1.小学校受験

小学校受験 「勉強を続けられる子」と「続けられない子」の大きな違い

小学校受験のペーパーの対策で「毎日勉強が続かない」そんなお悩みを持つおうちの方は多いのではないでしょうか?

この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。

先ほどのお悩みは、小学校受験だけに限らず、この先小学校で勉強をする時や他の何かにチャレンジをする時にも「続けられない子」全く同じことが言えます。このブログを最後まで読んで下さったお母さん、お父さんには「継続して学習できる子」さらには「何事も継続できる子」になれるそんな方法をご紹介します。

親が変わる

「毎日勉強が続かない」お子様を『続けられる子』にするにはまず、一番近くでお子様に影響を与えているおうちの方自身が勉強との向き合い方を変える必要があります。

お父さん、お母さん自身はどうでしょう?「3日坊主」ではありませんか?

例えばダイエットをする。とか本を読む。とか決めた事を途中であきらめた事、ありますよね。って!私も同じです(笑)ダイエット何度失敗したか…

でも、子どもだって同じです。毎日勉強を続けるって本当に並大抵のことではない。と言う事がわかりますね。そんな大変な事をまだ5・6歳の小さな子がやってのけるんです!それって本当にすごいことです!

なら、親も一緒に変わりましょう!!

子どもを変えるには、親が変わる事!まず自分を変えることを一緒にしてみましょう。

親がすべき事

勉強が続かない原因それは2つあります。

1.目標がない

人は『ゴールがみえない』と迷路に迷い込んでいる感じがしてどこに向かっているのかわかりません。その状態では継続することはとてもモチベーションが維持できないものです。

2.勉強が楽しくない

楽しくなければ大人でも続けることは難しいです。楽しければ勉強でも何でもできます!

親がすべきことはこの2つの原因を取り除いてあげる事です!

親は勉強を楽しくする方法を毎日考えるのが仕事です

小学校受験をさせる道を選んだのは親ですね。子どもが選んだわけではありません。勉強を毎日しなければいけない。それも親が決めた事。子どもが選んだわけではありません。

それでも子どもは毎日、必死に大好きなお父さんお母さんに喜んでほしくてあんなに小さいのに必死に勉強に取り組んでいるんです。

だったらせめて勉強を楽しくしてあげる!それくらいのことは親も必ず毎日がんばるべきです!

そう思って私は必ず毎日今日の勉強はどう楽しくしよう!と必ず考えていました。

遊びながら学ぶ

点図形や観覧車、シーソー、図形分割、展開図はおぺりちゃんは知育玩具を使って一緒によく遊んで学んでいました。

お話の記憶はカードゲームや紙芝居で遊んで記憶の練習をしていたのでとても得意になりました。

小学校受験の科目に関連する知育玩具や、カードゲーム・紙芝居付きの小学校受験問題集など子どもが楽しく取り組める教材をよく事前に調べて買ってあげて楽しくとりくめる準備をことも私の役目だと思ってよくやっていました。

また、理科や季節なども本で見るのではなく実際に家でヒヤシンスを育ててみたり公園に行って季節の植物、動物を実際にみたりして学ぶ工夫をしました。

実験する

重ね図形、回転図形、水の量、切り紙、立体図形などはクリアファイル、紙粘土、折り紙、コップや水など道具をそろえて実験する事でとても楽しく学べました。

また、理科の野菜の断面図などは実際に野菜を買ってきて一緒に包丁で切って断面図を見る実験をした日もありました。

一緒に楽しむ

教えるというより、隣で一緒におぺりちゃんの気持ちになって私もやってみる。問題集の度の部分が難しいのか、一緒に考えるという気持ちで取り組みました。おぺりちゃんが出来た時にはおぺり先生に「教えて下さい」と教えてもらうようにしていました。

勉強でもなんでも楽しければ子どもは自分からとやってみたいと!と思います。とにかく勉強は楽しい!と思わせてあげるのが親の大事な役目なんだと思います。

親は勉強で1日10個以上褒めるのが仕事です

勉強する時に「どうしてこんな問題もできないの?」「また同じところを間違えて」などとマイナスな言葉ばかりかけていませんか?大丈夫です。何度も何度も同じような問題に取り組むのが小学校受験の基礎勉強。そこまで言わなくても必ずできるようになります。じっと待つのも親の仕事です。子どもは生まれて初めての勉強をこんなにがんばんっているんです。それよりも大事なのは「褒める事」です!

勉強の時には必ず1日10個以上褒める!これを私の毎日の目標にしていました。

ポイントは、「この問題よくできていたね」と結果を褒めるより「間違えちゃったけどここまでは一人でよく考えたね」とか「ここでたし算を使う事によく気がついたね」、「先週は一緒にやった問題が今日は一人でできたね」など、考え方や過程を見つけて褒めるようにしていました。毎日のことだから褒める所がなかなか見つからないのではなく。10個以上絶対に褒める!と決めて昨日とは違う良い所を見つけるように努力していました。

こうすることで、答えは間違えてしまった問題があっても途中まで出来た事が自信につながったり、この前よりできた!と自分で思って勉強が楽しくなります。この「できた!」は何よりもうれしい物です。できたが増えればどんどん楽しくなるし次の勉強にも自分からにチャレンジしたくなります!こう思わせてあげるのが親の声掛けです。とても大事な事ですね!

飽きない工夫

飽きない時間割

毎日の勉強スケジュールを作る時に、飽きない様に毎日違う科目をやるようにしていました。また、おぺりちゃんが「工作」「行動観察」「めいろ」「運動」などの好きな科目があったのでそれを上手く毎日のにスケジュール入れて、楽しく取り組めるような時間割を工夫して作っていました。

飽きない問題集

問題集もいつも同じ出版社のものばかりをやらずにいろいろな問題集を片っ端から買って、いろいろな視点の問題に取り組むようにしていました。絵が多くカラーでゲームのついているおもしろい問題集からcdがついている問題集。白黒の問題集。たくさんの問題集を買ってみたことで、同じ科目でもおぺりちゃんが飽きずに勉強を続けられた理由なのかなと思いました。

目標を立てる

がんばり表

無料でダウンロード プリントキッズ https://print-kids.net/print/other/otetsudai-sheet/ 「2023.2.24参照」

プリントキッズさんの無料のお手伝い表を使って1日、勉強をがんばったら1個シールをはる。といった感じでおぺりちゃんでも分かるように目標を設定してあげました。目に見えて頑張った事が分かると小さい子でも継続することができます。1か月できたらご褒美に本を買ってあげるといった使い方をうちではしていました。

休むことも大事

続けるには休むことも大事です。平日は毎日お勉強をしましたが土日はお休み!そしておぺりちゃんと思いっきり一緒に遊ぶ。そうすることでまた勉強をがんばることができました。

まとめ

小学校受験の勉強を続けられた理由は、

「親が変わる事」です。子どもに1番影響を与える親が変わる事で子どもも変わります。

勉強を楽しくする方法を毎日考える!

勉強で頑張った事を毎日10個以上褒める!

飽きない方法を考える

目標を立てる

しっかり休む

勉強もつまらないと思うから嫌いになるんです。楽しければ自分からやってみたいと思う気持ちが芽生えます。それに、できる!と思えばどんどん楽しくなり勉強もどんどん次にすすみたくなります!これが勉強を継続できる子と出来ない子の大きな違いなんですね。ぜひみなさんもやってみてください!

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