。
入学後の事でしたが、学校の先生から連絡があり、おぺりちゃんは入試で首席での合格だったんだと言われました。親としては普段のおぺりちゃんの様子や模試の結果からは想像もできない事でとても驚きましたが(笑)
そんなおぺりちゃんの全く物怖じしないところが本番にペーパーや行動観察もいつも以上の力を出せたんじゃないかと思いました。
小学校受験、じっとしていられない子☜詳しい記事はこちら
向き不向きなんてない
結局、私は小学校受験に向き不向きなんてないと思います。
まずは、お父さま、お母さまが自身のお子様の事を良く理解してあげる事。その上でお子様にあっている学校を探してあげる事が必要です。
子どもはみんなそれぞれ違って良いんです。受験にもその良い所をどんどん伸ばしてあげれる塾や勉強方法を親が見つけてあげる事。環境を整えてあげる事が大事です。
あとは、合否にこだわり過ぎない事です。
たとえ不合格だったとしても小学校受験に家族でチャレンジしたことはとっても良かったね!と言えるように人生でプラスになる小学校受験をしましょう。
小学校受験に向いている子
いろいろな事に興味・関心がある子
小学校受験の科目はペーパーから行動で100以上の科目があります。日々の生活で、いろいろな事に興味関心を持って物事を考える事ができるととても良いです。
負けず嫌いな子
何事にもあきらめず粘り強く、がんばれる子は難しい問題に挑戦する小学校受験に向いています。
競争が好きな子
小学校受験では自分以外のお友達と試験、塾、幼児教室などの場面で共に学ぶ機会が多いです。その中で自分が出来る事を楽しめる子が伸びて行きます。
お友達や人が好きな子
たくさんの人との関わり合いを持つことで社会性、協調性を学び学校生活の前の準備が整っているのかを面接や行動観察でも見られることになります。
自己肯定感がある子
小学校受験は小さい子には難しい事も非常にい多いです。繰り返し練習しなければならない事も多いです。間違えても、上手く行かない事も自分なら何とかできる!と自己肯定感の強い子がより成長を見せてくれます。
小学校受験に向いていない子
競う事が嫌いな子
小学校受験ではペーパーや塾などでたくさんの子たちとテストなどを行う事があります。集団での練習が多いため、どうしても他人と自分を比較してしまう場面があります。それが嫌で泣き出してしまうと言った場合は少し親御さんは大変かもしれません。でも負けたくないと言う気持ちが向上心に繋がれば問題なく小学校受験に挑戦できると思います!
引っ込み思案な子
自分から積極的に前に出て発言したり、内気で自分から行動を起こせない。リーダー気質ではないお子様。でも、そんな子はとても空気を読む力があったりします。他の子が気が付かなかった事に気が付く。小さな気配りが出来る。そっと困っている子に話しかけたり、他の子が落としたゴミを拾ってあげたり。良い所もたくさんあると思います。
小学校受験は全員リーダーの様な積極的な子だけが合格するわけではありません。行動観察の試験ではその子の性格もきちんと見ています。引っ込み思案ながらも、リーダーとは違う自分なりの目線で考えたり、きちんとみんなの事に気を配れたり。きちんと課題をこなしていれば大丈夫です。声が小さいなども、少しずつ練習していけば他の人が聞き取れるようになります。
小学校受験に向いている親
教育方針が一致している
両親の教育方針やお子様の将来設計が一致していると、小学校選びから始まり学校説明会・願書・面接・試験までがとても小学校受験がスムーズに進みます。まずはここをしっかりと話し合う事が大切です。
時間とお金に余裕がある
小学校受験はもちろん入学後もお金がかかります。また、小学校受験は家庭での学習がとても大切です。家庭学習を毎日お子様を見てあげられる時間的な余裕も必要になってきます。
家族の仲が良い
家族みんなで一致団結して協力し、小学校受験を目指すことが1番大切です
不合格でも挑戦したことに後悔はない
結果はどうなるか分かりません。合格にこだわり過ぎてしまうともし不合格だった場合に先が見えなくなってしまわない様に予め不合格だった場合にどうするかを考えた上で受験をスタートすると良いです。
客観的に物事を見られる
受験に必死になってしまうと周りが見えなくなってしまう事があります。客観的に物事を見て冷静に判断できる事も必要です。
まとめ
他にもたくさんおぺりちゃんは小学校受験に向いていないのでは、、、と感じた事はたくさんありました。
今思えば、小学校受験に向いていないと、私が勝手におぺりちゃんを他の子と比べて受験の弱点でしかないと思っていたんだと思います。
私は、おぺりちゃんしか育てた事がありません。なので正直全く受験に向いているとか向いていないとかは全く分かりませんでした。
合格はしたいけど心のどこかで不合格でもいい!といつも思っていました。それ以上に小学校受験を通じていろいろな事を親子で学べることが楽しかったので小学校受験自体を諦めようと思った事はありませんでした。
それでも悩んだ時は塾や学校の先生など多くの子供たちを見てきた受験のプロである先生に相談しました。そうする事で、どうしたらいいのかアドバイスをもらう事ができました。
受験に合格するまでうちの子が小学校受験に向いているのか向いていなかったのか誰にも分からない物です。
あまり気にし過ぎず、自分のお子さんの事を第一に考えた小学校受験をしてみるといいのではないかと思いました。
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