小学校受験は子どもの出来ていない事や直さないといけない所がたくさんあります。それをがんばるのってどうしてもお母さんの役目になってしまいます。お母さんも毎日怒っているばかりの自分に嫌気がさして来ますよね…では?小学校受験で子供への注意の仕方についてお話します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
怒りは何も生まない
怒りは何も生みません。むしろ私の怒り1回につき、おぺりちゃんの大事な細胞?脳の?可能性の1つ?!を減らしてしまう。←よくわからないですけど(笑)と思い込む。ようにしていました。
親であれば子どもの学力などいろいろな能力を伸ばしたい!と願う物。そのために小学校受験を選んだわけです。それなのに受験のために『怒る』のでは子どもの能力を親、自ら潰す行為をしていると言う事になってしまいます。
小学校受験を選んだのは親
まずはおぺり母の大前提…小学校受験は「おぺりちゃん本人が選んだわけではない」といつも思っていました。選んだのは私。もし小学校受験をしない道を選んでいなければ出来ない事にいら立つことはなかったのではないかと。
なので私は小学校受験は私が怒ったら負け。毎日、おぺりちゃんが嫌な思いをするくらいならそもそも受験なんてしない方がいいと思いました。
怒りはたった「10秒」
怒りはたった10秒我慢するだけで薄れると言われています。たった10秒だけのこと。いったん深呼吸して怒りを鎮め、冷静におぺりちゃんにどう伝えるのかを考えることができました。
「怒る」より「注意する」
「怒る」は感情に任せて怒りを相手にぶつけること。
「注意する」は怒らずにその行いを指摘すること。
直したい部分があるなら、怒らずにそこをどう上手くおぺりちゃんに注意し、伝えるかは私の腕の見せ所だと思っていました。
全く怒らない親
勘違いしてはいけないのは、子どもが何をしても注意をしない。全く怒らない。ということではありません。私もおぺりちゃんが命やけがにかかわる危険な事をした時などは怒ります。怒った時は理由や今後どうしたらいいのかを伝え、あまりいつまでもダラダラと引きずるようなことはせず、『はい!終わり!次からは気を付けるんだよ!』と切り替えるようにしています。
おぺりママの注意の仕方
すぐに伝えても効果がない時
例えば、おぺりちゃんが朝幼稚園の先生にあいさつがきちんとできていなかったとします。その場で「きちんとあいさつしようね」と声をかけてもまたすぐに忘れてしまうことがありました。
そんな時はお風呂でお人形のごっこ遊びをしました。おぺりちゃんには先生役をやってもらい。私はきちんと挨拶をする子。と、もう一人は今朝のあいさつのできていないおぺりちゃんのマネをします。そしておぺりちゃんに良かった所。良くなかった所。どこを直したらいいのか?を聞き、2人目のお人形さんは今朝のおぺりちゃんのマネをしたの。と言って自分の行動が相手から見た時にどう感じるのかを一緒に考えるようにしていました。
おぺりちゃんにはその場でいうよりもこっちの方が効き目があったのでよくゴッゴ遊びの中で教える事をしました。
1度声をかけるだけ
例えば、生活の中で、おぺりちゃんが箸の持ち方が上手に出来なかったときは、
「最初に1回だけ声をかける」ようにしていました。
箸やえんぴつの持ち方って食事や勉強中ずーっと注意しているとこっちも疲れてしまうし、食事・勉強自体が嫌になってしまいますよね。
なので最初だけ「正しい持ち方、確ニンジャー!!」と言って一緒にやってみる。その後は持ち方がおかしくなっても何もいいませんでした。
でも毎回必ず最初に声を掛ける事でおぺりちゃん自身が『正しい持ち方を意識する』様になりました。
それでもなおらない時もありましたが。私は何も言わずにおぺりちゃんの手をそっと握りました。たぶん無意識にそうなってしまう持ち方も意識させてあげることでまた、正しい持ち方を思い出すことができました。ガミガミ言わなくてもどちらも気が付くとしっかりできるようになっていました。
教え方を見直す
おぺりちゃんはペーパーができない・分からないとふてくされることがありました。
これに関しては正直、私の教え方が悪いといつも思っていました。おぺりちゃんにとって、小学校受験は生まれてはじめての勉強です。分からなくて当たり前なんです。
おぺりちゃんでも分かるように上手に教えてあげられれば、「ママ、見て!!できたよ!」とニコニコの笑顔でいつも目を輝かせて勉強をしてくれていました。
なのでとにかくおぺりちゃんでも分かるように教える努力を私がするようにしていました!
