小学校1年生になったおぺりちゃん。11月にはじめて全国統一小学生テストを受けました。その時に、「このテスト、、、子どもによってはまだ受けない方が良いかも」と感じた事についてお話します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
中学校受験を目指す小1のお子様がいる方にも参考になればと思います。
全国統一小学生テストとは
全国の小学1年〜6年生までが受験する事のできる無料のテストです。四谷大塚が主催で毎年6月と11月の年2回開催されます。会場は日本全国の学習塾で一斉に行われるので近所の会場で受験が可能です。全国順位、都道府県順位、偏差値、科目別の分析結果もでるので中学校受験を目指す小学生は受験されるお子様がとても多いです。
おぺりちゃん小1が実際に受けてみた!全国統一小学生テストとは?☜詳しい記事はこちら
全国統一小学生テストをまだ受けない方がいい子
テストの点を気にしてしまう子
小学校のテストは、範囲や問題をある程度指定してくれることが多いのでしっかりと勉強をすれば高得点が取れるようになっていることが多いですが、全国統一小学生テストは学校のテストとは違い、満点がなかなか取れない様に作られています。とても難しい問題や時間がかかる問題が全体の3割程度入っているので、満点をとるのは非常に厳しいテストになっています。
そのためテストはいつも満点を取りたい!と思っている子や、テストの点数が悪い事・できない問題がある事をとても気にしてしまうお子様にはとても厳しい結果が帰ってきてしまう可能性があります。
テストのコツを知らない子
全国統一小学生テストはある程度テストのコツを知っている必要があります。
試験時間内に、捨て問は飛ばして、出来る問題をどんどん先に解く。見直した上で時間が余ったら飛ばした問題に挑戦する。といったコツです。
試験時間は30分問題は30問程度の出題なので1問1分のペースで解かないと終わりません。
小学校1年生だとテスト慣れをしていない子も多いので、最初からじっくり考えすぎてしまったり、分からない問題をずっとやってしまう。なんてことも…
基礎学習が出来ていない子
全国統一小学生テストは小学校1年生の授業で習う基礎の問題も、もちろん出ます。ここがしっかりと普段の学習でできていれば7割は取れると思います。
しかし、学校での学習もしっかりと出来ていない場合は7割以下の点数になってしまう可能性があります。
全国統一小学生テストを受けた方がいい子
テストの点数ばかりを気にしない子
3割は初めから取れないテストと割り切って受けられる!点数ばかりを気にしない!そんな子は小1からでも受けて大丈夫です!おぺりちゃんはこのタイプ、小学校のテストや小学受験の模試がボロボロでも「おぺり、テストの点とかどーでもいい…アッパラパーだから((´∀`))ケラケラ」と良くも悪くも全く気にしない…アッパラパーって自分でいうか??頼むから、もう少し気にしてくれと思う母です。
テストのコツを知っている子
時間を気にしながら分からない問題を飛ばして進めることが出来れば、テストを制限時間内に解くことが出来ます。
普段の学習でも制限時間を決めてはかったり難しい問題は後から解く練習をすれば問題なくテストを受ける事ができます。
小1の基礎学習が出来ている子
学校の宿題や小学校1年生向けの基礎のドリルなどの問題を解く練習を普段から出来ている子であれば基礎力がしっかりあると思います。ぜひ実力試しテストにチャレンジしてみるのもいいかもしれません。
全国統一小学生テストを受けさせない方がいい親
点数や偏差値を気にしすぎてしまう
テストの結果で全国平均や都道府県順位、偏差値などがデータ化されます。
お子さまの点数や順位があからさまになってしまうと、弱点ばかり目についてしまってもっともっと勉強させなきゃ!と思ってしまいがちです。
しかし。小学校1年生はまだまだ勉強以外のことも大切なことがたくさんある時期です。
勉強もいろいろな経験から相対的に伸びるものなので点数!偏差値!ばかりきにしてしまうと勉強以外のお子さまの良い所を伸ばしてあげられない可能性があります。
まとめ
全国統一小学生テストはお子様の総合的な学力を無料で知る事のできる良いテストの機会です。
ただ、受ける前に小学校1年生のお子様と結果や内容、テストのコツについて今一度考えるべきポイントや対策をすべき点があります。
小学校1年生から全国統一小学生テストを受けるか受けないか今一度しっかりと考えてみたいですね!
小学校1年生必ずやるべき国語・算数おすすめの問題集←こちらも併せてお読みください!(^^)!