『全国統一小学生テスト』受ける?受けない?って、そもそも受ける意味なくない?今回はやめとこうかな…そんな風に考える事ありますよね。
今日は『全国統一小学生テスト』を受ける意味についてお話してみたいと思います。
このブログを書いている私は小学校受験指導歴8年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん2年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
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全国統一小学生テスト 意味ない?
全国統一小学生テストは年2回あります。正直、受けるか受けないか毎回悩む…なんて方も多いのではないでしょうか?
でもね、結論から申し上げますと私は意味はあるし「受ける」1択だと思っているんです。
理由は、2つあります。
- 目標があると人は頑張れる
- 学力を判断するだけの物ではない
1.目標があると人は頑張れる
人は、目標が何にもない状態でただがむしゃらに勉強をすると言うのはそもそも無理な事です。
全国統一小学生テストは年に2回。嫌でもやってきます(笑)
でもこれって大事。勝手に年に2回の目標が立てられるんですよ。
おぺりちゃんの場合は「半分以上の点数を取る」という低い目標を立てています。(笑)
それは、おぺりちゃんに海外に行った時の話をしたこと。日本では何もしなくても小学校2年生から3年生にあがることができます。しかし海外では一定の学力がある子は学年があがり、ない子はまたその学年をやる。また出来る子は飛び級という制度がある国があると言う事をしったから。それは同じ年齢でも差がでてしまうのではないかとおぺりちゃんは感じたそう。
だから半分以上の点数がとれていない=その学年の勉強が分かっていないのではないか。という理由からでした。
そして、塾に行っても家にいても勉強をすると言う事は同じ。自分でできないのなら塾にいってね。というのが私の希望でそのこともおぺりちゃんに伝えています。
おぺりちゃんは自分の好きな習い事しかしていません。すると、時間的にそれらを辞め塾に通わないといけないと言う事になるんです。
つまり、自分で勉強をするしかない。と言う事を自分で判断し勉強を開始しました。
2.学力だけを判断する物ではない
2年生になったおぺりちゃん。小学校受験の時のように勉強のことを私がすべてお膳立てする事はしていません。
とはいえまだ小2です。自分で考えて、勉強を好きな時に好きな様に適当に半年間やり前回の全国統一小学生テストを受けた所、結果は…5割以上はとれていた物の本人の納得いく結果ではなかった様子でした。
面白かったのがおぺりちゃんは反復練習が嫌いで、半年間、計算問題や漢字はほとんどやらなかったんですよね。
そしたら、時間がなくなって後半の問題にたどり着くことができなかったんです。それがよっぽど悔しかった様子でした。
全国統一小学生テストが「できなかった」
これが1番いい経験でした。
全国統一小学生テストは学力を判断するだけの物ではなくて、できない事で弱点を知ったり、失敗から本人が学ぶ事も多いと言う事なんです。
私は、悔しがるおぺりちゃんと一緒に、全国統一小学生テストの分析をしたんです。
何でもテストには攻略方法があるってこと。
全国統一小学生テストは後半の問題は難しいけれど、必ず点数を稼げる問題がある。
それは漢字と計算問題。これはきちんと勉強しておけば得点になるし、早く問題を解く事もできる。
おぺりちゃん「そっか!そしたら計算と漢字はやる!でも、、、私、あんまり好きじゃない。」
おぺり母「そしたら面白い「うんこドリル」でも買ってみる?あとは「アプリ」で漢字と計算やってみるのはどう?」
そこから半年間、自分の弱点をなんとか克服しようと全くやらなかった計算・漢字の問題にもしっかり取り組んでいました。
テスト直前には2年生で習う漢字160文字全てを自分で書き出していた姿を見れただけでもすごい成長を感じました。
小学校1年生の時は全て手取り足取り勉強の面倒を見ていたので高得点しかとったことのなかったおぺりちゃん。
私は全国統一小学生テストは高得点を出すためだけに受けるのが全てではないと思います。
なんでも親が手を貸すのではなく、失敗したことで初めて気が付き、成長するものなんだな~失敗って大事(笑)と思った小2の全国統一小学生テストでした。