1.小学校受験

今すぐやらないと後悔する!小学校受験2、3歳年少さんから家でやっておくべき事 

小学校受験の準備、2歳・3歳から早すぎる?何かやっておくべきことは?家でできることってあるの?といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

このブログを読むことで2.3歳や年少さんの時期がなぜ大事なのか。今すぐできる家庭でやっておくべきことが分かります。実はこの時期の過ごし方が後の受験でものすごい力になります。子どもの能力に大きな差がでる。そんな2度とないチャンスを生かし、お子さまの学ぶ力に活かすことができます。

この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。

小学校受験2・3歳は早すぎる?

「親の早いはもう遅い。」と言う程、うちの子にはまだ早い。と思っているうちに手遅れになっている事の方がもったいないと思いませんか?小さいうちからなんでもやらせてあげる事。子どもの能力を伸ばすを意識した子育てをすることがとても大事です。

非認知能力

勘違いしてほしくないのは、「小学校受験=勉強」2・3歳からどんどん勉強しろ。と言う事ではありません。こういった学力といったテストなどで評価している能力を【認知能力】と言います。反対に、この時期に身につけてほしいのは【非認知能力】です。非認知能力とは、積極性や粘り強さ、最後までやり抜く力。リーダーシップやモチベーションの高さといった学力テストでは図りにくい能力です。

この【非認知能力】は小学校受験でもとても重要視されています。学力を判断するペーパーテストとは別に行動観察という試験科目が行われるほどです。

小学校受験に挑む親子が得られる人間力の本質 学歴を得るだけが大事じゃない「東洋経済新聞オンライン2019.6.29」☜詳しい記事はこちら

非認知能力は3歳まで?!

子供の脳は3歳までに80%完成し、6歳までに90%完成すると言われます。そのため非認知能力の土台は3歳までに作られると言われています。

1~3歳が大事!世界が注目する「非認知能力」とは?未来を生き抜く子供たちに必要!「小学館オンライン2018.12.11」☜詳しい記事はこちら

家でやっておくべきこと

非認知能力を身につける方法と2、3歳のうちに「絶対に取り入れるべき勉強の要素」をご紹介します。

本の読み聞かせ!

2.3歳のころは寝る前に絵本の読み聞かせを良くしました。いろんなお話を聞いたり絵本を見る事で本の中の世界を想像したりすることができます。

寝る前に楽しい事を考える!

おぺりちゃんと一緒に寝る前に目を閉じて「今日は遊園地に行って見よう」「次はおぺりちゃんは何にのりたい?」「あそこにわたあめ屋さんがある!おぺりちゃんは何味にする?」と頭の中で想像する練習を良くして遊んでいました。この遊びが大好きだったおぺりちゃん。寝る前に楽しい事を想像する事で寝る前の親子のリラックスタイムにもなりました。

お絵描き・工作

自由に色んな物を作ったり絵を描いたりする事も大切にしました。手や顔まで絵の具だらけになるほど子どもが夢中でやる。それは想像力の爆発と言ってもいいほどすばらしいものですね。

想像力

「読み聞かせ」「寝る前に楽しいことを考える」「絵・工作」は想像力がつきます。想像力はとても大事な力です。いろいろなことを「頭の中で想像(イメージ)する」をたくさんできる子は、「良いイメージ」「楽しいイメージ」など自分をポジティブな気持ちに変換したりすることが得意です。

また、小学校受験では「ここに書いてある形を使って好きな絵を描きましょう」といった、紙に書いてある形と何かの形が似ている事を想像して絵を描く。ことや、ペーパーのシーソーの科目で「紙に書いてあるシーソーを動かす」と言ったことも得意になります。頭の中でイメージ出来ることで絵を描く事や勉強をする大前提のちからが「想像力」を身につける事です。

知育玩具やゲームでたくさん遊ぶ!

記憶を練習を楽しくするカードゲームでおぺりちゃんと小さい頃からたくさん一緒に遊びました。小学校に入った今でもおぺりちゃんはこれで遊んでいます!

記憶カードゲーム☜詳しい記事はこちら

また、いろいろな知育玩具などでたくさん遊ぶ事も大切です。

遊ぶだけ?!小学校受験にもつながる知育玩具☜詳しい記事はこちら

記憶力

記憶というのは年齢が低いほど身に付きやすいです。記憶は想像力がしっかり身に付いている子が得意な傾向にあります。あらゆるものを頭の中でイメージし、絵として覚えることができます。そのため1度覚えると忘れなかったり、長い文章や多い情報も自分の頭の中で整理し全てを覚えることができます。

また、小学校受験では「絵の記憶」や「お話の記憶」などの問題がたくさん出題されますがとても得意になります。その後、小学校に入った後もあっという間に漢字や英単語を記憶をすることができたりと、この記憶の能力が土台となって勉強にとても有利になります。勉強を伸ばす力の根本の力です。

自分の意見を言えるようにする

親が先に答えを言わない事です。「おぺりちゃんはどう思う?」と自分で考えるようにしていました。また、『間違える事』は悪い事ではなく、むしろ良い事!といつも声をかけていました。答えがあっているかいないかより、間違えても自分で答えを出したこと、考えた事自体を褒めるようにしていました!

