おぺりちゃんの小学校受験でたくさんのお受験ママを見ました。その中で感じた小学校受験に向かない親と成功させる親の違いについてお話します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん１年生を塾なし！ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
小学校受験に向かない親
恐怖で支配するママ
すぐに『怒る事(恐怖)』で子どもに言う事を聞かせようとする親は小学校受験には向いていないと思います。
子どもは常に怒られていると、・つねに周りの目を気にします・自分に自信が持てなくなります・親の顔色を伺います
そのため自ら行動・発言をする事が苦手になってしまいます。
おぺりちゃんの塾の先生から聞いた話ですが、子どもの行動１つ１つに常に怒っているお母さんがいたそうです。その子は工作の時にただ紙をハサミで切る事が出来なかったそうです。理由を聞くと「失敗したらどうしよう。」「もとに戻せない。」と言ったそうです。常に怒られて育っていた為、恐怖で紙すらまともに切れなくなってしまっていた。失敗が怖くて、自分から何かをすることができなくなってしまい、親の指示を待つようになっていた。とおっしゃっていました。ご両親の希望で塾に入られていたれど、もちろん合格できなかったし可哀そうに感じてしまった。と言っていました。
怒りからは何も生まれません。むしろ失う物ばかりです。子どもの成長には待つこと。聞くこと。共感すること。出来ない事も時間はかかりますが１歩１歩積み重ねて行きましょう。
ファッション受験ママ
幼稚園でいつも違うお高いブランドのお受験ファッションを親子で着て来るお受験ママがいました。そのママは「うちの子は人気の○○塾に入れたの！何カ月も待ったのよ」と言っていました。それはもちろん悪い事ではありません。高いファッションを身につける。有名な塾に入る。それ自体がステイタスのように感じました。
ところが…普段の様子を見ていると子どもが悪い事をしても全く注意しようとしない。良い塾にもただ通ってさえいれば合格できる。と思っているのか勉強もあまりできていない様子でした。
小学校受験はどんなに高いお受験の服を着ても、どんなに有名な塾に入れても合格できません。受験は外見より中身です！普段のお子様との日常生活・マナーや自宅学習をしっかりする事が大事ですね。
結果が全てママ
お受験の先輩ママに聞いた話ですが、小学校受験の結果発表の日に不合格だったことを子どもを連れて塾の先生に泣きながら誤りに来ているママがいたそうです。
「先生にあんなに熱心にご指導いただいたのに、うちの子の力不足で不合格となってしまいました。申し訳ございません。ｳｯ…泣」
その時の困った先生と【お母さんを見つめる、子どもの悲しい顔】が今でも忘れられないと言っていました。
小学校受験は必ず合格できるものではありません。結果だけにとらわれすぎて今までがんばったわが子の事を見失ってしまっては元も子もないです。
小学校受験を成功させる親
ありのままの我が子を愛せる
受験を始めるとどうしても競争の中で他の子と比べたり、我が子の出来ない所にばかり目が行ってしまいがちです。
でも、出来ない事をせめる・叱るのではなく、得意な事はどんどんのばし、不得意な事も少しずつ一緒にゆっくりやってみる。誰にでも得意・不得意があります。完ぺきな子どもなんていません。
できる所・できない所も含めてありのままの我が子を愛してあげられる人は受験を成功させる親だと思います。
また、無償の愛に包まれて育った子は自己肯定感が高く、
「なぜか、僕・私にはできそうな気がする！」と言う自信があるので受験に向いています。
小学校受験を楽しんでいる
小学校受験は何でも楽しめる親子の勝ちです！勉強なら遊びを取り入れながら楽しく学んだり。行事なら一緒に準備をしたり。理科や常識なら実際に電車や公園に行ったり親子で楽しみましょう。
自宅学習の先生は親です。その先生がいかに子どもが「自分でできた！！」の喜びを感じさせてあげられるか。そして子どもと一緒に楽しめる親は受験を成功させられる人だと思います。
合格にこだわりすぎない
小学校受験は勉強の仕方、日本の文化や行事、季節にふれること。生き物や植物を知る事。大人と会話ができる。自分の意見が言える。身近な危険から身を守る。友達との集団生活。など子どもがこれから生きていく上で必要な事を小学校受験を通して学ぶ事ができます。
また、家族が子供の将来について考えたり一致団結することができました。合格以上にこの経験自体に、ものすごく価値があると私は思います。
小学校受験を通じて子どもが身につけた事は必ずこれから先の人生で役に立ちます。合格という結果ではなく過程や経験に価値を見出せる親は受験に向いていると思います。
まとめ
小学校受験に向かない親の特徴
・怒ってばかりいる親
・外見、ステイタスばかりな親
・結果、合格が全てな親
小学校受験を成功させる親の特徴
・ありのままの我が子を愛せる親
・小学校受験を楽しんでいる親
・合格にこだわりすぎない親
と言う事が分かりました。小学校受験に向かない親、成功させる親、両方の特徴を知っておくことはとても大切です。小学校受験で、親である自分がどうすべきなのかが分かりますね！みなさんも小学校受験で大変な時、このことを思い出してがんばってみて下さい。
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