今日は小学校受験と「お金」についてお話したいと思います。小学校受験までにかかったお金は?習い事のお金は?私立小学校入学後にかかるお金は?といった子どもにかかるお金や子どもにかけるお金を無駄にしない方法と効率の良い子供へのお金の使い方についてお話します。
このブログを読むことでこんなメリットがあります。
まずは、小学校受験や受験合格後にかかるお金を知る事で必要なお金を知る事ができます。また、同じお金を使うにしても子どもにお金を使うべき時期や正しい方法を知る事でお金を無駄にしない&子供への効果を最大限に引き出すことができます!
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
小学校受験までにかかったお金
幼稚園
約350万円
おぺりちゃんは2歳からプレ幼稚園そして年少~幼稚園に3年間の計5年間通いました。おぺりちゃんの年齢だと最後の約1年だけ幼稚園の無償化の時期があったので差し引いています。ざっくりの計算ですがこれくらいの金額がかかりました。今は、幼稚園の無償化があるのでもう少し幼稚園の費用は抑えられそうですね。
習い事
約330万
おぺりちゃんは幼稚園の時は週に5日程度のスポーツ系の物から知育系の習い事をしていました。
塾
約16万円
おぺりちゃんは受験直前の約4ヵ月だけ塾に通いました。
おぺりちゃんは小学校受験までに約696万円くらいのお金がかかりました。塾に数年間もし通っていたらもっとお金がかかっていたと言えますね。
私立小学校入学後のお金
授業料
私立小学校に入学すると入学金や授業料、延長保育料、給食費などそれぞれの学校によっては修学旅行の積立金などいろいろな費用がかかります。
首都圏のお受験情報をまとめたお受験インデックスによると以下の通りのデータがあります。(2023.2.27参照)
首都圏の私立小学校で、初年度に必要な費用(概算)のランキングです。(2018/3現在)
1位 慶應義塾横浜初等部
1,920,000円
・受験料 30,000円
・入学金 340,000円
・授業料 940,000円
・その他 610,000円
2位 慶應義塾幼稚舎
1,607,480円
・受験料 30,000円
・入学金 340,000円
・授業料 940,000円
・その他 297,480円
3位 学習院初等科1,562,000円
・受験料 30,000円
・入学金 300,000円
・授業料 740,000円
・その他 492,000円※寄付金については含まない金額です。
習い事
毎月 約5万5千円
小学校受験がゴールではないので、同じ小学校のお友達も習い事や塾に通われている子が多いです。
小学校1年生のおぺりちゃんは約週5・6日程の習い事をしています。今も塾には通っていません。おぺりちゃんが好きなスポーツ系の習い事ばかりをやっています。
毎月の学費にプラスして習い事の費用もかかるし塾に通うと更にお金がプラスでかかると言う事が分かります。
子どもにお金を使うべき時期
ゴールデンエイジ
人間は10歳くらいまでに脳や神経系の発達がほぼ100%になるのでこの時期が何かを習得するのに最も適した時期です。 自分が思ったように体や頭を動かせるようになり、さまざまな動作や考える力、技術をすぐに覚え身につけられることから「ゴールデンエイジ」と呼ばれています。 大きな成長が見込まれる時期で、一生に一度しかないとても重要な時期です。
年齢が低いほど効果を感じた物
おぺりちゃんは早い物は2歳くらいから取り組んだものがあります。が特に低年齢期にやっておいて良かったと思ったのがこちらです。
記憶力と集中力
おぺりちゃんは2歳の時に幼児教室コペルに通っていました。この記憶力と集中力は年齢が低いほど身に付きます。コペルギネスという100個の絵を記憶する大会で5歳の時には地区大会で優勝するほどのすごい記憶力が身に付いたのも2歳からの低年齢の時期に取り組んだことがとても大きかったと思います。小学校受験のお話の記憶はもちろん今でも大人が驚くような記憶力を発揮することができます。
絶対音感
