小学校入学と子どもの習い事の辞め時
子どもの習い事は重要な要素の一つです。小学校受験を考えている方も多くの習い事をしているご家庭が多いのではないでしょうか?しかし、どのタイミングで習い事を辞めるべきか、悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、習い事を辞める適切なタイミングと、習い事に対するアプローチについて考えてみましょう。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴9年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
習い事を続けるメリット
子どもが習い事を続けるメリットはたくさんあります。上達はもちろん、諦めない、粘り強い心。自己表現や協調性、集中力の向上など多くのスキルが身につきます。
習い事を見直す時期
目標を明確にする
今習っている習い事は何のためにやっているのか?
健康のため?成績のため?プロになるため?子どもの経験のため?
それによっても習い事はの目的はかなり違ってきます。
大事なのは親がそう思っていても子供はそう思っていない。といった親子の目標値が異なるケースです。習い事の目標をしっかりと親子で確認してみましょう。
子どもが興味を失っている
最初は子ども自身が『やりたい~‼』といって習い事を始めたものの…
しばらく習っていると、( ,,`・ω・´)ンンン?
全くやる気を感じない…これも多いケースだと思います。
親が思っているのとは裏腹に子どもにとって習い事を始めるというのは、
『新しいおもちゃを手に入れた‼』のと同じような感覚に近いものです。
新しいおもちゃを手に入れる時って最初は楽しそう!やってみたい!ほしい!でもいざ手に入れて遊んでみるとそうでもなかった…程度の感じもよくあります。
ストレスを感じている
上手にできない。楽しくない。などの理由から習い事、事態にストレスを感じているケースもあります。
周りの子が上手でついていけない。自分が全くできないから楽しくない。
先生が怖い。こういう場合はその教室のレベルや先生があっていない。ということもあります。
自分が子どもの立場に立ってこの習い事のクラスの中でどんな状況にいるのかをもう一度考えてみると良いです。
明らかに難しい、簡単すぎる。先生と合わないのであればやはり教室を変えるなどの対策を考える機会なのかもしれません。
学校の成績や体力面での負担が大きくなっている
例えば、小学校に入学したり学年が上がるといった新しい生活の中で、習い事に時間を取られ、学校の成績や学校に通う体力が持たない。といったケースもあります。
こういった場合、習い事の時間が子供に与える負担を考える見直しの時期かもしれません。
おぺりちゃんの場合
おぺりちゃんの習い事の目標値は「健康と体力づくり」です。
また10歳からは自分の好きな事を自分で決めてやってみる。と言う習い事の大きな目標を決めています。
そのために10歳まではいろいろな事に挑戦してみよう!というのが我が家の習い事に関する考え方でした。
習い事は絶対続ける。という概念はあまり最初からなかったので、いろいろやってみる期間という感じでやっていました。なので合わない物もあったしあまり重くとらえずに辞めていました。
すぐ諦める子になるかもとも思いましたが、意外とそんなことはなく、
また、小さい時にいろいろやらせたことで、割と何の習い事をやらせてもパパっとできるんです。
自分が夢中になるものに出会った時の準備という感じでしょうか。
年齢を重ねるうちにおぺりちゃんの好きな事を自分自身で次第に見つかってきている感じはします。今は好きな事には勝手に自分で目標や計画を立てて一人で練習している感じです。
もうすぐ10歳になるおぺりちゃん。誕生月に最初に決めた通り一旦すべての習い事をやめ、自分でこれからやる習い事を選んでもらうことにしています。
おぺりちゃんが何を選ぶのか楽しみです。
まとめ
子供の習い事にただ通わせるのではなく、本当に必要なのかを考えたり、親子で定期的に話し合う時間を持つことも大切ですね。
子どもが自分の可能性を最大限に活かせる環境を整えるために、親としてできることを考えてみましょう。