小学校受験での子どもの面接でのNG行為は
1位 子どもが泣き出す
2位 子どもが黙ってしまう
事だと言われています。
今日は、子どもの小学校受験の面接で『話せない・黙ってしまう』ピンチ…原因とこんな時どうしたらいいのか?をお話したいと思います。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴6年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
面接で話せない原因
★1位 初対面の大人にいろいろ聞かれて困惑してしまう
質問の意味が分からないから答えられないと言うよりは子供が面接で話せない一番の理由はこれです。
5,6歳の子が「初めて会うたくさんの大人にあれこれ聞かれる」「行った事のない初めての場所」「ただならぬ空気」=黙ってしまう
これは小さい時から初対面の大人と話す機会があった子は強いです。苦手なお子様でもある程度、面接の雰囲気に慣れさせてあげる事で緩和することはできます。対策は↓をご覧ください。
★2位 上手く説明できない
面接官「好きな本の名前を教えて下さい。また、その本はどんなお話なのかを教えて下さい。」
おぺり「えーっと、、、」
お話を簡単にまとめて話す。この手の質問は子供には非常に難しい問題です。おぺりちゃんもこうゆう質問をされると本のお話を最初から最後まであれこれことこまかに説明をし始めて結果意味不明なお話の完成!!( ゚Д゚)になっていました。
★3位 質問の意味が分からない
これは面接で聞かれた質問が初めて聞く内容だった。など、子供自身が聞いたことがない様な質問を聞かれたといったケースが多いです。小学校受験の質問は5・6歳の子が答えられるような内容が多いです。語彙力と質問される内容の理解力が必要と考えられます。
面接で話せるようになる!対策
初対面の大人と子どもが話す機会を増やす

レジに一人で行かせる
例えば、スーパーでの買い物で「ママ~おやつ買って!!」良くありますよね。
そんな時、私はおぺりちゃんが2.3歳の時から「いいよ!一人でおやつを買っておいで!」と言ってお金を渡し、おぺりちゃんが初対面の大人と会話をして買い物が出来る様、少し離れて見ていました。
これだけで良いんです。一人で知らない大人と話す。レジに並び、お金を払っておつりをもらい、袋をもらって、お菓子を入れて来る。何か困った事、分からない事があったら自分で聞けるようになります。
図書館のカウンター
図書館で本を借りたり・返したりする時もおぺりちゃんには一人でやってもらっていました。図書カードを自分で持って、借りたい本を予約する時にも自分一人で行ってやってもらいます。以前、住所を変更したので図書館のカードの登録内容のデータ変更をおぺりちゃんにお願いしたら、一人でカウンターで紙に新しい住所、おぺり父の携帯番号を書いて図書館の人に渡し変更していました!!なんでもやらせてみるもんです。
児童館のカウンター
児童館もおもちゃを借りたり返したりなどカウンターで大人とお話できますよね!特に児童館の方は毎日、たくさんの子供を話をしていらっしゃるので子供一人でもとても丁寧に対応してくれます。おぺりちゃんはお友達かのようにいつも楽しそうにお話しています。
買い物、図書館、駄菓子屋、おもちゃ屋、児童館など初対面の大人がいて自分で何かを借りたり買ったりしたいところは手を貸さずなんでも一人でやらせていました。おかげでおぺりちゃんは全く面接のときに緊張せず、むしろ私より上手に面接官の先生とお話していました(笑)今日からできることなので皆さんもぜひやってみて下さい。
模擬面接を利用してみる
塾に通っていなくても模擬面接だけを外部から受講できる☞塾もあります。
本番に近い雰囲気が味わえるので何度か場に慣れるためにチャレンジしてみるのもおすすめのです。ただ、夏ごろになるとみんなが利用するので予約が取れません。こまめにチェックし早めの予約をお勧めします。
自宅で面接練習
家でも面接の練習はできます。私が良くやっていたのは2つの方法で
1つ目
面接の問題集を使っておぺりちゃんにいろいろ質問をしてみる。上手く答えられなかった質問は予め答えをいくつか一緒に考えたり、提案しあげると良いです。
ここでは先ほども、面接で話せない原因の1つ「上手く説明できない。」の練習もしました。これはお話を簡単にまとめる力が必要なので、例えば「おやゆびひめ」ってどんなお話だっけ?簡単にまとめてお話して?と何度も練習する事で解決出来ました。
小学校受験の面接は聞かれやすい質問のパターンがあります。予め聞かれやすい問題を知り、何度も質問をして質問の意味も理解できるように練習しましょう。
2つ目
自宅で本番同様に面接練習をしていました。椅子を並べドアの入室からやる『面接官ゴッコ』、おぺりちゃんとおぺり母の交代で面接官をやってお互いにいろんな質問をし、答える様子をホームビデオで撮影し後から見直すと言った方法でした。これはおぺりちゃんは結構ハマって楽しんでやっていました。このホームビデオで撮った画像を見直すと言うのがとっても大事でした。意外と「あれ…?!ぜんぜん笑えてない?顔怖い。」とか、「早口で何言ってるか分からない」など自分のいろいろな事に気が付きます。ぜひやってみると良いです!
