英検2級 要約問題と実際にやった勉強法
英検2級のライティング対策の中でも、特に戸惑いやすいのが要約問題です。
「何を書けばいいの?」「どこまで短くすればいいの?」
最初はここで手が止まる子も多いと思います。
でも、要約問題は答え方の型を知ってしまえば、ぐっと書きやすくなります。
① 英検2級の要約問題とは?
英検2級の要約問題では、
- 約150語前後の英文を読んで
- 45〜55語で要約する
という課題が出されます。
テーマは毎回さまざまで、
- 環境問題
- テクノロジー
- 教育
- 健康
- 社会的な取り組み
など、少し大人向けの内容も多いです。
ただし、ここで大事なのは、
難しい言葉を使う必要は一切ないということ。
評価されるのは、
- 内容を正しく理解できているか
- 誰が読んでも分かるように、簡単に説明できているか
です。
そのため、本文の文をそのまま抜き出すのではなく、
単語やフレーズを言い換えて文を書くと、より評価されやすくなります。
難しい表現にする必要はありません。
簡単な英語で、同じ意味を伝えることが大切です。
② 要約問題は「答え方の型」を知ることが大事
要約問題は、毎回ゼロから考えると時間がかかります。
そこでおすすめなのが、段落ごとの役割を意識して書く方法です。
① 1段落目=この話のテーマ
英検2級の要約問題では、1段落目が文章全体のテーマになっていることがほとんどです。
特に、
- 1段落目の最後の文
に、この話で一番伝えたいことが書かれているケースが多いです。
ここでやることはシンプル。
- 指示語(this, these, it など)を
- 具体的な言葉に言い換える
そして、その内容を1文で簡単に表すこと。
長く書く必要はありません。
「この文章は、何についての話なのか」が伝わればOKです。
② 2段落目=良いこと(メリット)
2段落目では、そのテーマについての良い点・メリットが説明されることが多いです。
ここは、型を使うと一気に書きやすくなります。
おすすめの書き出し
It has benefits,
とまず書いてしまいます。
その後は2文で答えます。
その時に使った型この2つ どちらかを使って書きます。
- such as (like) ~ing and ~ing
- for example(This is because), S + V and S + V
本文に書いてある具体例を、そのまま簡単な英語で言い換えるイメージです。
③ 3段落目=デメリットの書き方
3段落目では、そのテーマについてのデメリット(問題点)が書かれていることが多いです。
ここも、②と同じように型を使って書くことで迷わず進めます。
おすすめの書き出し
However, it has problems.
まずは、この一文を書いてしまいます。
その後の書き方は、2段落目と同じ型を使います。
使う型(②と同じでOK)
- such as (like) ~ing and ~ing
- for example (This is because), S + V and S + V
本文に書いてあるデメリットを、簡単な英語で言い換えるだけで十分です。
難しい表現を使おうとせず、短く・分かりやすくを意識します。
段落の順番が逆な場合もあるので注意
問題によっては、
- 2段落目:デメリット
- 3段落目:メリット
という構成の文章が出ることもあります。
その場合は、
- benefits を problems に
- problems を benefits に
入れ替えて書けばOKです。
型自体は同じなので、内容に合わせて単語を変えるだけで対応できます。
文字数が足りないときの対処法
45〜55語に少し足りない場合は、最後に
Therefore, …
を使って、この話の短いまとめ文を1文足すことで調整しました。
③ 実際にやった勉強法
・最初は「書かずに」構成だけ確認
いきなり45〜55語で書かせるのではなく、
- 1段落目:テーマは何?
- 2段落目:良いことは何?
を日本語で確認するところから始めました。
・型に当てはめて短く書く練習
慣れてきたら、
- 1文目:テーマ
- 2文目:メリット
- 3文目:デメリット
- まとめ:文字数が足りない時のみ
この構成で書く練習をしました。
意外とこの短くまとめるっていうのが難しい。私はかなり文字数に苦戦しました。
最初は語数オーバーしてもOK。
徐々に45〜55語に収める感覚を身につけていきます。
・何度も同じパターンを練習する
英検2級 要約問題でよく出るカテゴリー
英検2級の要約問題は、テーマが毎回変わりますが、
出やすい分野はある程度決まっています。
-
環境・自然
地球温暖化、ゴミ問題、リサイクルなど -
テクノロジー
インターネット、スマホ、AI、オンライン学習 -
教育・学習
学校教育、勉強方法、学習環境 -
健康・生活習慣
運動、食事、睡眠、生活リズム -
社会・仕事
働き方、お金、社会のルール
👉 テーマを先に見抜けると、
話の流れが予想しやすく、要約が一気に楽になります。
だからこそ、
- 考え方
- 書き出し
- 流れ
をパターンとして覚えることが一番大事でした。
要約問題は過去問が少ない
英検2級の要約問題は、比較的最近追加された出題形式のため、
過去問の数が少ない傾向にあります。
そのため、問題集だけで対策しようとすると、
演習量が足りなくなりやすいと感じました。
そこでわが家では、ChatGPTに英検2級の要約問題の予想問題を作ってもらい、
それを使って練習していました。
テーマや文章量を変えながら何度も練習できるので、
要約の型に慣れる練習としてとても役立ちました。
まとめ|要約問題は「センス」より「型」
英検2級の要約問題は、
- 英語のセンスがあるかどうか
- 難しい表現が書けるか
ではなく、
- 文章の構造を理解しているか
- 型に当てはめて書けるか
が評価される問題です。
目標は、要約問題を15分以内で書けるようになること。
時間をかけて何度も書き直す練習より、
本番と同じ流れで書く練習を意識しました。
- まず問題用紙にざっと下書きをする
- 内容と語数を確認する
- 解答用紙にきれいに書く
この流れを繰り返すことで、
- 時間配分
- 書くスピード
- 本番での落ち着き
すべてが安定してきます。
ここで紹介した方法を使えば、要約問題で必ず満点が取れるというわけではありません。
ただし、要約の型を理解し、時間内に安定して書けるようになったことで、
少なくとも合格ラインにはしっかり乗ることができました。
小学生でも、型を覚えて何度も練習すれば必ず書けるようになる問題です。
「センス」より「慣れ」。これが要約問題対策で一番大切だと感じました。
小学生の場合、まずは「大きく失点しない」ことがとても大切です。
その意味でも、この方法は現実的で続けやすい対策だったと感じています。
