小学校受験で「旦那が協力しない」問題|ワンオペ受験にならないための解決策5つ
小学校受験を始めたママの多くが、最初にぶつかる壁。
それが、「旦那さんが受験に非協力的」という問題です。
私自身も、最初はほぼワンオペで受験準備をしていました。
仕事に家事に育児に受験…「もう無理!」と思った日もあります。
この記事を書いているのは小学校受験指導歴9年、娘の「おぺりちゃん」を塾なし、ほぼ自宅学習で小学校受験に合格させ、現在も塾なしで小3で英検準二級・全統1位。を育てるおぺりママです
この記事では、多くの家庭がつまずく理由と、私が実際にうまくいった方法をまとめました。
◆ なぜ“旦那が協力しない”のか?よくある理由5つ
① 小学校受験の全体像を知らない
夫側は「小学校受験って…?」と大変さが伝わっていないことが多いです。
“今何をやっていて、何に困っているのか”が共有されていないことが原因です。
② 自分が役に立てるイメージが持てない
「結局ママが見た方が早いよね?」と私もよく言われました。育児も受験も勝手に身を引いてしまう夫も多いです。
③ 仕事が忙しく、関わる余裕がない
これはよくある現実です。うちは平日はほとんど時間がなくおぺりちゃんとの関わる時間があまりありませんでした。
ただ、余裕がなくても“小さな関わり方”は可能です。
④ 受験を本気で必要と思っていない
夫婦間で価値観がズレているケース。
「公立で十分」など、そもそもスタート地点が違うことも。
⑤ ママが頑張りすぎて“入るスキ”がない
これは意外と多いパターン。
ママが全部やってしまうため。と言うより私がやるしかないので何とかしてしまうのがお母さんですよね、、、こっちは40℃の熱でも子どもに夕飯作って家事やって寝かせるけど、旦那は37.0℃で寝込む的なヤツです笑
夫が「手を出すと逆に邪魔かも」と感じていることもあります。
◆ ワンオペ受験を避けるための“現実的”な解決策5つ
① 夫に「具体的に」伝える(抽象NG)
男性は抽象的なお願いが苦手です。
例えば、
- ×「もっと協力して」
- ○「今日の18時にプリント10枚だけ見てほしい」
この違いだけで動きが変わります。それでもダメなら更にハードルを下げる。
ウチでは丸つけのみお願いしていました。
② 1週間の“受験スケジュール”を共有する
予定が見えると、男性は協力しやすくなります。
GoogleカレンダーやLINEでOKです。
③ 夫が得意なことだけ“受験タスク”としてお願いする
例:
- 体操・運動系の練習を見る
- 朝の身支度・通園準備
-
- 読み聞かせ
- 送迎
「これはパパの役割」という形にすると継続しやすいです。
④ パパが“受験の大切さ”を理解できる機会をつくる
例えば:
- 学校説明会に行く
- 合格体験記を見せる
- 模試や体験会に一緒に参加する
「この学校いいね!」となった途端、態度が変わるパパは多いです。
⑤ 夫が参加した日は“必ず褒める”
小さな協力でも、
「ありがとう、すごく助かった!」
と言うだけで、夫のモチベーションが一気に上がります。
◆ それでも動かない夫への“最終手段”
どうしても協力が得られない場合は、
「元気に働いてくれてるだけで良いと思う!!」
おぺりパパ!
もう、こうなったらこれだけで100点だと思おうと私は開き直っていました笑
人は相手に期待するから腹が立つんです。でも、究極こう思ったらイライラもしないし、何でしょう。むしろ、感謝するくらいの悟りを開けます笑
とはいえ物理的に完全ワンオペで走り続けるのは限界があります。
- 外注(家事、勉強など)
- 祖父母に一部サポートを頼む
ママ自身の負担を減らしながら戦略的に進めるのが成功の鍵です。
◆ まとめ:小学校受験は“夫婦のすれ違い”が起きやすい
小学校受験は、夫婦の価値観・役割分担・時間の使い方が試される時期。
最初から完璧に協力できる夫婦の方が少ないです。
でも、
小さな成功体験の積み重ねが夫の協力を生む
ということを、私は身をもって学びました。
ママひとりで抱え込まなくて大丈夫。
できるところから、少しずつ夫と歩幅を合わせていきましょう。
