小学校受験対策をしているご家庭にとって、プリント学習は欠かせないものです。しかし、中には「うちの子はプリントが苦手かも…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、小学校受験のプリントが得意な子に見られる共通点を徹底解説します。これらの共通点を知ることで、お子様のプリント学習をより効果的にサポートできるはずです。
この記事を書いている私は小学校受験指導歴9年「娘のおぺりちゃんを小学校受験にほぼ自宅学習で合格させたワーママ」です。こんな私が解説していきます。
小学校受験のプリントが得意な子の共通点
1. プリントが好き!楽しい!
プリント学習が得意な子と苦手な子の大きな違い
まずプリントが得意な子は「プリントが好き」「楽しい」という気持ちを持っています。
これは、何に関してもそうですが、「好き・楽しい」という気持ちを持つことに勝るものはありません。
おぺりちゃんも2歳のころに初めて知育プリントを買ったのですが、それはもう楽しくて、楽しくて。無我夢中でやっていました。「おぺりちゃん、もう寝る時間だよ?」と言われるのが嫌でベット陰に隠れてでもプリントをやっていたこともありました。
何でも楽しいと思えることが 学び の原動力になります。 きっとそんな子どもたちは「勉強」という意識ではなく、「楽しい遊び」の感覚でプリントに取り組んでいると感じます。
2.コミュニケーションが豊富
子どもの学習意欲UP術
プリント学習が得な子は、たくさんのコミュニケーションを取る事で、自然と子どもの学習意欲をUPできるようにしています。
プリント学習では、おぺりちゃんが頑張ったことへの声掛けをたくさんしていました。他にも
- シール・スタンプ
プリントをできたら、1ページごとにスタンプを押す。がんばり表など使い、プリントをがんばった日はシールを貼る。といったように、おぺりちゃんが喜ぶ工夫を、100均などのアイテムを使ってしていました。ちょっとした事ですが子どもはこれだけでもやる気につながります。
- 父親
- 祖父母
- 先生
他にも、たまに、おぺりパパにプリントの丸付けをお願いしたり、おぺりちゃんのおじいちゃん、おばあちゃん。教室の先生などにも終わったドリルを見せてまわる!なんてこともありました。子どもは自分の頑張った物を自慢したいものです。とにかくいろいろな人に褒めてもらうというのもモチベーションアップにはとてもおすすめです。
3. 間違えても気にしない
失敗しても大丈夫な環境作り
プリント学習で答えを間違えてしまうことは、誰にでもありますね。プリントが得意な子は、間違えても気にせず、次はどうすれば良いかと考えます。
プリント学習で私が気をつけていたのは、ただ分からないと答えるのはタブーにしていました。「おぺりちゃんはどう思う?間違えてもいいんだよ!」と常に声をかけるようにしていました。
間違えてもいいから、まずは自分で考える。間違えを否定しない。別の方法を考える。これを常に頭に入れて接するようにしていました。
失敗を恐れずに挑戦する気持ちを持つことが、成長に繋がりますね。
4. 家庭環境が整っている
プリント学習を効果的に進めるためには、家庭環境も重要です。
例えば、家の中で常にTVやYoutubeが流れている。ゲームができる。そんな環境だったら子どもがプリント学習をしたい!とはなかなか思わないでしょう。
プリント学習が得意な子の家はプリント学習への興味が自然と沸いたり、楽しいと感じられるような環境が家庭の中に用意されています。
- 学習スペース:集中してプリントに取り組める静かな場所がある
- 学習時間:毎日、決まった時間にプリント学習をする習慣がある
- 教材:子どものレベルに合ったプリント・知育玩具などの教材が用意されている
おぺりちゃんが幼稚園の頃、家の中には、図書館で借りてきた本や小学校受験にも通じるような知育玩具がたくさんおいてありました。遊びや本を通じてプリント学習にも興味を持てるようになったのかなと思います。
まとめ
小学校受験のプリントが得意な子には、以下のような共通点が見られます。
- プリントが好きで、楽しく取り組んでいる
- 間違えても気にしない
- 親子のコミュニケーションが豊富
- 家庭環境が整っている
プリント学習は、環境を整え無理のない範囲で始めることが大切です。まずは、お子様が興味や関心を持てるように、楽しい教材や学習方法を試してみましょう。また、プリント学習を通して、お子様の成長を褒め、励ますことも大切です。
小学校受験は、お子様にとって初めての勉強です。 プリント学習を通して、学ぶことは楽しいことを知り、自信をつけさせてあげたいですね。