小学校受験では行動観察で初めて会うお友達と仲良く一緒に遊ぶ。
面接では初対面の大人にと自分の意見を言う。必要があります。でも「行動観察・面接が苦手」「行動観察・面接ができない」と悩むお母さんも多いのではないでしょうか?今日はそんな行動観察や面接が苦手な子に多い人見知りを直す方法についてお話します。
小学校受験 人見知り・引っ込み思案・大人しい 子ども
では、小学校受験で厄介な「人見知り」はどうすれば良いのか?
今5歳のおぺりちゃんは人見知りも物怖じもほとんどしません。
でもおぺりちゃんは小さい時はとても人見知りでした。
では、具体的にどうしたのかと言うと。
それは子供が初めて会う人と接する機会を増やしてあげる事です。
行動観察編
●買い物の時に1人でレジに行かせたり、外食の際に自分の物は自分で注文する。
例えば、2歳くらいからおぺりちゃんが折り紙を100均で買う時、お金を渡して1人で買っておいで!と言って私は少し離れた所から見ていました。これだけで初対面の店員さんと接する事になります。もちろんレジが混んでる時などは避けてご迷惑にならない程度にやっていました。
●親の職場に連れて行く。
なかなかこう出来ない職場もあると思いますが、私は春休みや夏休みになると自分の事務所に連れて行っていました。そこで、差し入れ的なお菓子を持たせて、ここの中にいる大人全員に1人ずつ「良かったら食べて下さい」と言って渡しておいで、と言って挨拶回りをさせていました。すると知らない大人達に「何歳?」とか色々話しかけられるわけです。面接では知らない大人達に色々な質問をされるのにキチンと大きな声で答えなければなりません。これがかなりの練習になりました。
●習い事は同じ幼稚園の子がなるべく居ない教室を探す。
習い事をする際、幼稚園が同じだとやはりそのお友達とばかり仲良くする傾向があるのでそうではなく他のお友達が出来る環境を探しました
●習い事の曜日や時間を固定しない。
習い事も同じ曜日や時間を固定してずーっと習っているとお友達も同じ、先生も同じになってしまうので、何ヶ月かに1回わざと別の曜日や時間に変えたりして他の先生やお友達の中で頑張るようにしていました。そうすると自分より年下のお友達が沢山いるクラスでは自分がお手本になったり、助けてあげたり、自分より年上のお友達がたくさんいるクラスではどうしたら上手にできるのかを学んだり。厳しい先生や優しい先生がいたり。環境が変わると同じ授業内容でも学びが全く変わります。自分がどうすべきかを身につける為です。
●単発の習い事を見つけて行かせる
1回だけの習い事や体験教室に参加させていました。
これも初めて会う先生の指示に従って初めて会うお友達と初めての体験ができるのでとっても良い経験が出来ます!
面接編
初対面の大人と話す機会を増やす
レジに一人で行かせる
例えば、スーパーでの買い物で「ママ~おやつ買って!!」良くありますよね。
そんな時、私はおぺりちゃんが2.3歳の時から「いいよ!一人でおやつを買っておいで!」と言ってお金を渡し、おぺりちゃんが初対面の大人と会話をして買い物が出来る様、少し離れて見ていました。
これだけで良いんです。一人で知らない大人と話す。レジに並び、お金を払っておつりをもらい、袋をもらって、お菓子を入れて来る。
飲食店での注文をさせるのも大きな声で話せないと店員さんには聞こえません。面接も同じですよね?!おぺりちゃんも最初は蚊の鳴くような声で「ポテト下さい..ボソボソ….」と言っていましたが、それでは買い物も注文もできません。何度も経験させてあげる事で、大きな声が出るようになりました。何か困った事、分からない事があっても自然と学び自分で聞けるようになります。
図書館や児童館
図書館や児童館で本やおもちゃを借りたり・返したりする時もおぺりちゃんには一人でやってもらっていました。図書カードを自分で持って、借りたい本を予約する時にも自分一人で行ってやってもらいます。以前、住所を変更したので図書館のカードの登録内容のデータ変更をおぺりちゃんにお願いしたら、一人でカウンターで紙に新しい住所、おぺり父の携帯番号を書いて図書館の人に渡し変更していました!!なんでもやらせてみるもんです。
初対面の大人がいるところは逆にチャンスだと思い、おぺりちゃんには手を貸さずなんでも一人でやらせていました。小さい時は知らない人にちょっと話しかけられただけで泣いていたおぺりちゃんでしたが、全く面接のときに緊張せず、むしろ私より上手に面接官の先生とお話していました(笑)今日からできることなので皆さんもぜひやってみて下さい。
この様に普段の生活の中から初対面の人と沢山接する機会をチャンスと捉えてチャレンジさせてあげる環境を作ってあげれば人見知り克服出来ますよ^_^