小学校受験の行動観察の練習ってどう練習したらいいのか悩みすよね。今日から手軽にすぐに出来る練習方法をご紹介します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
動画に録る
お出かけや遊んでいる時、携帯やビデオなどでお子さんの姿を撮影します。
動画を一緒に見る
その時の様子を帰ってからお子さんと一緒に見ます。
たったこれだけです。
えっ?これが行動観察の練習なの?と思ったのではないでしょうか?
それではなぜこれが行動観察の練習になるのかを説明していきます。
自分の行動を客観的に見る事ができる
公園で並んでいる滑り台の順番を守らない。
なんてことはありませんか?
行動観察ではルールを守ることもとても大切ですね。
子どもは目の前のことに夢中で自分の行動を客観的に見る事ができません。
でも、ビデオや携帯の動画を見る事で自分の行動を見る事ができます。
そうすることで、良い事も悪いことも、自分が何をしたのに、気が付くことができます。
怒るより効果が高い
次のお友達が待っているのにブランコにいつまでも乗っている。
何度注意してもできていない事ってありますよね?
行動観察では自分のことばかりではなく周りの子にも気を使う。相手の気持ちになることも大切です。
子どもはとにかく目の前の事に夢中になってしまいます。おうちの方に言われても右から左。聞いてるようで聞いていないもの。自分で気が付いていないからできないんです。
この方法は、自分を客観的に見る事で『やってはいけないこと』に自分で気が付くことができます。
もちろん、その場で注意することも大事です。でも何度も言ってもできてない時は、自分で気が付けはすんなり解決!なんてこともありました。
お友達と仲良くする方法
1つしかない遊具やおもちゃで遊びたい。貸してほしそうな子がいる。
行動観察は、試験当日、初めて会うお友達とも仲良くできる必要があります。
子どもがたくさんいる場所では初めて会うお友達と仲良く遊ぶことを学べる場所です。
そんな時は、お友達と仲良くなるチャンスなのかもしれません。いつも1人でばかり遊んでいないで、『一緒にやろう?』とお友達に声を掛ける。また、お友達から『一緒に遊ぼう?』声を掛けてもらえた時には一緒に仲良く遊ぶことができるようにしたいですね。
動画を一緒に見る
今日の出来事を忘れてしまうので、なるべく早いうちに撮影した動画を見ましょう。
褒める
動画を見る時は、良く出来ていた所たくさん見つけて褒めましょう。
『係の人にあいさつが上手にできていたね』
『順番を守れたね』
など、良い事はどんどん褒めます。
できていない事
自分で気が付いていない場合
動画を見ても自分が出来ていない事に気が付いていない時には『○○だったみたいだけど、どうしたらいいのかな?』とまず気が付けるようにしましょう。
自分で気が付いていたけれどできなかった場合
気が付けたんだね!と言って褒めた上で『その後はどうした方が良かったと思う?』と解決方法を話し合ってみましょう。
次、出かける時は『最初』に声を掛ける
また、次に公園に行く時は前回できていなかった事を意識できる様に、
おぺり母:おぺりちゃん手を出して、「今日はお友達におもちゃを貸してあげられますように~」と言って手にはなまるを描く。「はなまるのおまじないしておいたよ♡これでお友達と仲良く遊べるよ!いってらっしゃい!」
とこんな感じで行く直前に1度だけ声をかけるようにしていました。できたときはたくさん褒める!できていなくても根気強く待ち、同じことを繰り返しました。
撮影はお父さん・お母さんどちらかがする
家族でお出かけした時は、どちらかが撮影するようにしていました。まだ小さいうちは危ないので一人はおぺりちゃんを見る係、一人は動画係と分けていました。
注意点
撮影禁止の場所や動画に映る他のお子様のことも考えて迷惑にならないようルールを守って撮影しましょう。
撮影ばかりに気を取られて、子どもが迷惑をかけても注意しないといったことのないように気をつけましょう。
まとめ
行動観察は毎日の生活から意識して過ごすことも大切です。
まずは、できていないことに気が付く事!!親が子どもに意識をさせてあげる環境を作ってあげることが大切です。「できないことに気がつけばいつか必ずできます!!」
また、おぺりちゃんはこのおかげで本当に、小学校に入学後も、習い事でも近所の人、お店の店員さんでも初めてあったお友達や大人とも仲良くできる力。生き抜くすべを知ることができたと思っています。色んな場所でこの行動観察のお友達と仲良くできる力はどこにいっても大切な力だったと思っています。
すぐにできなくても大丈夫です!親は焦ったり怒ったりせず、同じことを繰り返して根気よく待ちましょう!前回より頑張ったところを見つけて褒めてあげましょう!子どもは必ずできます!