小学校受験の自宅学習教材を片っ端から使ってみたおぺりちゃん。その中で、ペーパー対策におすすめのプリントや問題集についてご紹介したいと思います。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習のみで合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
基礎 年少~年中
年少~年中さん向けのはじめての小学校受験の基礎の自宅学習をする時におすすめの教材をご紹介します。
ステップ1 基礎を理解する
はじめておぺりちゃんにペーパーを教える時にとても苦労したのは、2つの点でした。
1.おぺりママ・・・「教え方が分からない」
2.おぺりちゃん・・・「科目や問題の理解ができない」
はじめての自宅学習教材には『親の教え方が分かり』、『子どもも問題や科目の理解ができる』【小学校受験の教科書】的なこちらの問題集がとてもおすすめです。
教え方が分かるお母さんのための問題集 えしん会
難易度
ステップ2 基礎の問題をとく
ステップ1で科目や問題の理解ができたおぺりちゃん。次は問題を解くことで基礎力を身につけました。
基礎の問題を解くのにおすすめの問題集がこちらです。
ジュニアウォッチャー ニチガク
難易度
同じニチガクで出版されている志望校の過去問☜を買うと、その小学校の対策にはこのジュニアウォッチャー問題集のどの科目を買って対策すべきなのかが細かく書かれています。
小学校受験はとにかく科目が多く、何から問題集をやって良いのか分からないと悩みましたが、志望校に合格するにはどの科目から優先して学習すべきなのかが分かり無駄に勉強せずとても助かりました。
ジュニアウォッチャーの内容も問題集の科目範囲がちょうどよく基礎の問題を解くにはピッタリでした。おぺりちゃんはジュニアウォッチャーを一通り解き終わると基礎力がしっかりつきました。
応用 年中~年長
年中~年長さん向けの基礎学習後の応用の小学校受験の自宅学習をする時におすすめの教材をご紹介します。
ステップ3 応用の問題をとく
ステップ2で基礎力のついておぺりちゃん。より本番の試験レベルに近い応用編におすすめの問題集はこちらです。
理英会 ばっちりくんドリル 応用
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小学校受験の塾で有名な理英会のばっちりくんドリルはさすが、塾のノウハウを生かした受験本番に近い応用のとても良い内容の問題が多いです。応用ですが、落としてはいけない問題が多く、ここまでのレベルはしっかりとはできるようにしておきたいです。難しい問題になると時間がかかりますが、最後まで取り組むころには難しい問題もおぺりちゃんは自分で考える力が付きました。
また、応用に取り組むことで弱点も浮き彫りになりました。応用の問題が出来ない時は「基礎」ができていません。そんな応用で苦手な科目を見つけた時にはこの基礎の問題集を使って弱点を強化しました。
ステップ4 苦手を強化する
ひとりでとっくん1~100 こぐま会
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この ひとりでとっくん1~100の問題集はその名の通り1から100まですごく細かく科目が細分化された基礎の問題集です。なのでおぺりちゃんは応用の問題集をやって苦手だとわかった科目をもう1度基礎勉強するのに使いました。この『ひとりでとっくん1~100』の科目をピンポイントで買うことができたので苦手科目の弱点克服用の問題集として使いました。
実践 年中~年長
年中~年長さん向けの応用学習後の小学校受験実践編の自宅学習をする時におすすめの教材をご紹介します。
ステップ5 スピードアップ
小学校受験のペーパー試験では制限時間内に解かないといけません。そのためには1.正確に問題を解く力と2.問題を解くスピードをアップをする必要があります。
おぺりちゃんがやった方法は2つです。
1.問題をたくさん解く(問題を正確に解く練習)
2.時間を計る(1問の時間を短くする練習)
この2つをやることで時間内に問題を解くこと、難しい問題にもあとで時間を作る事ができるようになりました。
1.問題をたくさん解く(問題を正確に解く練習)におすすめの問題集はこちらです。
ハイレべ合格ワーク100
難易度
この問題集は基礎~応用レベルの問題がなんと100問ものっている問題集です。1ページにある問題数も多いのでどんどん解き進める事でとにかく問題を正確に解く力が付きます。応用も基礎に近い問題が多く必ず正解するべきレベルです。おぺりちゃんが1冊終える事には問題を早く正確に解く力がかなりつき実力が本当にあがりました。とってもおすすめです。
2.時間を計る(1問にかかる時間を短くする練習)におすすめの問題集はこちらです。
スピードアップトレーニング こぐま会
難易度
この問題集は基礎の問題に制限時間が書いてあります。取り組むこと1問を早く解く練習ができます。簡単な基礎の問題でも制限時間があると焦ってしまう物です。おぺりちゃんはこの問題集を使って『焦らずに早く解く』と言った精神的な部分とスピード2つの力が付きました。
ステップ6 試験に慣れる
試験本番形式の練習をして模試や試験本番前に対策をしました。
試験形式でおすすめなのがこちらの問題集です。
幼児模擬テスト
難易度
こちらの問題集は試験にとても近い内容です。テスト形式になっていて、1問の制限時間があったり、クーピーの色や記号の解答方法に指定があったり、解答用紙も問題とは別のページになっています。問題も基礎から応用レベルまで本番に近い内容です。模試や試験の前には必ずやっておくべき問題集です。また、テストの結果で苦手科目や偏差値がわかるようになっているので苦手な部分も知る事ができます。
おぺりちゃんとたくさんの教材を使って分かった事は、小学校受験の教材は同じ出版社の物ばかり解いてはいけないと言う事です。
なぜなら、同じ科目の同じ問題でも、教材(出版社)が変わると問題の聞き方、答え方が全く違うからです。
同じシリーズの問題集ばかりやっていると、似たような問題の聞き方や答え方なので同じ科目でも他の問題集をやると急にできなくなってしまいます。
受験ではどんな聞き方をされても答えられる様にいろんな出版社の問題集を解く事をおすすめします!
まとめ
小学校受験おすすめの自宅学習と進め方
基礎 年少~年中
1.基礎の理解におすすめの問題集
2.基礎の問題を解くのにおすすめの問題集
応用 年中~年長
3.応用の問題を解くのにおすすめの問題集
4.苦手の強化におすすめの問題集
実践 年中~年長
5.スピードアップ
・問題を正確に解く練習におすすめの問題集
・1問の時間を短くする練習におすすめの問題集
6.試験形式におすすめの問題集
教え方が分かるお母さんのための問題集を実際に使ってみた感想☜詳しい記事はこち