小学校受験で最も重視される科目のひとつが「行動観察」です。
どんなにペーパーの点数が良くても、行動観察で評価が低ければ不合格になることも少なくありません。とはいえ、行動観察は練習しにくく、どう教えたらいいのか悩む保護者の方も多いですよね。
そんな思いから、こんにちは。小学校受験指導歴9年、娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習で合格させたおぺりママがこの本を作りました。
行動観察とは？小学校が見ている「本当の姿」
行動観察では、その学校が「どんな子に入学してほしいか」を見ています。
協調性・思いやり・リーダーシップ・言葉づかい・態度など、人としての基本的な行動が問われます。幼児教室では優しくできるのに、本番では緊張して動けない…そんなお子さんも少なくありません。相手となる友達が変われば子どもの行動も変わります。
「行動観察」ができない？
行動観察の難しさは、毎回違う状況・相手・課題に対応しなければならない点です。
家庭では「知らないお友達と協力」「突然のトラブル対応」などを再現することが難しいため、多くの保護者が不安を感じています。
そこでおすすめなのが、絵本を通して考える行動観察対策です。様々な登場人物に
子どもが感情移入しやすく、正しい行動を“自分で考える力”を育てることができます。
小学校受験『行動観察がぐんぐん上達できる！！合格対策絵本』とは？
この絵本は、お子さまと一緒に読みながらストーリーの中に出てくるさまざまな相手の中で「どうすればよかったのか」を考える構成になっています。プリントアウトしておぺりちゃんと一緒に読み・考えることで、行動観察の本番でも対応できる考える力が育ったと感じました。
動物の子供達がお友達と一緒に課題に取り組むストーリーです🐤🐖🐘🐒🐰
第1話 自由遊び編
★あらすじ★
先生の指示で子どもたちは「積み木」「わなげ」「おままごと」で3人ずつのグループを作って遊びます。ぞうくんとうさぎちゃんは積み木で大きな船を作り、かっぱくん・いぬちゃん・ねずみくんはおままごとで協力します。一方、さるくんは一人で遊びたがり、ぶたちゃんは恥ずかしくて泣いてしまいます。子どもたちは「仲間に入れる」「声をかける」「片付けを助ける」などの場面で、思いやりや協調性の大切さを学びます。
第2話 お絵かき編
行動観察がぐんぐん上達できる本~お絵かき編~←DL
★あらすじ★
先生に「写真を見て生き物の絵を描きましょう」と言われ、子どもたちは1本のクレヨンを仲良く使って絵を描きます。ぞうくんはカエル、ねずみくんは同じくカエル、ねこちゃんはちょうちょ、うさぎちゃんはタコを描きました。途中でクレヨンを独り占めしたり折ってしまったりとトラブルもありますが、話し合って譲り合う大切さを学びます。
▼イラスト付きでPDFダウンロードも可能。無料で公開中です
※あくまでも素人母が娘のおぺりちゃんのために作った物なのでご了承ください( ;∀;)
行動観察の自宅学習におすすめの教材
他にも行動観察がお家で練習できる問題集として最近話題になっている「行動観察対策問題集」として、えしん会の行動観察～プレ１～がとても良かったです。
この問題集は、行動観察でよくある課題（協力・指示理解・片付け・自由遊びなど）を題材に、子ども自身が考えながら学べる構成です。
▼おすすめ教材
えしん会の問題集は、実際の試験に近い状況を問題集で再現しています。
家庭でも「考える→行動する→振り返る」流れを自然に身につけることができます。
おぺりちゃんは絵本より更にこの問題集で自ら考えて行動する力が育ったと感じました!(^^)!
まとめ｜絵本で育つ“考える行動力”が合格を近づける
行動観察は、「正しい行動を覚える科目」ではなく「自分で考えて行動できる子を育てる科目」です。
その第一歩として、絵本を通じた対話型の学びや自分で考える練習はとても効果的です。
忙しい毎日の中でも、寝る前の5分でできる“合格習慣”。
今日から、お子さんと一緒に「自分で考える行動観察」対策を始めてみませんか？
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