子どもの習い事を伸ばす親、ダメにする親。の特徴と、私が年に1度は必ずやっている子どもの『習い事の見直し』についてお話します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
小1のおぺりちゃんは現在6個の習い事をやっています。そんなたくさんの親を見てきた中で見た子どもの習い事を伸ばす親とダメにする親の特徴をご紹介します。
子どもの習い事
ダメにする親
通う事が目的
習い事の教室に我が子を通わせさえすれば、上達できると思っている親です。
習い事の時間は週1回1時間くらいです。その限られた時間の中で習うだけでは、正直、何事もなかなか上達しません。普段習い事に触れる環境もない。練習もしない、それではできる様にならないので本人も楽しくありません。
怒る
子どもができていないと怒り出す親です。
習い事が終わると、できてない事を責めたり、怒る。出来ている子と比べる。子どもは自分はダメなんだ。と子どもはどんどん自信をなくしてしまいます。習い事自体が嫌になってしまいます。
無関心
子どもが習い事をやっている目の前で、携帯を見たり、ママ同士でおしゃべりばかりしていてがんばる子どもを見ていない親です。
子どもは大好きなお父さん・お母さんに見てほしい、褒めてほしくて一生懸命頑張る物です。それなのに自分は全く子どもの事をみていない。もはや教室の送迎が親の仕事になっているようなケースです。
伸ばす親
目的が明確
教室に我が子を通わせることが目的ではなく、「習っている事の上達」を目的としている親です。
習い事が上達できる様に普段から家の環境を整えたり、練習をする環境を作ってあげています。そのため、教室に行く日には前回より上達しています。どんどんできるようになるので先生にも褒めてもらえます。お友達にも「すごい」と思われます。できるので子ども本人が習い事が楽しいんです。
褒める
できない所よりできた所をほめている親です。
子どもも小さいながらに自分を他の出来る子と比べてしまったり、自分が出来ていなかったことに気が付いているものです。
習い事が終わった後に、出来ていなかった事を指摘されるより、できていた所、上手になったところ。がんばった所たくさんの良い所を褒めてあげた方が、子どもは「またがんばろう!」と次の習い事も行きたくなる!と言う気持ちになりますね。
先生との関係
先生との関係が良い親です。
親もきちんと先生にあいさつをし、先生にもいつもよく見て頂きありがとうございます!と言う気持ちで接している親です。子どもの事もしっかり先生と連携し、困った時は相談できる。先生と親との信頼関係が築かれている。そんな中で見守って成長している子は先生も習い事も大好きになります。
習い事の見直し
私が年に1度は必ずやっている子どもの『習い事の見直し』についてお話します。同じ習い事もただただそのまま通うより、親が見直してあげることもとても大切です。
曜日や時間
おぺりちゃんは年に1~2回、習い事の曜日や時間を変えています。理由は環境をかえるためです。先生やお友達が変わればやり方や学ぶ事も全く変わります。同じ習い事でも本人にも新しい刺激になります。先生のお話をよく聞くようになったり、自分の事を先生に伝えたり。新しいお友達と仲良くしたり。
ずーっと同じ曜日の同じ時間に習い事を通っていると、先生もお友達も環境が同じです。確かにそれも良いですが、それ以上に学べることも多いので曜日や時間をあえて変更し環境を変えるようにしています。
レベル
お子さまのレベルが教室の内でどのくらいにいるのかを年に1度は分析してみてください。お子さま一人一人の性格と、どこを伸ばしたいのか、なにを目指しているのか。それによっては曜日や時間を変えたり、同じ習い事でも内容が違う他の教室に変更するのもありだと思います。
すごい上手な子しかいない教室でおぺりちゃんがあまりに出来なかった時は他の初心者が多いの教室に変えた事もありました。
反対におぺりちゃんがとても良く出来ていた時は、学年や年齢でクラス分けをする教室をやめて年齢ではなく実力・レベルでクラス分けをしている教室に変更しました。
ライバル
お子さまによっては程よいライバルがいる方が伸びる事が多いです。なので今のクラスにライバルになりそうな子がいるのかどうかもチェックしてみるといいです。もしいないのであれば他の曜日に変更や他の教室を見てみるのもいいです。
他の教室との比較
習い事も1度入ってしまうと他の教室と比較することがなくなってしまいます。でも、数年に1度くらいは他の教室の情報を集めたりも見てみると良いです。レベルや内容、大会の頻度など、コーチやシステムが良く、習い事の目標・お子様のやる気も考えて思い切って環境変更!するのも良いと思います。
おぺりちゃんが年少からお世話になっていた習い事の教室があったのですが、目指すレベルをもっとあげようということになり大会やクラス分けテストを多く行う他の教室に体験に行きました。そこでの練習はおぺりちゃんが目を輝かせて「やりたい!!」と言っていました。そのため以前の教室を辞める事に。。。年少からずーっとお世話になった先生やお友達だったので最後の日は涙を流すほどのお別れでした。親としても心苦しい気持ちでした。
教室かえたことでおぺりちゃんは1からのスタートでした。一番下のクラスからでしたが、新しい挑戦が始まりました。
今では前の教室以上の練習をする努力や上達、成長、「楽しい!」と笑顔を見せてくれています。
きっとあそこで前の教室を思い切ってやめ、新しい挑戦をしなければ今の成長はなかったと思います。
まとめ
子どもの習い事を伸ばす親は
・目的が明確
・練習する環境を作っている
・子どもをよく見ている
・褒める
・先生との関係が良い
と言う事がわかりました。
更には、同じ習い事でも「習い事の見直し」
・曜日や時間 ・レベル ・ライバル ・他の教室
も年に1度程度、行い、お子様にあった環境を作ってあげることがさらに習い事を伸ばすことができます。
ぜひ皆さんも年度が替わる時期に習い事について今一度考えてみるといいかもしれませんね。
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