今日は、小学校受験の毎日のスケジュールについてご紹介します。
この記事を書いている私は受験指導歴7年・私立小学校に通う娘のおぺりちゃん1年生を塾なし!ほぼ自宅学習で合格させたワーママです。こんな私が解説していきます。
おぺりちゃんが実際にやっていたスケジュール
平日(年中~年長)
6時半 | 起床 |
---|---|
8時半
~14時 |
幼稚園 |
14時半 | 習い事 |
16時~
16時半 |
お風呂
お風呂とドライヤー の時間で勉強 (行動・ペーパー)
|
16時半~
18時 |
勉強
(工作・ペーパー) |
18時 | 夕飯 |
19時 | 読書 |
19時半 | ベットに入る |
20時 | 就寝 |
1.最優先は規則正しい生活、寝る時間(最低10時間)の確保に気を付けていました。何よりも大事な成長期! 小学校受験 < 健康 あっての受験です!
2.お風呂やドライヤーのすきま時間30分を使って毎日勉強していました。机に向かって勉強する時間にプラス30分の学習時間を作っていました。
3.寝る前に読書をしていました。このおかげで、長文読解や昔話、面接の受け答えにもとても有利でした。
1日の学習時間
年少~年中
約1時間~
年中~年長
約1時間半~
1日のペーパー枚数
年少~年中
約15枚
年中~年長
約20枚~
私が大事にしていたのは勉強時間よりペーパーの枚数でした。勉強時間は1~1時間半確保していましたが「今日はプリント○○枚がんばろう!」と年齢や難易度に応じて枚数を決めていました。その枚数が終わったら時間になっていなくても自由時間にしていました。おぺりちゃんは真剣に早く終わらせるように毎日がんばって取り組んでいました。なのでおぺりちゃんはほとんど毎日、時間より早く勉強を終わらせて遊んでいました。子どもが自由に遊ぶ時間も大事ですね!
時間割
小学校受験では大きく分けてこの2つの課題が出題されます。
ペーパー
小学校受験の筆記試験・ペーパーテストの学習
行動
面接、工作、行動観察、運動、口頭試問
家庭学習の時間割を作る時は、この2つ両方の勉強をバランスよくできるように考えました。
平日
年齢や時期で細かく時間割は変えていましたが、
こんな感じでペーパーと行動の両方をバランスよく勉強するようにしていました。
約1時間 | 約30分 | |
月 | ペーパー | 口頭試問 |
火 | ペーパー | 面接 |
水 | ペーパー | 工作 |
木 | ペーパー | 行動観察・運動 |
金 | ペーパー | 口頭試問 |
土日
土日は、どちらも1時間程度ペーパーを勉強する程度でした。
小学校受験では願書・面接で「休日の過ごし方」「子育てで大事にしていることは何か?」「子どもと父親との関係」などがよく聞かれます。
〇公園・・・季節・理科・運動テストなどの勉強にもなる
〇農業体験・・・季節・理科の勉強にもなる
〇博物館・科学館・動物園・防災体験施設・・・理科・常識などの勉強にもなる
〇工作・・・好きな物を作って制作・巧緻性の練習
〇料理・・・理科・常識・マナーの勉強にもなる
と言った事を、土日はするようにして、なるべく家族みんなでお出かけや平日には出来ない事をするようにしていました。
勉強時間の上手な作り方
すきま時間の活用
勉強時間の確保は必須です。その中でも私がやっていたのは次の2つです。2つのすき間時間をあわせると『約30分』机に向かって勉強する時間にプラスで勉強時間の確保ができます。
お風呂
お風呂の時間は約20分くらい湯船につかっている時間があります。この時間に行動系(面接・口頭試問)の練習やペーパーでもあまり書かないでできる問題(マナー・季節・しりとり・まちがえさがし・お話の記憶・理科)をよくやっていました。
やり方は簡単です。問題集をコピーしてラミネートするだけ。そうすれば濡れても大丈夫です。それからお風呂用のクレヨンをつかって簡単な迷路などの問題は解くこともできます。
お風呂の時間も楽しくなるし、おぺりちゃんはお風呂だと勉強している感覚がないみたいでしたが20分あるのでペーパーも5枚くらいは解くことができます。「今日はお風呂で何のプリントする?」と自分から言う程、好きです。親としてもお風呂の時間は一緒に入らないといけないので逆にしっかりと学習を見てあげられる良い時間です。
ドライヤー
おぺりちゃんは普段リビングで学習をしているのですが、お風呂から上がって髪を乾かす10分の時間に、リビングのテーブルにペーパーを用意しておいてそのまま勉強する事を習慣にしています。
髪を乾かしている10分はじっとしていないといけないので自然と座る。→暇なので目の前の問題をやってみる。→そのまま勉強モードになる→
と言う流れでそのままペーパーを1時間勉強すると言った流れになります。お風呂に入る事で疲れていても意外と目が覚めるみたいで、頭もスッキリした状態で勉強する事ができます。また、私もすぐ近くにいるので勉強が見られるのも楽です。
この2つは小学生になった今でもおぺりちゃんはやっています。このように、すき間時間を活用した勉強が習慣になっていると、小学生になり、習い事の時間や学校で帰宅が遅くなっても自然と学校の宿題をやる様になります。少しの時間でも有効に勉強時間に活用できると、空いた時間で自分の好きな事ができます。
読書
読書は、小学校受験でも大切です。お話の記憶や昔話にも関連します。また、面接でも「好きな本は何か?」と聞かれる事があります。できるだけ本を読む環境と時間を作って習慣にしてあげましょう。
この習慣は受験だけではなく、小学生になってもおぺりちゃんは続けていて、今では年間700冊近くの本を読むほどの大の読書好きです。本で得た知識は勉強やいろいろなことに興味を持つきっかけにつながっています。とても良かったなと思っています。
まとめ
小学校受験では、ペーパーの筆記試験だけではなく、行動(面接・行動観察・口頭試問・運動・工作)や願書もとても大切です。
ペーパーだけをがんばって勉強しても合格できません。全てがバランスよくできるように、自宅学習の計画を立てることがとても大切です。
また、小学校受験 < 健康 です。
今の時期はお子様の大事な体を作り、成長する大事な時期です。睡眠を減らしてまで受験勉強して不健康になったり、成長の妨げになるのではなく、しっかりと睡眠時間も確保できるようにすきま時間も活用しながら毎日のスケジュールを心がけましょう。
志望校の難易度や年少、年中、年長どこから受験勉強を始めるかによって、時間・プリントの枚数を調整して学習して下さい。
皆さんも、お子様ひとりひとりにあった毎日のスケジュールを作ってみましょう!
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