小学校受験が終わった瞬間、胸の奥からこみ上げる安心感と、
ふと感じる“ぽっかりとした空白”。
あれほど慌ただしかった毎日が一気に静まり、
ふと「何をすればいいの?」と感じるほど。
その気持ち、痛いほど分かります。
私自身も、おぺりちゃんの受験が終わったあの日、
まるで糸がぷつんと切れたようでした。
💭 ①「燃え尽き」は“頑張った証拠”
プリントの準備、面接練習、願書に教室、模試。
私も毎日戦っていました。
だから、終わった瞬間に心が空っぽになるのは当然のこと。
それは“やる気を失った”のではなく、
全力を出し切った証拠です。
まずはその頑張りを、ちゃんと自分で褒めてあげてくださいね。
🌱 ② 伴走できるのは「10歳くらいまで」
私は思うんです。
子どもの勉強や生活に伴走できる期間って、せいぜい10歳くらいまで。おぺりちゃんを見ていると感じます。周りの子も塾に通っている子の方が多くなりますし、何をするにも自分の意志。
習い事・遊びに行くにも親が必要だったのに
その先は、少しずつ親の手を離れ、
子どもは「自分で考える世界」に旅立っていきます。
中学生になったら親が子供関係で動くことも減り「ママ友」との付き合いも減っていくものなんだそうです。
だからこそ、小学校受験や低学年の学びは、
“何でも親子で一緒に走れる最後の時間”でもあるんです。
💗 ③ 「空の巣症候群」は、頑張ったママほどなりやすい
子ども中心の生活を何年も続けてきたママほど、
受験が終わった瞬間に「自分の時間」が怖くなることがあります。
子どもが成長して少しずつ親離れしていくとき、
ママが“子離れ”できずに苦しむのが「空の巣症候群」。
でもそれは悪いことではありません。
それだけ本気で子どもに向き合ってきた証です。
🌼 ④ これからは「自分の人生」にも伴走を
子どもが頑張っていたように、
ママも自分の夢や興味に再び目を向けていい時期です。
・仕事
・資格の勉強を始めてみる
・趣味を再開する
・昔やりたかったことにもう一度挑戦する
子どもの未来を応援するのと同じように、
これからは少しづつ**“自分自身の未来”**にも伴走してあげましょう。
子どもは、やっぱり楽しそうな親の生き方を見て育つのだと思います。自分のためにお母さんの人生を犠牲にしてほしいとは思っていません。
🌸 ⑤ 終わりではなく、次のステージの始まり
小学校受験は、親子で全力で走った尊い時間。
でも、それはゴールではなく“次のステージ”のスタート。
子どもは自分の道へ、
ママは自分の人生へ。
お互いがそれぞれの場所で輝けるように、
今は深呼吸して、ゆっくり次の一歩を見つけていきましょう。
💐 最後に
受験が終わって心にぽっかり穴があくのは、
それだけ愛情を注いできた証です。
「これからは自分の人生も大切にしよう」
そう思えたとき、ママとしても、一人の女性としても、
きっとまた新しい笑顔に出会えます。

