1.小学校受験

何でも買い与える親の末路 小学校受験おぺりママブログ

今回は「お小遣いとお金の管理」について、ご家庭のお金教育にはかなりバラツキがあると感じることが多いものです。小学生でも全く金銭感覚がないなと感じる子もとても多いです。その原因の1つとして何でも親が買い与えるケースが多いと感じます。

こんにちは。この記事を書いている私は、小学校受験指導歴9年、「娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。

この夏休み(7・8月)、おぺりちゃんと出かける機会が多くありました。「お友達とお揃いのキーホルダー」「お土産にちょっとした文房具」など、細かい出費を積み重ねると大きな金額になるということを、実体験で理解できたのです。

その際に「実際にいくら使ったのか」を書き出してみたところ、想像以上にお金を使っていることに自分で驚いていました。

8月の収入より支出の金額の方が多く『ママ、大変だよ!稼いでるお金より買い物をたくさんしちゃった!!』と震えていましたよ(笑)しかも、帰ってからよく見たらいらないものばっかりだった( ノД`)シクシク…

もういらない…と大騒ぎしていました(笑)

今回のおぺりちゃんの様に失敗してみるのも勉強です。しかし、この失敗を生かして9月にある予定から必要なお金計算し無駄遣いをしない計画を立てていました。次回はうまく行くかな?

幼稚園のころからの積み重ね

実はこうした金銭感覚のトレーニングは、幼稚園のころから少しずつ行ってきました。

当時はお小遣いの金額をもっと低く設定し、例えばおやつを買う時には 「300円以内で自分で計算し、1人でレジまで行って買う」 という練習をしていました。

小さな金額でも「お金を貯める。必要か不要か考え、計算し、自分で払う」という経験を積むことで、お金の流れを自然に学ぶことができます。

おぺりちゃん小4の現在のお小遣い

現在のおぺりちゃんは「やったことに対する対価制」のお小遣い制で、月に約4~5,000円ほど自分で稼ぐことができます。

高額な学用品や洋服は親が用意しますが、それ以外の 本・おもちゃ・学校で使う文房具であっても自分のお小遣いで購入しています。

お小遣いの金額はやや高めに設定している分、親が何も買い与えずに「自分のお金を管理する練習」ができる仕組みです。

金銭感覚は小さいうちから

今回の収支表づくりを通して、おぺりちゃんは「自分で稼ぐ、使うからこそ、お金の重みがわかる」という経験をしました。

お金の管理力は、小学校受験やその後の学習にも直結する「自己管理力」の一部。

Eテレの「高校講座・簿記」☜をテレビで見ているおぺりちゃんにとって、実際のお小遣い管理はまさに実践的な学びになりました。簿記は確かに小学生には難しいかもしれませんが、とても分かりやすいので簡単なお小遣い帳をつける1歩にもつながります!小学校高学年の子からなら理解できるかと思います。

家庭でできる金銭教育の工夫

最後に、わが家で意識している工夫をまとめます。

  1. 子供もある程度の金額を渡す
    金額が低すぎると結局その都度親が立て替えることに。現実的な範囲で渡すのが大切。
  2. お金の管理も子供扱いしない
    失敗してもよいので小さなうちから任せる。10歳くらいになれば、株や貯金、収支表や計画まで自分で立てられる。
  3. 月に一度は一緒に収支をチェック
    実際に数字を確認し、「貯められたか?無駄遣いはなかったか?」を振り返る。
  4. 学びの場を親以外にも広げる
    反省すべき点や知識は、本・Eテレ・YouTubeなど子ども向けの教材から学ばせる。

まとめ

子どもに必要なのは「欲しいものを与えること」ではなく、

自分でお金を管理し、学ぶ機会をつくること。

幼稚園のころの小さな経験が、今では「お小遣いでの収支管理」へとつながっています。

この夏休みのお出かけは、おぺりちゃんにとって金銭感覚を身につける大切な一歩になりました。

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