小学校受験問題集を片っ端から使ってみた!☜おぺりちゃん『理英会 そっくり問題集』をご紹介
今回は「過去問」そっくり問題集を実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。
このブログを書いている私は小学校受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん2年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
理英会 そっくり問題集
値段
¥2,310
難易度
各学校の試験本番レベルの難易度の問題が出題されます。
内容
「そっくり問題集」という名前から、予想問題がのっているのかと思っていました。
でも中身を見てみると、各学校ごとの最新年度を含む過去5~8年間の入試情報・問題がのっていました。
通常の過去問集ということですね(笑)げっ、もうすでに持ってるし~つい志望校の名前が書いてあると何でも買ってしまうくせで、勝手に勘違い…失礼しました。
でもいい機会なのでこっちのそっくり問題集の過去問も使ってみて他社の過去問と比較してみました。
掲載内容
最新年度を含む過去5年間の入試情報
入試概要
・募集人数・願書受付期間・試験日・試験時間・学校説明会・公開授業がのっています。
ペーパー試験の様子
「机の上の様子」プリントは手前、右手前にえんぴつ2本・右手奥にクーピーを置く。
「教室の様子」黒板の前に先生が1人。真ん中に先生が1人。教室の後ろにも先生が1人ずつの計3人の先生が配置など、事細かな試験当日の様子がイラストで書かれていました。
特に「机の上の様子」は家でも狭い机の上で上手にプリントをめくる。使ったえんぴつを元の場所に置く練習ができたので事前に知れて良かったです。
ペーパー試験の内容
過去5~8年間の入試過去問題がのっています。
対応問題集の紹介
各学校の数年分の出題傾向を分析し、理英会から出版している「ばっちりくんドリル」の科目のどの単元をやるべきなのかの表がついているので志望校の全体的な対策が分かります。
過去問でできなかった問題があった時。この問題は○○の科目のどの単元の「ばっちりくんドリル」をやると良い。といった各問題ごとにやるべき問題集の紹介はありません。
そのため過去問から苦手な問題を見つけた場合は似た問題を自分で探して復習しないといけません。
行動系科目
運動テスト
連続運動や内容、縄跳びの飛ぶ回数や順番。待機の方法や試験監督の配置位置など細かいところまでイラストで書かれています。
行動観察
集団行動や自由行動。何人グループでどんな課題をやったのがが挿絵と文章で書かれています。
面接
両親に向けた「志望動機」
子どもに向けた「どんな事をしたときにしかられますか?」など1問1問具体的な質問内容まで書いてあります。
学校の対策をまとめた「ペーパーの難易度ら廊下や教室にも試験監が多く配置され、終始行動観察がされていた」といった考査の特徴といった【今回の入試ポイント】が書いてあるのも良かったです。
工作キット
またそっくり問題集の特徴的なのがこの「工作キット」です。
ハンバーガー制作(材料)
箱制作(材料)
ロボット制作(材料)
そっくり問題集 青山学院初等部 体験課題見本ページより引用https://rieikai-shuppan.com/product/
学校ごとに工作・制作で実際に出題された課題をそのまま家ですぐ練習できる様に「入試体験課題」工作キットが付いています。
試験内容も時間や課題が本番同様にのっているので工作の実践的な対策をしっかりやりたいと思う方にはこれがついているのが本当にありがたい内容になっています。
問題集の使い方
事細かい学校ごとの、教室や机の使い方、試験の様子までわかりやすいイラスト付きて受験の雰囲気をつかむことができます。
入試情報を隅々までよくや見込む事で学校側が何を見ているのか。筆記用具の置き方。家での具体的な対策に活かしましょう。
過去問に目を通して志望校のレベルや出題傾向をつかむこと。お子様がやる前におうちの方が1度問題を全て実際に解いてみる事もおすすめです。
その上で優先して学習すべき科目、単元をみつけます。がむしゃらに勉強するのではなく合格への近道を考え、しっかりと計画を立ててから学習を開始しましょう。
また、実際に過去問をお子様が解いた際は出来なかった問題と似たような問題集を探してしっかりと復習しましょう。
おすすめの子
●志望校の細かい入試情報を知りたい方
●学校の全体的な出題傾向から優先的に学習すべき「バッチリくんドリル」の科目を知りたい方
●過去問の工作の課題に本番同様に取り組みたい方
まとめ
理英会のそっくり問題集は、予想問題ではなく過去5〜8年の過去問という事が分かりました。
他の過去問との違いは
●細かい入試当日の情報がイラストで分かりやすく載っている
●工作キットが付いている
●学校ごとに出題傾向を分析。具体的に優先して学習すべき「ばっちりくんドリル」の科目や単元がわかる
○過去問の各問ごとにこの問題はどの科目のどの単元をを学習したらいいのかが書いていない。過去問で間違えた問題は自分で調べて似た問題を復習する必要がある
という特徴がありました。
皆さんもぜひ「そっくり問題集」で志望校対策してみてください!
『過去問の正しい使い方』いつから?何回?できない時は? ←こちらも併せてお読みください(*^-^*)