私立小学校に入学して2年が経ったおぺりちゃん。最近、内部進学・外部受験・国内留学・海外留学?!どれ?おぺりちゃんの進路やアラフォー折り返し地点の自分の人生について考えている迷えるおぺり母です(笑)
今回は海外留学を見据えた小学生や将来、世界で活躍してほしいと思っているお子さんが小学校のうちから,日本でやっておくべき学習についてご紹介します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん2年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます
海外受験 条件
中学・高校・大学の海外受験を考えている方も多いのではないでしょうか?学校により異なることもあるかと思いますが一般的な海外での受験に必要な条件・学力についてご紹介します。
中学・高校での成績
海外の高校・大学への受験には在学中の学業の成績や学校からの推薦状が不可欠となっています。そのため普段からの学業にも手を抜くことなく、しっかりとした学業・学校生活が必要となってきますね。
小学校受験をしてつい内部進学ができると安心しきってしまわないよう、小学校のうちからしっかりと中学・高校受験をする子と同じような学習を積み重ねておくことが大事だと言う事です。
中学校受験の登竜門『全国統一模試』を小1おぺりちゃんが受けてみた☜詳しくはこちら
SAT®
SAT®はアメリカの大学進学志望者のために作られた共通試験です。日本で言うセンター試験のようなものです。2種類の試験があり、1つは英語、歴史・社会学、数学、自然科学、語学の5分野の試験。もう一つが読解、文法+エッセイ、数学の試験内容。こちらが一般的とされる内容です。
SAT®とは?☜さらに詳しくはこちら
小学生からできる海外留学を見据えた学習
つまり、小学生のうちから海外留学を見据えてできる対策とは
日本の勉強+1.英語 2.数学 3.論文
などに力を入れた学習をすこしずつ取り入れておくことも大切なのかなと感じました。
英語能力
海外の高校・大学への進学には語学力は必須です。日本では英検,TOEICが有名ですが、1部の学校を除き入学基準として認められていないケースが多いです。
TOEFLは留学者向けの試験で世界でも広く英語レベルの基準とされています。学校での証明に利用されています。海外留学にはTOEFLなどの英語力を証明するテストの点数が高いほど有利とされています。
TOEFL®
世界47か国以上で実施されている世界基準のテストです。そのため海外留学の際に英語能力を証明するために広く使われる試験でもあります。
また、TOEFL®のテストの結果は合格・不合格ではなく、スコアで表示されます。つまりテストの点数が高いほど英語力が高い評価・証明を受けられます。
小学生から受けるならTOEFL Primary®がおすすめ
TOEFL®の小学生などの英語初心者向けの試験がTOEFL Primary®となっています。英検との違いは知識量が問われるのではなく、実際に海外の日常生活で、英語のコミュニケーション力を測るテストといった実用的な内容と言った点です。
TOEFL Primary®の試験内容は?
TOEFL® TOEFL Primary® Step 1・Step 2 とは詳細ページより引用
https://gc-t.jp/about_test/primary/
TOEFL Primary® Step 1からスタート
TOEFL Primary®にはStep 1・Step 2という2つのレベルのテストがあります。step1の方がファーストステップなのでこちらの試験から挑戦し最終的には留学レベルに必要なTOEFL iBT®の受験を見据えた試験内容になっています。
合否が無い
スコアとレベルで評価されます。自分の英語のレベルをしっかりと把握できます。
試験内容・時間
全80問 約60分(リーディング39問 約30分+リスニング41問 約30分)となっています。
ペーパー試験 3択 マークシート方式です。
試験開催時期
2023年は 6.8.11.3月に開催されます。
そのうち6.11月は札幌・東京・横浜・名古屋・大阪・福岡
8.3月は東京会場のみの開催となっています。会場が限られているためすぐに満席となってしまうのと英検ほど各地で気軽に受験するのは難しいといった所ですね。
TOEFL Primary® Step 1・Step 2 テスト日程☜詳しくはこちら
試験料金
4,500円
過去問
TOEFL Primary® Step 1サンプルテスト☜詳しくはこちら が公開されているのでどんな問題が出題されるのか1度チャレンジしてみるのもおすすめです!
小学生からも受験が可能なのでおぺりちゃんとチャレンジしてみる予定です!
小学校低学年でも合格できる。おぺりちゃん英検5級受験☜詳しくはこちら
数学
数学オリンピック
大会受賞歴は数学オリンピックや模擬国連などの国際大会での受賞がは海外留学でも高評価と言われています。
数学オリンピックとは☜詳しくはこちら
ただ、数学オリンピックは高校生以下、ジュニア数学オリンピック (JJMO)中学生以下を対象にしているので少し小学生には早い印象の大会です。
小学生は算数オリンピックがおすすめ
算数オリンピック公式HPより引用 https://www.sansu-olympic.gr.jp/
小学校のうちにできるのは『算数オリンピック』です。毎年夏に大会が開かれています。
「算数」を世界の共通語と認識し、世界の子供たちに「算数」をスポーツやゲーム同様に楽しんでもらい、未来を担う新しい才能を発見し育成する場として、フィールズ賞受賞者であり世界的な数学者である「広中平祐先生」により提唱されました。近年では、中国・イラン・インドネシア・シンガポール・タイ・フィリピン・ベトナムといったアジアの国々でも開催されています。
算数オリンピック公式HPより引用 https://www.sansu-olympic.gr.jp/about/
算数オリンピック☜詳しくはこちら
大会内容
広中杯 全国中学生数学大会(中学3年生以下対象)
ジュニア広中杯 全国中学生数学大会(中学1・2年生対象)
算数オリンピック(小学6年生以下対象)
ジュニア算数オリンピック(小学5年生以下対象)
算数オリンピック キッズBEE大会(小学1~3年生対象)
小学校低学年の子向けなのは キッズbeeの大会です。
大会の流れは 全国の会場でトライアル大会に出場→成績上位者→ファイナルに出場といった流れです。
大会料金
トライアル大会4950円
会場
全国約200会場
大会時間
制限時間 60分
過去問
算数オリンピック過去問☜詳しくはこちら
のでぜひいまから挑戦してみるをおすすめします。
算数オリンピック対策にはこれ!おすすめ問題集☜詳しくはこちら
論文
海外留学での学校の評価につながるものに、論文などがあげられます。もちろん日本国内での全国大会(企業・省庁の小論文コンテストなども可)評価対象です。
小学校低学年だとなかなか論文は難しいですが、作文や自由研究などをいまのうちからやっておくのがとても良いと思います。
全国学芸サイエンスコンクール
小学生の作文・小論文・自由研究などが応募できるコンクールです。
全国学芸サイエンスコンクール 募集部門一覧より引用https://www.obunsha.co.jp/gakkon/about.html
夏休み期間にいろいろな部門にチャレンジしてみるのもおすすめですね!!
作文が上手になる!?問題集おぺりちゃんおすすめ低学年用☜詳しくはこちら
まとめ
日本の教育の良い所、反対に危機感を覚える保護者がとても増えています。
また、奨学金の制度や帰国子女の国内受験などいろいろな制度を使う事で金銭面やもし日本帰国した後も海外留学経験が有利になることも!
海外留学も視野に入れ、日本での学習にプラスした世界につながる様々な学習も小学生のうちから取り入れてみるのもいいかもしれません。
いろいろな経験を活かして世界に羽ばたいてほしいですね!
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