こんにちは。小学校受験指導歴9年、娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習で合格させたおぺりママです。
今日は、おぺりちゃんが**小学校受験当日に手にした“魔法の薬”**のお話をしたいと思います。
🩵「魔法の薬」の正体
試験の朝。
少し緊張している様子のおぺりちゃんを見て、私は小さな紙袋を手渡しました。
袋の表には、処方箋のように書かれた文字。
**魔法のお薬**
このお薬を飲むと、何だか力が湧いてきて、何でも自信を持ってできるようになります。
中には、たった1粒のラムネ。
その下には、おぺりちゃんの名前を丁寧に書いて渡しました。
🌷お薬のおかげで…
会場へ向かう前に、おぺりちゃんはそのラムネを口に入れてにっこり。
そして笑顔で一言。
「ママ、美味しかった。」
🕊小さな勇者の後ろ姿
試験会場に着くと、おぺりちゃんは全く緊張した様子もなく、
笑顔で手を振り「行ってきます」と言いながら会場へ入っていきました。
その小さな背中が、まるで勇者のように見えて——
私はこみ上げる涙をこらえながら、その姿を見送りました。
あの小さな自信に満ちた後ろ姿は、今でもはっきりと目に焼き付いています。
🌸そして結果は…
「合格」思わずおぺりちゃんは飛び上がって喜んでいました。
おぺりちゃんは、あの日の“魔法の薬”から自分の力信じて、乗り越えることができた瞬間でした。
💬おわりに
小学校受験は、親子の物語です。
どんなに頑張っても、不安や緊張はつきもの。
けれど、子どもの自信へと変える親の「たった一言」や「小さな魔法」が、
その子の中に大きな自信を生むことがあります。
おぺりちゃんにとっての魔法の薬は、
“私ならできる”という心のお守りだったのかもしれません。
