小学校受験をするご家庭は、親も高学歴の方が多いそうです。しかし、そんな高学歴な親ほど、子育てに失敗する?!子どもが勉強ができない理由が分からない。どう子育てをしていいのかわからない。そんなケースが多いんだそうです。そんな高学歴親についてのお悩みと解決策をご紹介していきます。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴7年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
高学歴親の特徴
できない子どもの気持ちが分からない
小学校受験でたくさんの科目のあるペーパー。我が子がなんでできないのかが分からない。なんてことも…高学歴な方は自分がとても優秀で勉強が人生の中でもずっと出来ているので、できない子どもの気持ちが分からないそうです。
子どもが自分と同じ道を歩むべきと思っている
小学校受験をする事で、子どもも自分と同じ進路を進んだ方が将来幸せになれる。または、それ以外では幸せになれないと思っているそんな方も多いのです。
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過干渉
要領のいい高学歴の親は子どもが失敗しない様に親が先回りして、なんでも手をやいてしまう。また、子どもの事になんでも介入し、過干渉になってしまうことで子どもが自分一人では何もできないようになってしまう。また、自分の親もそういった傾向があり、過干渉が普通になってしまっていることも原因としてあげられてれいます。
溺愛
高学歴親は学業・仕事に懸命に過ごしてきた分、晩婚・出産が比較的に遅いと言われています。その分、我が子を溺愛してしまう傾向にあるんだそうです。
ずれた金銭感覚
高学歴な親は収入も多く、子どもにお金を与えすぎてしまったりする傾向にあるそうです。子どもに、一般的な金銭感覚を身につけてあげる事も大事です。
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過度な早期教育
高学歴親は高収入なこと。頭が良いので勉強でやっておくべき事が既に分かっています。そのため、小さい頃から毎日、習い事や塾に通わせたりなど、子どもの自由な時間を奪ってしまう程、過度な早期教育を行ってしまうことがあるんだそうです。
学歴リベンジ
自分では成し遂げられなかった事を子どもに強要してやらせてしまう。学歴・経歴リベンジといったこともあるそうです。
まとめ
これは、何も高学歴な親だけにあてはまるものではありません。全ての親に当てはまるのではないでしょうか?私は学歴はありませんが、【学歴リベンジ】などは自分も子どものためとか言いつつ、自分のためなのでは?と思ってしまう時があり、( ゚д゚)ハッ!としたことがあります。
また、高学歴な親の特徴も悪い面ばかりではないと思います。お金がある分、子どもに良い教育も受けさせてあげられます。ただ、お金のかけ方としては詰めみ式の過度な勉強より、いろいろな体験や経験にお金をかける方がいいのではないでしょうか?「かわいい子には旅をさせよ!」とよく言います。
たとえ自分の子どもであっても親の所有物ではありません。小さいけれど自分の意思を持った別人格であること。子どもには子どもの人生があります。失敗する事も人生の大事な事。何でも親が先回りしない。後ろから、見守り誰より見方であること。子どもを応援してあげましょう。
いつも言っていますが、勉強<規則正しい生活!早寝早起きが子どもの仕事!
あとはなんでもバランスよく!何でも「すぎ」は良くありません。子どもが好きな事を楽しんでさせてあげること。きっと、親にできることってこれくらいなんだと思います。
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