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重ね図形が苦手を得意にする教え方コツやおすすめ問題集!全部教えます! 小学校受験おぺりママブログ 

小学校受験の『重ね図形』が苦手だったおぺりちゃんが得意になった!実際にやった重さ比べのコツや教え方、おすすめの問題集をご紹介します!

この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。

重ね図形ができない理由

1.重ね図形の仕組みを理解していない

まずは、重ね図形の仕組みの理解が必要です。2つの図形を、左から右に動かして重ねる。図形を真ん中で折って重ねる。と言った図形を動かして重ねることの理解が必要です。

2.重ねた図形がどんな形になるのか理解できていない

2つの図形を、左から右に動かして重ねる。その2つの重ねた図形がどんな形になるのか答える事ができません。その理由は重ね図形を解くうえで大事な「重ねた図形の形を推理する」ことができない事が原因です。ここができなければまず重ね図形が得意にになることはできません。

3.図形を真ん中で折って重ねた時に形が(左右、上下)反対になることが理解できていない

このような、2つの図形を真ん中で折って重ねる問題は、重ね図形の仕組み(重なり)に鏡図形(反対)をくわえた複合的な問題が出題されるのも重ね図形の特徴です。

この問題の苦手な子は「重ね図形の仕組み」+「図形の形が【反対になる】」の2つが理解できていないケースが多いです。

また、重ね図形が苦手になる原因として下の様に間違った教え方をしているケースも非常に多いです。

重ね図形の間違った教え方

いきなり問題集を解く

市販されている小学校受験の重ね図形の問題集をお子様にいきなり解かせていませんか?まだ「重ねた図形の形を推理することができない」子にいくら問題集をやらせても『問題文の通りに頭の中で図形を動かす』ことができないので問題集が解けるようにはなりません。

重ね図形のコツ

重ね図形が得意になるには重ねた図形の形を推理する必要があります。そのためには、

1.動かす図形を1つ決める

2.動かす図形をどう重ねるのか(そのままか、反対か)を読み取る

3.2つの図形を頭の中で重ねる

この3つが重ね図形の一番のコツです。

重ね図形の教え方とおすすめの問題集

おぺりちゃんが実際にやった重ね図形の教え方をご紹介します。

ステップ1 重ね図形の仕組みの理解

おすすめ問題集

えしん会 教え方が分かる問題集【重ね図形】基礎

この問題集は、シートが入っていて図形を切って実際に重ねることができます。図形を左から右に動かして重ねる。図形を真ん中で折って重ねる。と言った重ね図形の大前提がわかりました。実際にやってみることですぐに理解できました。図形の問題集ってなんか絵もなくてつまらない印象でなかなかやる気にならなかったおぺりちゃんも挿し絵がカラーで絵が可愛く、おかげで重ね図形の学習に興味をもってくれました。

ステップ2 重ねた形の理解(そのまま編)

2つの図形を、そのまま左から右に動かして重ねる。その2つの重ねた図形がどんな形になるのかを考える練習をしました。

 

1.まず動かす図形、動かさない図形を決める。

2.動かす図形を動かさない図形の上に書き写す。

この2つのポイントをしっかりとおさえて実際に書いて練習することで、2つの図形を重ねるとどんな形になるのかがだんだんとコツをつかめるようになりました!

この問題集には、教え方のページがついています。まず、実際にシートを使って実際に動かすことで、動かす図形、動かさない図形を決める。それから動かさない図形の上に動かす図形を書き写す。=『2つの図形が重なった形』を自分で書けるようになりました。

ステップ3 重ねた形の理解(反対編)

今度は、「重ね図形の仕組み」+「図形の形が【反対になる】」の2つが理解が必要な、2つの図形を真ん中で折って重ねる問題の練習をしました。

この問題のコツは

1.動かす図形を反対にする

2.反対にした図形を動かさない図形の上に書き写す。

この2つがポイントです。

1.動かす図形を反対にする これは子どもにはとっても難しいです。でも、この問題集には、図形を反対に書く時の線の書き始めと終わりの所に目印や線の書き方のヒントが書いてある教え方のページがついています。私がその通りにおぺりちゃんに教えるだけで、『図形を反対に書く』という重ね図形の最大の難所を簡単に理解することができました。

ステップ4 2つの図形を頭の中で重ねる

重ね図形を解くうえで1番大事な「重ねた図形の形を推理する」練習をしました。

おすすめの問題集

この問題集では

1.まずは、自分で観覧車の回転を推理してみる

2.その後で実際に問題集の観覧車を回して確かめる

と言った流れで必ず問題を解くようになっています。

この、間違えても良いから『まず自分で考える』こと=まさに『推理力』です!この問題集の通りに学習を進めていくうちに頭の中で図形を重ねることができるようになりました。最後は重ね図形を解くうえで1番大事な「重ねた図形の形を推理する」力が身に付きました。

ステップ5 基礎の問題集を解く

おすすめの問題集

重ね図形の基礎編の問題集を使って問題を解く練習をしました。ジュニアウォッチャー重ね図形は1.重ね図形の仕組みの理解 2.重ねた形の理解(そのまま編) 3.重ねた形の理解(反対編)の問題が全てのっていてとても良い内容でした。

ステップ6 応用の問題集を解く

おすすめの問題集


今度は、応用編の問題集を解いてより、試験のレベルに近い問題を解きました。さすが大手塾「ばっちりくんドリル」の問題は、有名小学校や模試にもでてくるような内容でしっかりと本番レベルの対策ができておすすめです。

ステップ7 弱点の強化

ステップ6 ばっちりくんドリルで応用の問題を解いた時に間違えた問題は基礎がいまいち理解できていないことが多いです。そんな時にはもう1度基礎の問題集に戻って苦手な所を強化する練習をしました。

おすすめの問題集

ひとりでとっくん かさねずけい
観覧車の中でも特に 重ねた形の理解(上下、右左)反対が苦手な時にはこの問題集がおすすめです。問題がたくさんのっています。
こぐま会のひとりでとっくんは科目がとても細かく細分化されているので、重ね図形の中でも苦手な部分だけの基礎の練習ができます。しっかりとこの問題集で復習に取り組むことで重ね図形が完ぺきになります。

まとめ

小学校受験の重ね図形が苦手な原因には、

いきなり問題集を解くといった「間違った教え方」が考えられます。

重ね図形が得意になるには頭の中で図形を動かす事ができる必要があります。

そのためには、

1.動かす図形を1つ決める
2.動かす図形をどう重ねるのか(そのままか、反対か)を読み取る
3.2つの図形を頭の中で重ねる

この3つが重ね図形の一番のコツです。

重ね図形の教え方とおすすめの問題集は

ステップ1 重ね図形の仕組みの理解

ステップ2 重ねた形の理解(そのまま編)

ステップ3 重ねた形の理解(反対編)

ステップ4 2つの図形を頭の中で重ねる

には「えしん会 教え方が分かる問題集【重ね図形】」がおすすめです。

ステップ5 基礎の問題集を解く

には「ジュニアウォッチャー 重ね図形」

ステップ6 応用の問題集を解く

には「理英会 ばっちりくんドリル 重ね図形 応用編」

ステップ7 弱点の強化

には ひとりでとっくんの「かさねずけい」がおすすめです。

これで苦手な重ね図形が得意科目に変わります。ぜひみなさんもやってみて下さい!

えしん会「教え方が分かる問題集【重ね図形】」を実際に使ってみた感想・口コミ←こちらも併せてお読みください!(^^)!