1.小学校受験

「怒ること」を決めれば「怒らない方法」になる 小学校受験

私は、あらかじめおぺりちゃんに「怒ること」を決めています。えっ?あらかじめ怒る事ことを決めてる?おぺりママ怖っ…と思うかもしれませんが(笑)

実は、「怒ること」を決めておくことで、それ以外は怒る必要がなくなります。

結果、これがおぺりママ流、1番「怒らない」方法なんです!

この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。

私がおぺりちゃんに怒ること

基本この3つ以外は怒らないと私のルールとして決めていました。こうする事でおぺりちゃんに私が無駄に怒らないようになりました。

命や怪我の危険がある事をした時

自分の身を守る

小さいうちは危険な事がいまいち理解できていない事がありました。例えば「急に道に飛び出してはいけない。」でも目の前の公園に早く行きたくて右・左を見ずに道路に飛び出そうとする。危険なことから身を守る方法はしっかりと教える必要があります。

相手を傷つけない

また、自分だけではなくもし自分がやったことで相手にも命や怪我の危険があると言う事も決してしてはいけないと教えるようにしていました。

人の話を聞かない時

これは小学校受験のみならず、とても大事な事ですね。災害時に左の階段には火の手があがっている。そんなとき「右の階段から逃げて下さい」といった人のお話を聞かない事で、もし左に逃げてしまったら命を落としかねません。これはちょっと大袈裟ですが、小学校受験でも今後のどんな場面でも「お話を聞く事」はとても大事な事です。お話をちゃんと聞ける子にすることが大切です。

相手の気持ちを考えていない時

まだ小さいと、子どもは自分を優先しがちです。楽しそうなおもちゃが1つだけあったら無理やり奪ってしまう。そんな相手の気持ちまで考えることができない、自分本位な言動や行動をとってしまう事が多いです。でも、それは良くない事。どうしたらいいのか。を一緒に考える事で解決する能力を身につけるべきです。

私の怒り方

怒鳴るとか手を挙げる、長時間怒るといった感情的な怒り方はしません。

真剣な顔でおぺりちゃんの目を見ておぺりちゃんに聞きます。

1.まず理由を聞きます。『どうしてお友達を叩いちゃったのかな?』

2.次は解決策を聞きます。『どうしたらいいのか?』

3.それから改善点も聞きます。『今度から、どうしたらいいのか?』

2.3が難しい時は一緒に考えたり謝ったりします。

4.最後にママの感情を言います『ママはすごく悲しかったよ。今度から気を付けようね』

といった感じです。人間の怒りは6秒、我慢する事で収まると言われています。感情的に怒るより『質問』が良いです!!

一方的に親に怒られるより、質問の方が子どもが自分で考えるので同じことを繰り返さなくなります。

怒る時に気を付けていた事

おぺりちゃんの人格を否定しないことです。

「あなたは本当にいじわるな子ね!」だと、おぺりちゃん自身が否定されている感じがします。

そうではなくおぺりちゃんがやってしまった『行為』を注意します。

「おぺりちゃんが、お友達を叩いた事はよくなかったよ」と『叩いたこと』が悪いと言う事です。

おぺりちゃん自身を否定する怒り方をすると、ママは私が嫌いなんだとか私はダメな子だを思ってしまいます。そうではなく、やってしまった『行為』が良くないと言う事を注意する様に気を付けていました。

おぺりちゃんにも「怒ること」をあらかじめ説明

例えば、「ペーパーの勉強はかっこいい小学生みたいな子だけができます」と言う事をおぺりちゃんに話して、ペーパーをやっていいのはお兄ちゃんお姉ちゃんみたいな子だけ、と言う事を前提にして学習していました。

ペーパーのお約束

1.お話をきちんと聞く  2.ペーパーが終わってから遊ぶ と言う2つのお約束を学習表に書いて壁に貼っていました。

もし、おぺりちゃんがペーパーの途中に他の事を始めたら、これは怒るほどの事ではないので、「お約束が守れていないので今日は、おしまいにしよう」とペーパーを片付けるようにしていました。先にペーパーのお約束をおぺりちゃんが分かるようにあらかじめ決めていたので、なぜ片付けられたのか自分で分かります。

お話が聞けない時も同じようにしていました。こうする事で、ペーパーの途中に突然怒られるではなく、自分がルールを守っていないから片付けられてしまったと言う事が明確にわかります。予めルールを作って貼っておくだけでも無駄に怒らなくて済みますね!(^^)!

怒った後のアフターケア

そして怒った後には、「悪い事をしてしまった事を怒ったけど、おぺりちゃん自身を嫌いなわけではない事。」「ママはおぺりちゃんを愛していている。」それから「おぺりちゃんなら必ず次はできるよ!」と言う事を必ず伝えるようにしていました。

まとめ

私は怒る時や怒り方のルールを決める事で逆にそれ以外は怒る必要がなくなったり、感情的に怒る事や人格を否定するような怒り方をしなくなりました。

怒った後のお子様の心のアフターケアもとても大事です。悪い事をしてしまった事を怒ったけど、おぺりちゃん自身を嫌いなわけではなく愛している事。ここをしっかりと伝えてあげる事も次の成長や自己肯定感につながりますね。

また、小学校受験の面接などでも「お子様をどんな時に叱りますか?」などの質問もあります。それぞれのご家庭の教育方針や理念にしたがって怒るべき時を今一度考えてみるといいかもしれません。

怒る時は鬼の形相ですが、アラフォーで産んだ1人っ子なんで寝顔を見て(m´・ω・`)mおぺりちゃん ゴメン…とか思ってウルウルしてしまうおぺり母でした(笑)

皆さんもぜひお子さまの「怒り方」について一度考えてみて下さい(*^-^*)

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