私は2歳からピアノをやっていたので絶対音感があります。でも絶対音感は一定の年齢を過ぎるとどんなに練習しても一生身につける事ができません。おぺりちゃんも2歳くらいからピアノに触れ、絶対音感をつける練習をしていたので小学生の今でもコップを叩く音で「ドだね」とドレミの音階で答える事ができます。
英語
英語に関してもおぺりちゃんは2歳くらいから英語の教材をみたり聞いたりしたことで耳がとてもよく発音が良いです。「th」や「r」など日本語にない発音もできたりするのは幼い時に耳でよく英語を聞いていたからだと思います。小学生になったおぺりちゃんは最近は中国語や韓国語も自分で興味をもって見聞きしています。がどちらも発音もよく聞き取れているのでとても良いです。
運動能力
跳び箱、鉄棒、走る、泳ぐ、球技などの運動は上のに比べると少し始めるのが遅かったですがおぺりちゃんは小さい時からは毎日の様に体を動かす習慣があるので運動神経が良いです。幼いころからいろいろな動きをしていた経験値から、スキーやスケートもやった事がなく、はじめてやる時にも全く転ぶ事なくいきなり滑れてしまうのがおぺりちゃんです。本当に運動神経が良いんだなと驚かされることが多いです。
お金を無駄にする親
ゴールデンエイジが過ぎている
ゴールデンエイジは10歳までなんだからそれまでに始めればいいや!と思っていませんか?それは少し違うと思います。
私はどうせ同じお金をかけるなら遅くても幼稚園(6歳)くらいまでにはじめてあげるべきだと思います。
なぜなら小学生(7歳)くらいになると子どもに自我が出て来るからです。これくらいの年齢になると、周りの子と自分を比べるようになります。自分にはできない。やりたくない。といった事を自分の意思で決める年齢です。こうなってしまうと親もどうにもしてあげられないわけです。
でも年齢が低ければ低いほどこういった自分で自分を決めつけると言ったことはほとんどありません。初めてのことに素直になんでも挑戦していく!と言ったことが自然とできるので年齢が低い時にお金をかけた方がスポンジのようにどんどん吸収していく。と言うわけ費用対効果が抜群なのがこの時期だと私は思います。
環境を与えていない
習い事や塾に入れてお金をかけていればそれで大丈夫!と思っていませんか?それだけではせっかく習い事にお金をかけても効果があまりありません。
習い事などにせっかく通わせているなら家や普段の生活からそのことに子どもが自然と触れられる環境をつくってあげましょう。
例えば、おぺりちゃんは体操教室に通っていますが、家には鉄棒・エアーマット・跳び箱用のマットをかってあり、いつでも体操の練習ができる環境を整えてあります。なので学校から帰るとランドセルを置いてすぐに逆立ち、台上前転、足掛け回りが始まるわけです(笑)目に付くところにあれば勝手にやるのが子どもです。
幼児教室も同じです。教室でやっていた内容を記憶ゲームとして家でもやっておぺりちゃんといつも遊んでいました。なので教室に行けば誰よりも記憶の科目は得意になっていました。
でも、もしこの環境がない状態で習い事だけ通っていたらどうでしょうか?教室にいるわずか週1回1時間しか練習する時間がないのでなかなか上達できませんね。周りの子はどんどんできていくのに自分だけできない。。。それでは、いつまでもできないとやる気はなくなるしつまらなくなってしまいますね。
せっかくお金をかけても意味がなくなってしまいます。どんどん伸ばしてあげる環境を親が普段の生活の中で用意してあげることもとても大切です。
まとめ
小学校受験までにかるお金と小学校に入学してからも子どもへのお金はかかるということが分かりました。
しかし、同じお金をかけるなら
子どものゴールデンエイジのうちの特に幼い年齢の時期に環境を整えてお金をかけてあげる事が、1番効果的なお金の使い方と言う事が分かります。
ぜひみなさんもお子様の一生に一度しかないこの『ゴールデンエイジ』を活かしてお金を有効に使いましょう(*^-^*)
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