行動観察ではその小学校がズバリどの様な子がその学園に入学して欲しいのか、どのような子には入学してほしくないのかを見ています。
行動観察の試験での事例をご紹介します。
行動観察の課題であるゲームに1番最初に負けてしまった子が合格したとのことでした。
その子はゲームではすぐに負けてしまいましたが、誰よりも大きな声でみんなの事を最後まで応援していたんだそうです。
行動観察の試験で『キラリと光る子』だったと言えますね。
行動観察は学力よりも最重要視され、どんなにペーパーテストの点数が良くても行動観察の得点が低ければ不合格となるでしょう。
小学校受験の行動観察の試験内容は年々、就職のグループディスカッション・協調性をみる試験のような社会で必要とされる人材・非認知能力見出すような、試験が増えてきているのが現状です。
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先生やお友達もいないお家の中で行動観察の練習をするというのはもはやあきらめるしかないとお思いの保護者さんも多いでしょう。
かといって幼児教室・塾では行動観察のすべてを完ぺきに教わるというのはなかなか難しいです。なぜなら当日子供たちはどんな試験が来るのか分かりませんし、幼児教室や塾ではいつも同じ先生・お友達と取り組みますが、当日は全く知らない先生やお友達とこの行動観察をしなければなりません。
そんな対策が難しい行動観察だからこそ、子供たちの本質が見えかつ小学校受験で重要とされるのではないかと考えます。
お子様が行動観察でいろいろな場面に遭遇した時、どのような行動をとるのか。思いやりがありお友達と仲良くできる。それが自然とできるように日々心掛けて子どもと接して行くことが合格への近道と言えそうです。