「お話の記憶が苦手…どこから直せばいい?」と悩む前に、まずは無料の診断プリントでお子さまの苦手箇所を特定しましょう。
この記事を書いている私は受験指導歴9年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃんを塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が小学校受験のお話の記憶・長文の無料の例題を作りました。
本記事では、短文→100字→約500字の3段階テスト(例題・設問・解答・音読台本)を無料公開。
結果に合わせて、家庭でできる練習法と最適な教材まで【お話の記憶の攻略法】をご提案します!
▶ お話の記憶 無料プリント(3段階テスト)
もくじ
- 小学校受験「お話の記憶」:まず何が見られている?
- 【無料】お話の記憶・苦手診断(短文/100字/500字)
- 診断の見方と対策マップ
- 無料プリントの使い方|3ステップ(音読台本つき)
- おすすめ教材(年少〜年長)と進め方
- よくある質問
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小学校受験「お話の記憶」:まず何が見られている?
- 理解力:登場人物・場面・出来事を把握できるか
- 集中力:最後まで注意を向けて聞けるか
- 記憶力:必要な情報を保持し、口頭/選択で答えられるか
お話の記憶は、ほとんどの小学校で毎年のように出題される重要科目です。まずは現状のつまずき箇所を知ることが最短ルートです。
お話の記憶・長文読解 苦手タイプ別診断表
お子さまと一緒にこのお話の記憶の無料問題をやって、苦手な原因をみていきましょう!
【無料】お話の記憶・苦手診断(短文/100字/500字)
無料プリントの使い方|3ステップ
以下の3テストを順番に実施してください。
ルール:静かな環境で親が音読台本どおりに読み、子どもは聞いた後に質問に答えます。
問題:①→②→③の順。設問は子どもの言葉でOK。
間違ったのはどれか?を一緒に確認。所要時間は4分程度です。
チェック1. お話が記憶できてる?
□チェック 1.短い文章の記憶 例題

例題「今日は朝から天気が良いです。いぬくんはでうさぎちゃんと公園でサッカーをして遊びました。」
□問題1.今日はどんな天気ですか?
□問題2.誰と誰が遊びましたか?
□問題3.どこで遊びましたか?
□問題4.何をして遊びましたか?
□チェック 2.約100文字 お話の記憶 例題

例題「今日は楽しみにしていた運動会です。昨日降っていた雨はやみ、空にはお日様が出ています。ねずみくんは、昨日作ったてるてる坊主に『ありがとう』と言いました。ねずみくは赤組なので赤い帽子をかぶりました。それから、お母さんが作ってくれたお弁当をリュックに入れて『いってきまーす!』と大きな声で言い、お家を出発しました。」
□問題1.昨日はどんな天気でしたか?
□問題2.ねずみくんが昨日、何を作りましたか?
□問題3.ねずみくんは何色の帽子をかぶりましたか?
□問題4.ねずみくんがリュックに入れたのは何でしたか?
□チェック 3.約500文字 お話の記憶 例題
例題「今日、まいちゃんはお父さんとお母さんと楽しみにしていた動物園に出かけます。まずは電車にのりました。つぎはバスにのって動物園に到着しました。動物園に着くと、首の長いきりんが見えました。まいちゃんはお父さんに肩車をしてもらいました。「きりんさんになったみたい!」とうれしそう言いました。次は馬を見に行きました。馬にはえさのニンジンをあげることができました。まいちゃんがニンジンを馬の顔の前に出すとむしゃむしゃとあっという間に3本も食べてしまいました。「お腹がすいているんだね!」お父さんが言いました。最後はうさぎを見に行きました。「可愛いね」とまいちゃんが言うと、飼育員のお姉さんが「抱っこしてみる?」と言ってまいちゃんのお膝の上に白いうさぎをのせてくれました。まいちゃんがやさしくなでてみるとうさぎも気持ちよさそうにあくびをしました。「あら、まいちゃんのお膝のベットが気持ちいいのかしら」とお母さんが言いました。動物園の帰りにクレープ屋さんがあったのでまいちゃんはバナナのクレープを買ってもらってお家に帰りました。とても楽しい1日でした。」
□問題1.動物園には何に乗って行きましたか?
□問題2.動物園で一番最初に見た動物は何でしたか?
□問題3.エサをあげた動物は何でしたか?
□問題4.動物園で最後に見た動物は何でしたか?
□問題5.まいちゃんが動物園の帰りに買ってもらった物は何でしたか?
診断の見方と対策マップ
①お話が覚えられないタイプ
次のような様子がよく見られます。
・途中で立ち歩いてしまう
・他のことを始めてしまう
・前半の内容をまったく覚えていない
「お話を最後まで聞くことができない」
「そもそもお話を覚えていない」
集中力や能力が足りないわけではありません。
このタイプのお子さまは、
お話を“記憶する練習”が足りていないだけです。
多くのご家庭が、
「問題を解く練習」や「読み聞かせ」に偏ってしまい、
一番大切な【お話を覚える練習】の順番を飛ばしています。
でも、安心して下さい。
まずは、
その子にあった簡単な方法から始めることが大切です。
▶︎
「お話が最後まで聞けない子」でも大丈夫なお話の記憶の始め方
チェック2. 問題に答えられる?
