おぺりちゃんと一緒に、夏休みに工場見学に行った日のこと。
見学中、案内してくれるスタッフの方が丁寧に説明をしてくれているのに、
幼稚園の年長や小学校低学年くらいの子がお話を全く聞かずに大きな声で話したり、手元のパンフレットをぐしゃぐしゃにしたり、椅子にきちんと座らず寝そべっていました。
こんにちは、この記事を書いている私は小学校受験指導歴9年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
小学校受験では「話を聞く力」が合否を大きく分ける
一方、同じ年齢の子でも、しっかりと話を最初から最後まで前を向いて話を聞き、
時々うなずき、「質問はありますか?」と聞かれた時には自分なりに考えた質問をしているお子さんを見かけました。
合格できる子
もしこれが、小学校受験だとしたらと考えると「合格する子」と「そうではない子」は一目瞭然ですが、これは小学校受験に限ったことではありません。何事を学ぶにおいても大きな違いを生むのではと私は感じています。
合格させる親
そして何よりも印象的だったのは、
一生懸命、親は少しでも勉強になれば、夏休みの思い出になればと、(工場見学の予約は数か月前から争奪戦なことが多いのですが…)良かれと思って子どもをこうした場所に連れてきているのに、
その前段階の「お話を聞く」「事前学習」「マナー・礼儀」などが無ければ、何の意味があるのかと…——
学び以前の“土台”がやはり重要だということ。
これは小学校受験をする・しないに関わらず、生きていくうえで欠かせない力だと痛感しました。
家庭でお話を聞く力を育てる方法
小学校受験の「お話の記憶」はまさにお話を聞く力があるかどうかを問う科目です。
お家でもしっかりとその力を身に付けることがとても大事です。
おぺりちゃんはお話の記憶がとても得意だったのですが、
おぺりちゃんが使っていたお話の記憶におすすめの教材がこちらです↓
ポイントは『遊びながらお話の記憶力を伸ばす』ようになっている事です。
これなら集中力が続かない小さな子でも続けられます!(^^)!
小学校受験は何を見ているのか
小学校受験の面接や行動観察では、
「説明を聞いて理解し、行動に移せるか」が必ず見られます。
じっと座って静かに聞くことは、集中力や学ぶ姿勢。協調性の証でもあります。
逆に、説明を聞かない・姿勢を崩す・別のことをする——
これらは学校に入った後の学びの基本であり、できていないないだけでなく周りにも迷惑であるといった大きなマイナス評価になりかねません。
まとめ
夏休みの今こそ、家族でのお出かけを“受験準備”に変えるチャンス。
工場見学や博物館など、説明を聞く場に積極的に出かけ、
そういった視点を持って「学び」を体験してみると、親としてまず何をするべきかが分かります。秋以降のお子さまの本番で大きな自信にもつながればと思います。

