1.小学校受験

直前期の「親の合格への期待」が子どもを潰す瞬間とは?小学校受験おぺりママブログ

こんにちは。小学校受験指導歴9年、娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習で合格させたおぺりママです。

小学校受験直前期はどうしても「合格」「不合格」という結果がついてまわります。親も子どもも不安を抱えるものです。

親の過度な期待は虐待に等しい

「合格してほしい」という想いが強すぎると、受験直前の親の態度や声かけが子どもにプレッシャーとなることもあります。

  • 「それじゃあ合格できないよ?」
  • 「もっとやらなきゃダメじゃない」

親にとっては励ましのつもりでも、子どもには「期待に応えなければ」と感じ、特に直前期は、小さな子でも「落ちたらどうしよう」と不安を抱えているものです。そこに親の焦りや期待が重なると、普段通りの力を発揮できなくなることも、、

最悪なのは、子どもが「合格できないと自分には価値がない」と感じてしまうことです。合格したいのは誰も同じです。

でも受験がきっかけで子どもが自信を失うことだけは避けたい物です。

私が受験直前におぺりちゃんにかけていた言葉

そんな中で、私がいつも娘に伝えていたのはこんな言葉です。

「受験はどうしても合格・不合格があるの。それはじゃんけんと一緒。合格でも不合格でもママはどっちでも良いの。

でもね?おぺりちゃんがここまで頑張ってきたことは本当にすごいし、ママはそれが一番嬉しい。だから、試験楽しんでおいで^_^」

おぺりちゃんにとって試験は産まれて初めての挑戦です。結果だけに目を向けてしまうと、自信ややる気を失ってしまうでしょう。

おぺりちゃんが産まれて来た時、ただただ私のもとに元気に産まれてくれてありがとう。そう思いました。あんなに小さくて何をするにも心配だった我が子がここまで頑張って来たんです。だからこそ、努力そのものを認める言葉を伝えることが大切だと私は思いました。

合格より大切な“頑張った経験”

小学校受験で本当に大切なのは、合格という結果だけではありません。

むしろ価値があるのは、おぺりちゃんが受験を通して

  • 精一杯努力を重ねたこと
  • 学ぶ楽しさを感じられたこと

です。

たとえ第一志望に届かなかったとしても、受験の過程で得た経験は必ず将来の大きな財産になります。

親にできる最大のサポート

だからこそ、親にできることはシンプルです。

  • 結果に一喜一憂しすぎない
  • 努力の過程を認めてあげる
  • 「頑張る姿が嬉しい」と伝える

小学校受験はゴールではなく、子どもの成長の通過点。

合否にとらわれず、いままでの努力を一番に褒めることが、子どもの次につながる力になると私は考えています。