小学校受験を目指しているおぺりちゃん5歳。今日は小学校受験の最大の山、行動観察についてお話します。
小学校受験の科目でとても重要視されている課題の『行動観察』。実はとっても難しいですよね。ペーパー試験の対策は問題を繰り返して解けば何とかなるものの、この行動観察はどうやって練習したらいいのか本当に悩む所です。行動観察が上手になる3つのポイントも後半にまとめました。ぜひご覧ください。
小学校によって行動観察の試験の内容はさまざまですが、4~5人の1つのグループになって一緒に何かをすると言ったもの。グループで協力して1つの物を制作したり、ゲームをしたり遊んだりすることが多いです。
おぺりちゃんも小学校受験の塾に通っているのですが、行動観察の課題の時にこんなことがありました。
問題 4人1つのグループになってさまざまな形の積み木を皆で協力して高く積み上げましょう。(制限時間20分)
先生:「ヨーイ、スタート!」
子供達:「・・・・・。」 皆、固まってしばらく動かない、何も言いださない。
数分経過
A子:「どうしようか、、、」
おぺりちゃん:「この積み木をこうして積んで、次はこれかな」 しかし、うまく積めず
B子:「違うよ!それじゃなくてこれだよ。」
A子:「違うよ。こうすれば」
おぺりちゃん:「そうじゃなくて、こうじゃない?」
積み木を奪い合う。。。
C君:一人別の場所で積み木を積み上げ始める。
と、こんな感じでおぺりちゃん全く出来ていない。。。( ;∀;)
行動観察が上手になる3つのポイントをまとめました。
1.行動観察の意味を教える
まず、行動観察の試験がなぜあるのかを子供がが理解できていないと行動観察が上達することはできません。なので私は、「おぺりちゃんはどんな子と一緒に小学校に通いたいかな?」「いじわるな子?それとも優しい子?」おぺりちゃん「優しい子。」「そうだよね?みんなと仲良く遊べる優しい子と一緒に小学校に行きたいよね!(^^)!」「だから行動観察っていうのは先生がこの子はみんなと仲良く遊べる子なのかなぁ?って見る事なんだよ。」とお話しました。
2.行動観察でやる課題やゲームは勝つためや完成させることが1番の目的ではないと言う事を教える
子供にありがちなのはとにかく課題を完成させたり・ゲームに勝つことにばかりに集中してしまって周りが見えていない事です。私は「行動観察は完成させたり・勝つことも大事なんだけど、何よりも一番大事なのは【お友達と仲良く協力してやること】なんだよ!」とお話しました。
3.みんなの意見をまとめて、全員が納得した上で役割分担を決め制作や課題を進めていくこと。
これが一番難しいですが、グループの誰一人として意見の言えない状況になっていてはダメです。いろんな性格の子がいますが、積極的な子だけでどんどん進め、けんかになってもダメですし、消極的な子にも声を掛け、みんなが納得した上で役割を皆で分担して協力して進めて行けるように、場面をみて「おぺりちゃんあの子は何もしていないけどどうしてあげたら良いと思う?」と気づいていない時には声を掛けるようにしていました。
この3つのポイントを踏まえたうえでお家でできる
この練習を繰り返し行うことで今、おぺりちゃんは行動観察の課題が得意になり、自信がついた様子で、小学校受験の塾・教室でも褒められることが多くなりました。今すぐお家でで簡単にできるのでぜひやってみて下さい。