今日は、「普段は有り余るほど元気なのに面接になると急に黙る」「人見知りで大きな声で答えられない」など、子どもの小学校受験のピンチ!子どもが「答えられない・黙る?!」面接でのタブー!原因とこんな時どうしたらいいのか?をお話したいと思います。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴6年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
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小学校受験面接 子ども「答えられない・話せない・黙る」タブーとは
小学校受験での子どもの面接でのタブー・NG行為
1位 子どもが泣き出す
2位 子どもが黙ってしまう
事だと言われています。
面接で子どもが話せない・答えられない・黙ってしまう原因
人見知り・場所見知り
面接官「好きな食べ物は何ですか?」
子ども「・・・。」
小さな子が「行った事のない初めての場所」+「初めて会う大人にあれこれ聞かれる」=答えられない・黙るさらに不安を感じると『泣き出す』になってしまいます。
面接官の先生は敵ではない
とは言え、面接の先生は初対面の大人です。あれこれ難しいいろんな事を聞かれるから怖い…嫌だ。子供ながらにそう思います。
「おぺりちゃんは好きな子の事はいろいろ知りたいよね?小学校の先生も同じなんだ!
面接は小学校に来てくれるおぺりちゃんがどんな子なのか知るためにするんだよ?
だからたくさん質問をしておぺりちゃんの事をもっと知ろう!もっと好きになろう!!としているだけなんだよ?」
とおぺりちゃんに説明しました。これだけでだいぶおぺりちゃんの面接官への印象が変わったと感じました!(^^)!
また、普段の生活から初対面の大人と話す機会がある子は初めての場所で初対面の大人に対しても、緊張することなくしっかりと話すことが出来ます。
おぺりちゃんが人見知りを直すために実際にやっていたことをご紹介します。
語彙力不足
面接官「好きな動物とその動物のどこが好きなのかを教えて下さい」
おぺり「好きな動物はうさぎです。好きなところは…。」
簡単な「好きな動物=うさぎ」といった質問には答えられる物の、
少し難しい「好きなとことは?」といった質問や最初の答えに更に突っ込まれると答えられないことが良くありました。
原因は、具体的にどんな所が好きと説明をする言葉が出てこない=「語彙力不足」と言うケースです。
おぺりちゃんが語彙力を増やすために実際にやった練習をご紹介します。
緊張
小学校受験の面接で「失敗してはいけないただならぬ空気」を感じ取ってしまう子がいます。
大人でも面接は緊張します。そんな時は親の声掛けがとても大事です。失敗しても大丈夫だという事。普段から失敗を責めるのではなく、がんばったところ、努力した所を褒めてあげましょう。
面接で答えられなかったら不合格なの?
小学校受験の当日。面接は緊張やいつもの環境と違う事から練習とは違い、ハプニングが起きないとは限りません。しかし、そんな事が起こる面接だからこそ、とっさの判断に人柄が出てしまうと言う物。そんな時こそ面接官は親がどう対処するのかを見ているのです。
ピンチの時ほど面接官は親を見ている
まだ、幼い5.6歳の子供だし、緊張しない人なんていない!ハプニングは付き物!!もし何かあっても落ち着けば大丈夫!!くらいに思ってどっしり構えましょう( `ー´)ノ
また、面接で失敗したからと言ってすぐに不合格になるわけではありません。
小学校側は面接で訓練されたお手本のように子どもがきちんと答えれれるのかを見ているわけではありません。
お子様が質問に一生懸命答えようとしている姿や失敗した時にも大らかなご両親、温かいご家庭の雰囲気を見ています。自然に、聞かれたことにきちんと答えることができていればオッケー。
面接で1番大事なのは、「明るく元気な子と仲の良い親子」の印象です!
面接の失敗「こんな時どうする?」と正しい対応
親の対応
子どもが黙ってしまった時
すぐに助け船を出してはいけない
大変!!すぐに何か言わせないと!「○○くん?どうしたの?いつもは話せるよね?」とうすぐに親が発言するのはNG。ここはグッと我慢して下さい。あくまでも面接官がお子様に質問をしている場面です。何も言わずに面接官の指示を待ち、親に促された後はゆっくりと落ち着いてお子様が安心できるような声掛けをしてあげましょう。
落ち着いて対応しよう
ど、どうしよう!!うちの子が本番の面接でしゃべれないなんて!!アタフタ(*_*;
キョロキョロ(‘Д’)と親が明らかに動揺した態度を見せるのも良くありません。
そんな時こそ落ち着いた態度で、お子さまに「大丈夫だよ!」と笑顔を見せる対応の方が好印象です。
子供の対応
分からない時は何と言うか教えておく
それでも当日、答えられない時があるかもしれません。
そんな時は
「もう一度言ってください。」
「〇〇だと思います。でもよく分からないです。」
など、分からい時に、黙るのではなく、何か言うように話しました。
また、分からない質問だったとしてもすぐに、「分かりません」と答えるのではなく、
少し時間がかかっても考えてから「○○だと思います。」と何かしら自分の意見を言うようにしました。その後で「でもよく分かりません。」と分からない事は分からないと正直に言って良いと言う事を教えました。
同じ「分からない」でも、ただ分からないと答えるより、一生懸命考えたけど分からないと言うのでは印象が変わります。
こんな感じで良いから何か答える様におぺりちゃんにはしっかりと教えておきました。おぺりちゃんも最悪、質問が良く分からなくても、この答え方があるなら何とか乗り越えられる自信につながりました!
まとめ
小学校受験の面接は本当に親も子も大変です。失敗したらどうしよう。本番では何を聞かれるんだろう。と不安になります。基本は楽しみながらしっかり練習、対策をする。
それでも答えられない時はもちろんあります。それが面接です。そんな時はどうするのかまでを練習する。失敗ありきなのを想定する。そう考えれば面接もなんとか乗り切れます。
でも、「知らない場所で知らない人に聞かれたことにきちんと答える。」これって小学校受験の面接以外でもとっても大切な事です。
もし、初めて行った場所で迷子になった時、「お名前は?お家の人の電話番号分かる?」初対面の大人の質問に答えられるでしょうか?小学校受験の面接練習は生きる力にもつながる大切なことだと感じています。
おぺりちゃんはいろいろ聞かれるから、小学校の面接の先生にどんな色が好きか、どんな食べ物が好きか逆に聞いてみたい!と言っていました(笑)
そうそう!その意気!それくらいリラックスして会話を楽しめるようにやってみましょう!
やってはいけない!小学校受験直前期の過ごし方!【9月・10月】←こちらも併せてお読みください!(^^)!