1.小学校受験

小学校受験後に感じた「入学後のギャップ」とは?|小学校受験おぺりママブログ

こんにちは。娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習のみで小学校受験に合格させたおぺりママです。

合格したら終わりではない「小学校受験」

小学校受験が終わると、親も子どももほっと一息つきますよね。
でも実際に入学してみると、「思っていたのと違う…」と感じる場面も少なくありません。
今日は、実際に私立小学校に通わせて感じた“入学後のギャップ”について、正直な気持ちをまとめました。

1. 勉強も生活面でも変化が大変

受験を終えたあとはのびのび過ごせると思っていたのに、現実は意外とハード。
宿題や提出物が多買ったり、家が遠い方は通学時間も長くて朝がとても早いです。
PTAやイベント時のお弁当や持ち物の準備、学校行事の参加など、親の負担も続きます。

小学校受験は終わっても、「日常生活を整える力」が求められる――これは小学校に入った時に多くの子どもも保護者が感じることです。

2. 周囲の家庭環境や価値観の違いに驚く

入学して最初に感じたのは、家庭ごとの差。やはり幼稚園以上に習い事や海外旅行の頻度、教育費への投資の仕方などに差がありました。
表面上は穏やかでも、持ち物や行事で“静かな競争”があるのも事実です。

でもそこで焦らず、「わが家はわが家」という軸を持つことが何より大事。
子どもが周囲に流されないためにも、親の姿勢が試されると感じます。

3. 子どもの性格と学校のカラーが合わないケースも

どんなに評判の良い学校でも、すべての子に合うとは限りません。
規律を重んじる学校では、明るく自由な子には少し窮屈に感じることも。
逆に、のびのび系の学校では後から苦労する場合もあります。

他にも子どもの性格や興味が変わった。なんて言うことも。

長い事通っていると「このままで良いのだろうか?この学校が本当にあっているのか?」どうしてもそういったことを思う事が起きます。

4. 小学校受験をすれば精神的には楽…のはずが?

小学校受験をすれば、中学受験をしなくていい分、精神的には楽だと思っていました。
確かにそれは一理あります。

でも実際には、外部からの受験者に合わせて、塾に通っている子も多く、
内部進学を気にして日々の成績に一喜一憂している家庭も少なくありません。
「受験が終わったら勉強から解放される」と思っていたのに、
“内部進学”という新しいプレッシャーが始まる現実もあります。

5. 年々「この学校で良かったのか」と思うことも

学年が上がるにつれ、教育方針や周囲の価値観とのズレを感じる場面が出てきます。
最初は満足していたのに、年々「もっと違う学校の方が良かったのかも…」と思う瞬間もあります。
ただそれは、どんな学校を選んでも起こりうる自然な感情。
“完璧な学校”を求めるよりも、「今ある環境でどう伸ばすか」を考える方がずっと前向きです。

6. それでも今の環境に感謝

ギャップを感じることはあっても、振り返れば良い経験もたくさんあります。
礼儀やマナー、学習習慣、友達関係――私立小学校ならではの教育の恩恵も確かにあります。
完璧ではなくても、「この環境で育っているからこそ得られた力」があると思います。

まとめ:合格はゴールではなくスタート

小学校受験の「合格」はゴールではなく、新しいスタート。
入学後こそ、子どもがどんな環境で、どんな人間関係の中で成長していくかを見守る本番が始まります。
受験を考える方には、**“合格後の生活”まで想像すること** をおすすめします。