☐チェック 1.基礎のお話(約500文字)の問題を解く
例題「今日は、だいすけくんの妹の誕生日です。お母さんはだいすけくんに「ケーキ屋さんに行って妹のお誕生日ケーキとお花屋さんに行ってお花を買ってきてくれる?」と言いました。早速、だいすけくんは家を出発しました。最初はケーキ屋さんに行きました。ケーキ屋さんに着くとだいすけくんは「妹の誕生日ケーキを買いに来ました」と言いました。店員さんが「いちごのケーキとチョコレートのケーキがあるけれど、どっちがいいかな?」と言いました。だいすけくんはチョコレートケーキが好きです。でも今日は妹の誕生日、「妹の好きないちごのケーキを下さい」と言いました。すると店員さんは「ろうそくは何本つけますか?」と言いました。だいすけくんは「ろうそくは3本下さい」と言いました。だいすけくんはお金払うと「ありがとうございました。」と言いました。次はお花屋さんへ向かいます。お花屋さんに着くと、だいすけくんは「妹の誕生日のお花を下さい」と言いました。お花屋さんは「あら、誕生日なの!妹さんは何色が好きなのかな?」と言いました。だいすけくんは「ピンクと黄色!」と答えました。」お花屋さんはピンクチューリップを3本と黄色いチューリップを2本で可愛い花束にしてくれました。お花屋さんを出て家へ帰る道の途中にあった家には大きな赤いこいのぼりが風に揺られていました。だいすけくんは「気持ちよさそうにお空を泳いでいるね」と言いながらうれしそうに家に向かいました。
□問題1.だいすけくんの好きなケーキは何ですか?
□問題2.だいすけくんの妹は今日、何歳になりますか?
□問題3.だいすけくんはチューリップを全部で何本買いましたか?
□問題4.このお話の季節はいつですか?
□問題5.こいのぼりは何色でしたか?
②「お話は覚えられるけど、問題が解けない」タイプ
この段階の問題は、基礎のお話(約500文字)を暗記した上で、さらに“考えて答える力”が必要になります。
同じ種類の物の名前がたくさん出てきて混乱したり、個数のたし算・ひき算が入ったり、色・季節・行事などの知識と組み合わせて解くため、総合的な力が問われます。
もしこの問題がうまくできていない場合、
「お話は覚えられる」けれど「問題を解く(ひっかけ・応用・条件整理)が苦手」という可能性が高いです。
つまり、次に伸ばすべきは“暗記力”ではなく「答え方の精度」。
年長期はここを仕上げることで、本番の得点が安定しやすくなります。
2.長文(500文字以上)の問題を解く 例題
お話読み聞かせ~節分編~ ~バレンタイン編~☜無料例題です。ダウンロードして使ってください。
③試験の“実践的な長文問題”が解けない子
このタイプは、試験や模試で出題されるような
長文(500文字以上)+応用問題になると正答率が落ちやすい傾向があります。
長文になるほど、
・登場人物や出来事の情報量が増える
・途中で出てきた条件を覚えたまま考える必要がある
・ひっかけ/言い換え/複数条件の問題が増える
ため、「記憶」+「処理」+「解答の正確さ」が同時に求められます。
つまりこの結果は、
「試験レベルの実践対策(長文×スピード×精度)」が必要
というサインです。
年長期はここから、
本番形式で“解き切る力”を仕上げる練習を入れることで、得点が安定していきます。
診断結果後の対策方法
今回の診断で、
「うちの子、ここがつまずいているかも」
と感じた方へ。
お話の記憶ができない原因は、
実はとてもシンプルです。
次の記事では、
多くのご家庭が勘違いしている
「お話の記憶ができない本当の理由」と、
正しい練習の順番を解説しています。
▶︎
【小学校受験】お話の記憶ができない本当の理由|原因と対策
まとめ
お子さまのお話の記憶の苦手タイプ別診断はできましたか?
無料の例題を解いてみる事で、お子さまの苦手な部分を知る事が出来ます。そこにピッタリとあった問題集に取り組むことでおぺりちゃんもお話の記憶が苦手→得意になることができました。
ぜひみなさんもやってみて下さい(*^-^*)
よくある質問
Q. 無料問題だけでも伸びますか?
A. 方向性の確認には十分です。継続して伸ばすには段階的に量をこなせる教材を併用するのが近道です。
Q. 暗記が苦手な子はどうすれば?
A. 「覚えさせる」より、人物・順序・数量の3点を口に出す練習を。実況質問(途中で質問を挟む)が特に有効です。
Q. どれくらいの頻度で?
A. 週3回×各5〜10分程度でOK。長時間よりも短時間×反復が効果的です。