図書館へ行く

それから、分からない事もなるべく携帯を使わずに一緒に図書館で調べたり、一緒に調べるようにしていました。本をたくさんよむことも大事です。まずは図書館にいってみましょう。

思考力

何でも疑問に思ったり、自分で考えることはとても大切です。間違えても良いからまず自分で答えをだしてみること。そんな習慣もとても大事です。

また、小学校受験「2つの図形を重ねると、どんな形になる?」と言った問題や「観覧車が右に3回まわるとどの場所に行く」といった問題も自分で考えて推理することができます。自分で考える力がある子は推理することが得意です。さっきはこうやって失敗したけれど次はこうしたら上手く行くのではないか?と自分で考え、推理し最後まで粘り強くやり抜く力も生まれます。

公園や児童館に行く

公園でたくさん遊ぶ事で体力もつきます。ルールを守ってお友達と遊ぶ事も学べます。それから季節の草花や昆虫などの自然に触れる事もできます。

小学校受験の運動テスト、行動観察、季節の草花といったことも学べます。小学校にいってからも学ぶ体育や友達関係、学校のルールや理科にもそのまま通じます。公園や児童館で将来にも通じるたくさんのことが学べます。

いろんな場所に行く

また、小さいうちからいろいろな場所に連れて行くこと。そして1人でレジやお店で注文をさせるようにしていました。人見知りをせず初対面の大人に自分のことを言う最初の一歩です。

さようなら人見知り☜詳しい記事はこちら

自己表現

幼いうちは自分の意見を言葉で上手く表現できない事から泣いたり・手が出ると言った行動が子供に多く見られますが、自分の意見を言うことは将来とても大事です。小さいうちから自分の思っている事を言語化できる習慣がとても大切です。

また、小学校受験で初対面の大人や子どもを相手にも面接や行動観察で自分の意見をしっかりと伝えられる様になります。

褒める

子育てをしているとついつい、できない事にばかり目が行きがちですが、同じ間違えをしたって良いんです。出来ない所より、昨日より上手に出来ていた所やがんばったところを見つけて具体的にそこを褒めて下さい。たったそれだけで今まで出来ていなかった所までが急にできる日が必ずきます。

また、結果ばかりを親が求めたり、結果が出た時ばかり褒めてしまうと結果が出せない自分はダメな子なんだと思ってしまいます。親が結果ではなく努力した過程を褒める事。

また、「いつでも、どんな時でも愛しているよ」と言う事をいつも伝えるようにしましょう。

こうすることで、試験本番にも「私ならできる!」といったいつも以上の力を発揮できる子、受験だけではなく、どんなことにもチャレンジできる強いメンタルの子に育ちます。

合格する子だけが持つ力☜詳しい記事はこちら

自己肯定感

1番大事なのはメンタルトレーニングだと私は思います。小さいうちから、自分の気持ちのコントロールができる。自己肯定感が高い。そんな子は小学校受験当日はもちろん、勉強・運動、試験・試合・将来何をやっても「私なら、できる気がする!」と上手く行くイメージがわいてきます。親の声掛けを変えただけでどんどん勉強をやる気になったりと、メンタルは最強の武器になると思っています。

まとめ

幼少期には非認知能力=【生きる力】がとても大事と言う事がわかりました。

そのために、今すぐ身につけるべきことは

1.想像力

2.記憶力

3.自分で考える力

4.自分の意見を言う力

5.自己肯定感

という事が言えます。将来、突き詰めていくとこの5つが必ず必要な根本的な力と言えます。ここをおろそかにしてしまうと必ずどこかで成績が伸びないと言った壁にぶつかります。

知識や勉強はあとからいくらでもできるけれど、将来飛躍的に学力の伸びる子は、この土台となる器が他の子と違うという事を幼児教室の先生から教えて頂きました。

小手先だけの問題集を解く練習や知識はあとからいくらでもつけることはできますが、本当にできる子は確実にここの本質が他の子とは違っています。

また、何でも頑張れる。本番に実力以上の力を出せる。自己肯定感や最強のメンタルを持った子どもに育てられるのはの親の「褒め方」や「声掛け」にあります。お母さん、お父さん自身が変わればお子さんは必ず変わります。

ぜひ、目先の受験のための勉強ではなく、この先何をするにもがんばれる子に育ててあげたいですね^_^

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