こんにちは。小学校受験指導歴9年、娘のおぺりちゃんをほぼ自宅学習で合格させたワーママです。
今日は「小学校受験と幼稚園選び」について、実際におぺりちゃんと様々な幼稚園を見て感じたことや小学校受験を終えて思う園の選び方をまとめます。
小学校受験目線で幼稚園を選ぶなら
まずは「学ぶ前の姿勢」が最重要
- 椅子にきちんと座っていられるか
- 先生のお話を最後までよく聞けるか
- 指示を守って行動できるか(待つ・片づける・並ぶ)
- お友達と仲良くできるか(貸し借り・順番・協力)
- 自分の意見を落ち着いて言えるか
どんなにペーパーができても、これらの「学ぶ前の基礎力」が整っていないと本番で力を出し切れません。
体験談:おぺりちゃんと小学校受験を終えて見えたこと
きちんと座っていられず話の途中で動き出してしまう子は、課題の完成度やお友達との協力にも影響が出やすく、この先小学校で学ぶ際にもマナーを守れず他の子の迷惑になってしまうケースもあると感じました。
小学校受験は知識テストというより小学校に上がってからの「学ぶ姿勢ができているのかのテスト」。そう感じます。これが、家庭学習や幼稚園選びにも大きなヒントになります。
家庭と幼稚園の「方針」が一致しているか
子どもは家庭と園の両輪で育ちます。方針が食い違うと、子どもは混乱して行動が安定しません。
例えば、家では「話を最後まで聞くこと」を大事にしているのに、園では自由に動き回ってOKという方針だと、子どもは混乱してしまいます。
小学校受験を考えるなら、家庭と園が同じ方向を向いているかを確認しておくと安心です。
安全面は最優先(命に関わる部分)
設備や体制は妥協できません。以下を最低限チェックしましょう。
安全チェックリスト
- 園舎・遊具の安全点検とメンテナンス体制
- 送迎・門扉・防犯カメラ・不審者対応マニュアル
- 医務室やけが・アレルギー対応、緊急時の連絡フロー
- 避難訓練の頻度と経路、職員配置(人数・資格)
英語などの知識教育は“その後でOK”
最近は様々な特色がある幼稚園も多いですね。ですが、英語などの知識は土台(姿勢・生活習慣・社会性)の上に積み上がるもの。土台ができていれば、英語は小学校入学後でも十分に伸びます。
焦って詰め込みすぎるより、まずは聞く・待つ・伝えるの基礎を丁寧に身につけましょう。
まとめ(チェックポイント保存版)
- 姿勢:座る・聞く・待つ・指示を守る・友達と関わる・意見を言う
- 方針一致:家庭と園が同じ価値観・支援の方法で連携できるか
- 安全:設備・防犯・医療/アレルギー対応・職員体制・避難訓練
- 英語などの知識はその後で:土台が整えば知識科目は伸びる
この4点を満たす園なら、「小学校で学ぶ準備」が着実に進みます。まずは1園に絞らず、複数園を見比べ、必ず足を運んでみてください^_^
