年長の夏休みは、小学校受験にとって「ラストスパートの一番大切な時間」なんて言われますよね。
そんな年長最後の夏休みのとある日、娘のおぺりちゃんが突然「もうやりたくない」と、プリントを見るのも嫌がるように。
忘れもしない(笑)本当にあった「小学校受験 年長の夏 ペーパースランプ事件」についてお話したいと思います。
こんにちは、この記事を書いている私は小学校受験指導歴9年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。!
ペーパーをやりたくないと言ってきた原因
ついつい私が、「年長最後の夏休みだから頑張らないと!」と気合を入れすぎて、実は正直、ペーパーをやらせすぎてしまったんです。
特に、応用問題に手を出しすぎだったのかなと思いました。この頃は模試が多かったせいで、本番でどんな問題にも対応できるようにと応用問題に結構手を出してしまい難易度の高い物の復習に時間を使っていました。
でも今考えるとそこまで応用問題を突き詰める必要はなかったと感じています。本番ではどんな問題が出るかは分からないし、基礎の正確さとスピードアップが応用問題に対応できるのかなと感じます。
焦らず、思い切ってお休みに
最初は「ここまでがんっばってきたのに、このまま勉強をやらなくなったら、小学校受験しないと言われたらどうしよう…」と内心焦りましたが、ここで無理にやらせても逆効果だと思い、思い切ってペーパーの勉強は完全にお休みに。
勉強の話もせず、ただ一緒に好きな遊びをしたり、出かけたり、おぺりちゃんと2人でたくさん笑って過ごしました。
数日後、「またやる」と言い出した
すると数日後、おぺりちゃんのほうから
「ママ、あれ(プリント)やる!」
と言い出したんです。
気持ちのリセットができたのか、自分で「ペーパーやる」と言ったあとはスムーズに机に向かえるように。
その後、小学校受験当日までこのようなペーパースランプは1度も起きませんでした。
スランプは「あるある」。親が焦らないことがカギ
後から同じ小学校のママさんたちに聞いてみたら、「うちもスランプあったよ〜」とか「プリント拒否、8月に来た」「年長になってプリント投げ飛ばして泣いた」とか、案外たくさん。
あるあるなんです。年長に、スランプやペーパー拒否は「よくあること」なんですね。
そんなとき、親が焦って「やりなさい!」と追い込んでしまうと、子どもの気持ちはどんどん離れていきます。
だから、スランプが来たら「あるあるだな」と思って、普通に過ごすことがいちばん大事。
最後に
夏休み=「今しかない」と思う気持ちは、もちろんすごくよくわかります。
でも、追い込みすぎて心が折れてしまっては本末転倒。
ときには数日お休みしてリセットする勇気も、大切な「年長さんの受験対策」だと、今では思っています。
そして、子どもにとっても小学校に上がる前の最後の夏休みでもあります。
ぜひこの貴重な時間をお子様と無理なく楽しく過ごして下さい。
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