本番で黙ってしまったらどうしたらいいのか?
すぐに助け船を出してはいけない
大変!!すぐに何か言わせないと!「○○くん?どうしたの?いつもは話せるよね?」とうすぐに親が発言するのはNG。ここはグッと我慢して下さい。あくまでも面接官がお子様に質問をしている場面です。何も言わずに面接官の指示を待ち、親に促された後はゆっくりと落ち着いてお子様が安心できるような声掛けをしてあげましょう。
落ち着いた対応を見せる
ど、どうしよう!!うちの子が本番の面接でしゃべれないなんて!!アタフタ(*_*;
キョロキョロ(‘Д’)と親が明らかに動揺した態度を見せるのも良くありません。
そんな時こそ落ち着いた態度で、お子さまに「大丈夫だよ!」と笑顔を見せる対応の方が好印象です。
ピンチの時ほど面接官は親を見ている
小学校受験の当日。面接は緊張やいつもの環境と違う事から練習とは違い、ハプニングが起きないとは限りません。しかし、そんな事が起こる面接だからこそ、とっさの判断に人柄が出てしまうと言う物。そんな時こそ面接官は親がどう対処するのかを見ているのです。
まだ、幼い5.6歳の子供だし、緊張しない人なんていない!ハプニングは付き物!!もし何かあっても落ち着けば大丈夫!!くらいに思ってどっしり構えましょう( `ー´)ノ
でも1番大事なのは…
困った時に何と言うかをしっかり教えておく
それでも当日、答えられない時があるかもしれません。
そんな時は「分かりません。」「もう一度言ってください。」「たぶん〇〇だと思います。でもよく分からないです。」など、無言ではなくこんな感じで良いから何か答える様におぺりちゃんにはしっかりと教えておきました。何も答えられないよりこっちの方が印象が良いですし、子供も最悪分からなくでもこの答えがあるなら何とか乗り越えられますよね!
面接官の先生は敵ではなく見方だと教える
面接で失敗してはいけない。あれこれ難しいいろんな事を聞かれるから面接官の先生は嫌だ。子供ながらにそう思います。
好きな子の事はいろいろ知りたいけど嫌いな子の事は何か知りたいと思わないよね?だから先生は面接で小学校に来てくれるあなたがどんな子なのか知りたいんだよ?だからたくさん質問をしておぺりちゃんの事をもっと知ろう!としているんだよ?と本番前には説明しました。これだけでだいぶ面接官への印象が変わったと思いました。
まとめ
小学校受験の面接は本当に親も子も大変です。失敗したらどうしよう。本番では何を聞かれるんだろう。と不安になります。基本は楽しみながらしっかり練習、対策をする。
それでも答えられない時はもちろんあります。それが面接です。そんな時はどうするのかまでを練習する。失敗ありきなのを想定する。そう考えれば面接もなんとか乗り切れます。
おぺりちゃんはいろいろ聞かれるから、小学校の面接の先生にどんな色が好きか、どんな食べ物が好きか逆に聞いてみたい!と言っていました(笑)
そうそう!その意気!それくらいリラックスして面接の会話を楽しめるように本番を乗り切りましょう!
小学校受験願書!!合格する子の写真の撮り方←こちらも併せてお読みください!(^^)!