1.知育玩具で具体物を使い、遊びながら教える
2.分かりやすい問題集を買う。
この2つを親がする努力がとても大切でした!そのなかでも、この説明の仕方がだめならこっち!これもダメならこっち!と言ったように常に教える側のやり方を何度も見直して教えるようにしていました。
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言い過ぎない
同じことを何度も何度も言い過ぎると、なおるどころかできなくなってしまう事があります。注意されることに慣れてしまう。右から左、、、もはや免疫?!のように逆効果なんてことも。なのでロボットのように毎回毎回同じことを言わない様に、伝える側も
『キンコンカンンコン~♪』と最初に注意をひきながら言って見たり、『今から大事なお願いをします』などと言い方も工夫してあまり言い過ぎないようにしました。
褒めた方が早い!
できていない事を毎回注意するより、できていないなりに前よりちょっとできた!とか、努力はしている所を見つけて毎回褒めた方が早く上達します。あいさつの声が中々大きくできない時も、毎回声が小さいと怒るより、
『今日は先生の目を見てあいさつできていたね!』とか『自分から先にあいさつできたね』とか『昨日より少し大きな声が出せていたね!』などと褒めた方が結果的に早くきちんとできるようになります!
褒め方・注意のレパートリー
それでも、なかなか思う様に行かない時や、毎日褒める、上手に注意する良い言葉のレパートリーがもう私の頭の中には無い( ノД`)シクシク…って思ったことがありました。
そんな時は「子どものプロ!!保育士のてい先生」のYouTubeを時々見て、レパートリーを増やす様にしていました( ´∀` )
たくさんの子どもを毎日見てきたプロは本当に上手な子供へ褒め方・注意の言い回しのレパートリーをたくさん持っていらっしゃる感動(´;ω;`)ウゥゥぜひ、参考にしてみて下さい!
自分が変わった方が早い
相手は子どもです。なかなか変えるのは年齢的にも難しいです。だったら親である自分が変わった方が早いんです。
怒る以外の方法をみつけましょう!
子どもにあった楽しい・褒める!注意の仕方もいろいろな方法を見つけて自分を変えてしまえば自然と子どもできなかった事ができるようになったりと、どんどん変わっていきます!
子どもは意外とわかっている
子どもでも空気を読めます!あまり言い過ぎなくても、「ここではきちんとしなくちゃいけない!」と場面で空気をしっかり読みます。おぺりちゃんも普段はじっとしていられない、おてんば娘です(笑)が、小学校受験の場の空気は独特です。周りのお友達。先生。親の顔色・雰囲気を見て「ピシッとモード!!」に切り替えることが案外できるものです。
普段はなんど同じことを言っても聞いてない、できていない事も。外では案外、子供はきちんとやっている事も多いです。
まとめ
おぺりちゃんが小学校受験を頑張ってくれた1番の理由は、きっと私の笑顔が見たかったからなんだと思います。
小学校受験を自らしたいを思う子なんていません。
でも、なんで子どもは頑張るのか。それは、お母さんが大好きだからです。大好きなママが出来た事・頑張った事を褒めてくれたり、嬉しそうにしている。たったそれだけが小学校受験の子どもの原動力なんだと思います。
そう思っていても小学校受験は大変です。私も怒ってしまった日も正直ありました。その後で一体。私は何をしているんだろうと?泣いた日もありました。でもお母さんはみんな「我が子の幸せを、笑顔が見たい。」そう願っているんです。
結果ばかりを気にせず、小学校受験をしなければ体験できなかったお子さんとの貴重な今、この時間をいろいろな経験を一緒に楽しんでほしいです。
このブログをみてくれたお母さんは怒ってしまう自分を変えたい!変わりたい!そう思っている方です。そういう人は必ず変われます!!
どうか、お母さんには怒らずにたくさん笑っていてほしいと願っています。
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