小学校受験問題集を片っ端から使ってみた!☜おぺりちゃん『小学校受験のテスト形式・応用・試験実践編』におすすめの問題集!をご紹介
今回は奨学社「幼児模擬テスト」を実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。
このブログを書いている私は小学校受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん2年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
奨学社 幼児模擬テスト 2023
値段
2,750円
難易度
内容
B4サイズと少し大きめで、制限時間や解答のペンの色の指定などがありペーパー試験・模試形式の練習ができる実践的な問題集です。
掲載内容
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
行動観察や運動・面接・工作はのっていませんが、
ペーパー試験に関する【言語】【推理思考】【数量】【図形】【常識】などは全範囲、幅広くのっています。ペーパー対策にはばっちりな内容です!
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
印刷は赤・白・黒
全8回分のテスト(何問かカラーの問題が含まれています)に+強化問題がついています。
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
レベル
全体的には基礎より少し上の基礎応用~実践的なレベルの内容の問題が多く、模試に近い内容になっています。
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
幼児模擬テストには各問題の難易度の表記はありません。ですが解答の右上に平均点がのっています。テスト3の平均点は4.8 テスト5の平均点は3.1となっています。つまりテスト5の方が難しい問題と言う事がわかります。
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
きりんの2つしたの部屋に〇を書きましょうと言った基礎的な聞き取りの問題から、
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
また、最初に練習問題が付いている問題もあります。問題の主旨を説明してから取り組む形式で初見の問題にも対応する力が必要とされる内容です。
強化問題
奨学社 幼児模擬テスト集 2024 詳細ページより引用 https://www.syougakusya.co.jp/publish/exam/
強化問題ではしりとりで絵を繋げる問題もただしりとりをするのではなく。最後に来る物が指定されていたり、常識の季節に関する問題も同じ季節の物をただ選ぶのではなく行事から季節を推測するといった少しひねられた問題が出題されています。
問題集の使い方
まずは1回分のテスト問題を制限時間通りに実際にやってみましょう。
終わった後で点数をこのグラフに書き込むことでお子様の平均点、苦手な分野・得意な科目が一目で分かります。
その後で、間違えた問題の解答から、その問題の難易度をみましょう。基礎問題なのにできなかったのか。それとも応用レベルでできていなかったのか。をチェックします。
さらには、どこでつまずいたのか、問題自体が理解できていなかったのか?問題は理解できたが解き方を間違えたのか?問題を解くスピードが足りなかったのか?などお子さまの細かな苦手ポイントを分析していきましょう。
おすすめの子
・基礎から応用までの学習を一通り終えた子
・スピードアップや捨て問の見極めも終えた子
・模試やテスト前の実践的な対策をしたい子
おぺりちゃんの使い方
問題を解けることは大前提として、ある程度問題を解くスピードもついてきたころ
模試を受ける前に実践的なテストの形式になれるためにこの問題集を使いました。
焦らずに急ぐ、時間がかかりそうな問題は後で解く、クーピーの色や記号の指定はよく聞き間違えないように解答する、解答用紙にはみださないように書く、メモは問題集にとると言った
いわゆる『テストのコツ』を身につけるのに使いました。
まとめ
幼児模擬テストはテスト形式で模試や試験の実践的な練習をするのにピッタリな問題集です。強化問題など初見だと少し難しい問題がついているのも本番によりちかい内容でとてもいいと思いました。
この問題集を使う上で気をつけたい事は、模試と同じく点数化されてしまう。と言う事です。つい点数が悪い。できていなかった問題が多かったからといって焦るのではなく、まずは問題のレベルをしっかりと把握すること。またどの段階でできていなかったのかも分析し、基礎の問題なのか応用の問題なのか、お子さまのつまずいた部分に合わせた問題集を再度使ってしっかりと復習しておきましょう。
時間がかかる問題はあとでやる。と言った一般的なテストのコツもこの問題集を通じてしっかりと身につけ『テストに慣れる』ことも大事だと思います。
目からウロコ?!スピードと正確さが身に付いた最強問題集←こちらも併せてお読みください(*^-^*)